本日は、専有道場からのスタート。蒸し暑い日中に、皆が集まります。
今日は4月入門のМちゃんと5月入門のSさんの入門式を行いました。相変わらず、雑な段取りで何とか乗り切ろうとしていましたが、記録用のデジカメを充電はして来たのにSDカードを忘れてしまい、スタートから躓きます(泣)。司会進行を副道院長のNさん・スマートフォンでの撮影を、中2初段のH君に御願いしてスタート。予習はしていないものの、式次第に従いそこそこ順調に進めます。導師法話も、定番の「5つの約束」を入門者だけでなく「先輩」達に対してもアレンジして伝えます。
自己紹介では、「好きな音楽」も交えてやって貰いましたが、それぞれの人となりが伺える貴重な時間です。今回の主役のМちゃんは、土曜日は13時から英会話・16時からスイミングと、これまであまりいなかった「平日のみ」の参座の人。ほぼ土曜日しか参座しない副道院長のNさんとは、実は今日が初対面だそうです。昨年・一昨年と高学年率が高く休眠者が続きましたが、何故かあまり悲壮感を抱かなかったのですが、2月から体験に来て、4月に入門したМちゃんと、4月から突如体験入門し、5月に入門された57歳のSさんの様に、これまで刈谷北道院にいなかった「女の子」や「社会人」の門信徒が誕生し、今また体験入門中の「親子」が居たりと、よい流れが出来ています。やはり、どれだけ状況が悪かろうと、諦めずに活動を続ける大切さを感じますし、その流れを作ったのが、2月のМちゃんの最初の体験日に「女の子の後輩が欲しいなぁ」と張り切って先輩としての姿を見せ、Мちゃんのやる気を引き出したRちゃんの存在であり、そんな人が多く育つ空間にしたいものです。
場を変えて、易筋行を。私は家までデジカメのSDカードを取りに行きましたが、基本演練を御願いした中2初段のH君が、その間クーラーを点けない状態で基本演練を進めていたそうで、「100円渡しとくべきだったなぁ」と、ここでも段取りの悪さが出て迷惑を掛けてしまいました。
早々にH君とNさんには、8月の「泉田町盆踊り大会」での演武披露の構成作りに入って貰い、今日は中1四級のA君と小5五級のA君が休んだので、残るメンバーで団体演練を進めて貰いました。団体演練はほぼほぼ基本の突き蹴り受けの組み合わせなので、身体操作を練り上げるには持って来いです。ただ、振身をする際の「軸の意識」等は、手足を動かしているだけではなかなか身に付かないし、イメージするのも簡単では無いのかも知れません。Sさんも常に腰が痛そうな様子ですが、それでも末端の力みが取れないのもよろしくないですね。少ない回数でも、より丁寧により高い水準で繰り返せる様に意識して頂いた方が、技術レベルも挙がりやすいでしょうし、身体の負担も軽く済むのではないかと思いますが。
易筋行終盤には、NさんとH君の演武も6構成決まった様で、そこそこ難しそうな事にチャレンジしていそうです。私もSさんとの演武、そして転籍・復帰予定のSさんとの演武もやろうと考えていますので、その2つをこなせる様に体調を整えておかないといけませんね。そろそろ切り上げる時間かなと思っている頃に、発表を観に保護者の方がホールにいらっしゃいましたが、数年前の公民館長さんで来年は地区長を務められる予定のTさんが何度かホールを覗かれていました。「何かあったのかな?」と思っていたのですが、締めの気合い出し後に小4七級のA君のお父さんから、「道院長、スイカを頂きました」の言葉が。玄関に2つのスイカが有り、Tさんが「子供達と食べたら。スイカ割りの棒もあるし」と仰ってましたので、これはただ食べるだけでなく、スイカ割りもやらなきゃいけないですね。「どれくらい、もちます?」とTさんに伺うと、「1週間はもつ!」と力強く仰ってましたので、「来週土曜日に頂きますので、それまで市民館の冷蔵庫で冷やしておいて良いですか?」と許可を頂き、ついでに2週間後の「強化合宿2024」の時の、備品の据え置きや冷蔵庫での飲み物の冷やしの許可も頂いておきました。地区の役員さん達からも例年心尽くしを頂いていますので、ただ続けて終わりではなく、より多くの人のとって有益な空間を創っていきたいと思います。