本日は、泉田会館での修練。涼しさを増した「秋の午後」に鍛錬に励みます。
すっかり忘れてましたが、明日が国政選挙と言う事で投票所になる泉田市民館は前日から入室禁止で、3週間ほど前に公民館主事さんから泉田会館への変更を依頼されていました。かつては市民館が使用出来ない時は、専有道場での道院修練にして、15時から刈谷市体育館の柔道場での易筋行と言うパターンでしのいでいましたが、泉田会館が出来て両方の施設の鍵を渡して頂ける様になり、実に活動しやすくなりました。その分、地域に貢献する活動にしないといけませんね。
今日も体調不良や部活動、運動会等で、スタートは私とSさんH君親子の3人でスタート。後から参座してくれるであろう顔触れと時間帯も頭に入れながら、まったりと進めます。それぞれに「何かやりたい練習をリクエストして下さい」と2つずつ聞き、それも組み込み。また「打払受」を集中して行い、「天地拳第一系・単演」等に活かします。10月入門のH君も、あまり自分の身体の状態を意識して動く事が得意では無さそうですが、元気良くやってくれるところは良いですね。
今週の修練では、平日も含めて学科・法話で「あうん」や連盟の会報を使用しています。なかなか読まれないであろう会報を少しでも活用しようと、月1回の道院修練時に使用していましたが、土曜日に参座しない人も増えて来ましたので、月1回は週単位で活用しようと思い付きました。グループLINEで持参の連絡を回していたのですが、持って来なかった人の方が多かった事が残念ですが、何となくこんなペースで行けるかなと言う感じもつかめました。
早めのタイミングで始めた鎮魂行では、小1白帯のH君が実に良い唱和をしています。文言の意味も解ってはいないでしょうが、ほぼ同じ様な発声をしていますし、打棒を打った時の気合いも良い響きをしています。なかなか技術的な進歩に時間が掛かりそうなH君ですが、何かしら少しずつにでも「出来る事」を増やしていって欲しいものです。
自由練習に入る頃に、「足の指にヒビが入った」と言って暫く休んでいた小4七級のA君が到着。今日もまだ痛むそうで見学との事でしたが、H君の相手をして貰うと普通にやっています。「サボり癖をつけるなよ^」と思いますが、3つ年下のH君と同じ波長で遊んでいる様子を観ると「これがこの子のペースかな」とも思います。ただ世の中のペースはもっと早いでしょうから、こちらも最低限何か一つでも進歩して帰る様に取り組んで欲しいものです。
16時前にK君・Rちゃん兄妹が到着しましたが、今日は珍しくいつも仕事で忙しいお父さんが、「今日休みだったので、様子を観させて貰って良いですか?」と来て下さいました。後々思えば、A君も含めて今日は小学校の運動会だったかと思い出しましたが、運動会明けに参座してくれる事も有り難いですし、少林寺拳法に取り組んでいる姿お父さんにを観て貰いたいと思って貰える事も嬉しい事です。今日は「会報体験」として、連盟の会報に載っていた技術部分の皆でやりました。と言って、五段科目をそのままやるのも難しいでしょうから、「コの字」の法形の腕の極め方の形を体験するだけにしましたが、少しでも技術的な興味を持って貰えたら良いですね。
NさんとSさんは、襟や袖を持つ「コの字」やS字の法形を復習し、また「丁字捕」の手前の「手首捕」もやりましたが、そんな光景も含めて小1時間修練の様子を観て下さっていたA君とK君・Rちゃんのお父さん達には、我が子の姿はどう映ったでしょうか。満足のいく成長では無いかも知れませんが、少しずつでも自分を変化させる意欲は沸かせて欲しいもの。そんな気持ちを盛り上げる意味も含めて、今日は「打払受」で気合い出しをして修練を締めくくりました。