7月27日(土)・28日(日)、「強化合宿2024」開催。

7月27日(土)の昼から翌28日(日)の昼に掛けて、泉田市民館と刈谷市北部に在る「洲原ロッジ」を活用して、「強化合宿2024」を開催しました。

暑~い夏にもダラケる事無く、技術面と行動面の課題を克服する時間にしようと、振り返ると2016年から行っているこの催し。昨年度からの入れ替わりで半数が初参加と成りましたが、現状の刈谷北道院の全員が何らかの形で参加出来る良い流れです。が、注文しておいた初日夕食のバーベキュー用の肉を受け取りに出ている最中に、現在体験入門期間中のSさんから、不都合で参加出来なくなった旨の連絡が。「縁が無いねぇ」と若干寂しい気持ちに成りましたが、息子のH君のみの参加と奥さんと長女のМちゃんはバーベキューに参加させたいとの希望を御伝え頂きましたので、「どうぞどうぞ!」とダチョウ俱楽部ばりに快諾です。

鎮魂行からスタートし、全員で自己紹介。易筋行では、「泉田町盆踊り大会」での団体演練の内容を全員で行い、その動きに関連した当身をキックミットを使用して確認する時間を取りました。「これ、Sさんの為の練習だったのに、惜しいねぇ」と残念ですが、また同様の機会を作るとしましょう。

後半は演武練習を中心に。私自身は2人のSさんと2つの演武を練習する予定でしたが、白帯のSさんとの演武に集中です。自分の姿勢や身体の動かし方を意識する事が、あまり得意では無いSさん。単純に6つの法形をひたすら私が「やられ役」に成る構成にしましたが、と言って簡単に出来るものではない様で。そもそも武道や舞踊でも嗜んでいなければ、自分の身体の動かし方なんて考える事も無いでしょうし、実は自分自身の事を理解してもいないし、制御出来てもいない事に気付く事も無いでしょう。腰が痛い中でも、汗をかくほど頑張っていらっしゃるSさんですので、有意義な取り組みにして頂きたいものです。

初日の易筋行を終え、洲原ロッジへの移動を開始します。若干で遅れていて、火起こし等の時間が押すかなと心配していたのですが、私自身が着替えを入れたバッグを市民館に置き忘れて、余分に1往復する大失態。「何たるこっちゃ~!」と半泣きでしたが、副道院長のNさんに丸投げして、「乾杯の練習」から始めて貰いました。

遅れて場に加わり、乾杯の本番に。「この状態で偉そうな事を言ってもカッコ付かないなぁ」とは思いましたが、保護者の皆さんにより積極的な道院運営や行事への関わりを御願いし、乾杯を。その効果も有ってと言う訳でも無いでしょうが、皆さんがお互い声を掛け合い、良い親睦の場と成っていた気がします。

予め小4白帯のМちゃんや小3白帯のRちゃんに、「あなた達より年下の女の子も来てくれるから、声を掛けてあげてね」と御願いしておいたのですが、これまであまり無かった女の子グループの良い雰囲気が出来ていました。また休眠したOB・OGにも多く参加を誘いましたが、昨年度で休眠した中1のA君が長野土産を持参し出席してくれて、旧交を温めていました。そのA君を副道院長のNさんに紹介して頂いたのも含めて、昨年と同様に小学生に家族を紹介して貰う時間も取りましたが、全員が昨年よりも積極的に且つしっかりとした紹介をしていた事が印象的です。

2日目は、朝食作りとバーベキュー場の清掃からスタート。が、前日の夜に私の寝ている部屋の隣りの部屋で3時ぐらいまでゲームで遊んでいたであろう3人が、中2初段のH君に声を掛けられても起きずに爆睡。私に起こされてバーベキュー場に赴いても、遅れた分を取り返そうともしない中1四級のA君と小6白帯のK君に、朝1から「説教」です。食事中にも居眠りしているA君や箸が進まないK君とは違い、同じく「寝坊」した小5五級のA君は2人よりおかずを食べ、片付けも率先して動いていたところにちょっとした「変化の兆し」を感じます。

泉田市民館に移動して修練は、鎮魂行~受身~巻小手~剛法運用法と進行。小5五級のA君は最後まで積極性を維持出来ていましたし、相変わらずの理解度の低さだった小4七級のA君も、修練への意欲はいつもより高かった様な気がします。女の子2人はいつも通り元気でしたし、技術面でも向上している部分がいくらか見受けられました。

最後は、残った食材や飲み物をじゃんけんによる「分配」をして解散。帰る参加者や迎えにみえた保護者の方の表情にも、何処かしらプラスの空気を感じさせるものがあり、今後のより積極的な取り組みに繋がる「きっかけ」に成ってくれる事を期待させる時間・空間に成りました。

 

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