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Shorinji Kempo

11月27日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。日差しは暖かいものの、冷たい風が吹く中で、鍛錬に励みます。

先週から、足首のケガで松葉杖を突いている小5白帯のH君。今週は、ギプスは外せたものの、まだ痛みが残ると言う事で、見学中心の状態ながら参座してくれいています。若い内に「捻挫癖」を付けると良くないので無理は禁物ですが、「怪我で動けないなら休みます」と成らない点は嬉しいところです。杖を突いた状態では作務もままなりませんが、「僕は何をしたら良いですか?」と聞くので、「自分の出来る事を探してみ」と伝えると、座布団を出す事をしようとします。他の面々にとっても、「怪我をした仲間を支える」良い経験に成ると思いますが、H君にとっても「自分でやる気になる」を練習する期間として活用して貰えればと思いますね。

因みに、明日は泉田市民館で「泉田町文化展」開催されるので、前日準備の為に市民館が使用出来ないので、泉田会館での修練に成ったのですが、コロナウイルスの感染状況も徐々に回復して、地域行事も活性化しそうです。ただ、例年1月に行われる「芸能音楽発表会」は、無観客・出演者限定での開催と成り、今年は演武披露は出来なくなりました。その代替案に、1月の土曜日の修練時間中に、保護者の方に集まって頂いて「成果発表会」的な行事をやりたいなと予定中です。怪我をしたH君には、その「成果発表会」で組演武をやって貰おうと考えていますし、再来週の道院修練での入門式では、入門式表白文を奉読して貰う予定で練習して貰っていますので、早く怪我を治して貰いたいものです。

今日の修練終了後に、安城市の道院に御邪魔して、昇級試験の審査をして頂くのですが、少年八級を受験するR君と一般三級を受験するI君共に、ボチボチの仕上がり具合い。中学校の定期テストで2週間程休んでいたI君も、思ってた程覚えた事が抜けていなかったので、本番ではしっかりとした取り組みをして欲しいところです。また前回、A君の相手として試験の場に臨む経験をし、自分の努力不足を認識したR君も、徐々にテンションとレベルを挙げて来ました。また事前提出の学科宿題も再提出と成り、1回目に「ダメ出し」をされた「入門した頃の気持ちと今の気持ち」も、実に読み応えの有る文章に仕上げて来てくれましたので、このまま夜の実技審査も、今後に繋がる取り組みにして貰いたいですね。

自由練習では、私は一般三級の確認に当たり、他の面々はNさんにお任せで。小4コンビのY君とA君に、「刈谷北道院の小中学生のナンバー3とナンバー4なんだから、Nさんをしっかりサポートして」と伝えましたが、後ろから試験組の確認をしつつ眺めた姿は、実に心許無いもの。ただ小学生の意識や集中力なんてそんなものでしょう。その中でも、「先輩らしさ」を出そうと意識している瞬間も、時折みられますので、その辺りを伸ばせる様にしたいものです。

自由練習も終盤に入り、Nさんの苦戦ぶりも相当なものでしたが、その中でも体験入門中の小1男子М君が、今日は「拗ねモード」であまり真剣に取り組んでいる様には見えません。今日、道衣サイズを確認する予定でしたが、「このままだったら、その必要は無さそうだなぁ」とくすぐりますが、なかなか意欲は高まりません。締めの気合い出しの前に、М君に「来週の土曜日に、あなたのお父さんに来て貰って、手続きの説明をするはずだったけど、それも止めとくか。やる気が無いなら、入門せんで良いぞ」と伝えると、涙目になって首を横に振ります。「やる気が有るって言うなら、もっとしっかりやれよ!」とМ君に伝え、他の面々には「先輩がタラタラやってるのを見て、後輩がしっかりやるか?後輩がダラけたら、自分の責任だと思うぐらいの、取り組みをする様に」と伝えました。

最後の気合い出しは、М君も含めてしっかりやれましたので、雰囲気的には良い感じで締めくくれたと思います。様々な紆余曲折が有るでしょうが、皆で協力して、仲間と共に成長・進歩出来る人が育つ空間を構築していきたいものです。

11月20日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暖かな日差しと暑いくらいの空気の中、鍛錬に励みます。

今日は、事前に連絡を頂いた欠席者が多数いる上、いつも早めに到着して作務から頑張ってくれている、小5白帯のH君のお父さんから、午前中にH君が松葉杖を突いているいる画像が送られて来ました。「骨折か~?」と心配しましたが、そうではなさそうで。暫く休むのかなと思ったら、学科・法話と鎮魂行には参加したいとの事。「いや~、大したもんだ!」と思いつつ、H君が怪我をしている期間に、他の面々が他者の支えを経験を積む良い機会だなと、発想が膨らみます。

参座者が少ないので、今日は作務の割り当てが多そうだなと掃除機を掛けていると、一番乗りは先週体験に来てくれて火曜日にも参座して11月・12月を体験入門期間とした小3男子のH君でした。次の到着が、同じく体験入門中の小1男子M君。怪我をしたH君に掃除機の掛け方を教えて貰っていたM君に、「H君に、掃除機の掛け方を教えてあげてよ」と御願いすると、全く嫌がらずにH君に教えてくれていました。最近気合いが随分大きくなって来たM君。その後の受身の練習中にも、「教える?」とH君に教えに行きたそうな素振りを見せたりと、意外な大物ぶりを見せてくれます。

今日は、中1緑帯のI君がテスト週刊で休みだったので、昇級試験とは違った内容をしようと想定していたのですが、Nさんも休まれたので、H君やM君でもやれる内容に少々下げて進行。自由練習での空乱に繋げられる様に、「内受突」に繋がる動きから反復します。やや大人しめながら、運動も能力も聞く姿勢も備わっているH君は、なかなか良い取り組みを見せてくれていました。

法形演練中に、お父さんに連れられたH君が松葉杖を突いて到着しました。2人揃って今日が誕生日の小4コンビY君とA君に、H君の世話を御願いし、易筋行を見学して貰います。暫く続けて、学科・法話の時間では、まず自己紹介から。全員で名前や学校を述べて貰いましたが、体験入門中のH君も大きな声で自己紹介してくれました。その後の法話では、普段「当たり前」と思っている健康や、身の回りにある全ての事柄が、実は当たり前では無く、「有り難い事」なのだと言う事と、その時その時に、自分の出来る精一杯の取り組みをする事を説きました。足を怪我して突きも蹴りも出来ないH君が、学科・法話や鎮魂行だけでもと参座してくれた様に、万全では無い状態・状況に身を置いた時でも、諦めずにその状況での「全力」を尽くす事が出来る様になる為の「修行」だと、皆が思って取り組んでくれると良いのですが。

鎮魂行を終えて帰宅するH君親子を、Y君・A君に見送らせ、自由練習に。前半は、座布団を敷いての受身の練習を。後半に「逆小手もどき」に行きたかったのですが、時間的に厳しそうでしたので、3つにグループ分けして、緑帯組は「天地拳第一系・相対」と「義和拳第一系・相対」を。白帯組は、「上受突(表)」と「小手抜」を。体験組と黄帯のA君は、正対構からの「内受突」にしました。それぞれの組み合わせで、そこそこ向上しましたし、体験入門者2人の相手を張り切ってしているA君の姿も印象的です。残り10分で、体験組はレの字足での「内受突」に進み、3連攻の動きを反復した後、間合いを開けての空乱を。緑帯組は、「巻抜」の攻撃として、天秤を取って投げる動きをやってみました。原理を良く理解しているH君との組み合わせで、投げ技を楽しんだY君に、「次は、あなたが後輩の良い練習相手に成ってよ」と伝えます。最後の気合い出しも含めて、少ない参座数ながら、良い雰囲気で修練を構築出来ましたので、お互いの事を考えながら鍛錬に励める人間関係を、今後も作って行きたいと思います。

11月13日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。風は冷たいものの、暖かな陽気に恵まれた中、皆が集まります。

今日も皆の集まりが良く、また私自身の行動も早め早めで進めたので、専有道場の作務も順調に進みます。そのお陰で、鎮魂行の前の時間に、月末に少年八級を受験するR君の提出してくれた宿題のノートを基に、他の面々に宿題提出の際の注意点を伝える事も出来ました。鎮魂行でも、小さい声しか出せない中で、皆集中して文言を唱和していた様に思いますし、その後も学科・法話の前の休憩中に、「開祖と達磨って、どっちが強かったんですか?」と質問が出たり、教えの部分にも興味と関心を抱く面々がいる事も嬉しい事です。

「あ・うん」を使用しての学科・法話では、回し読みをする前に様々なページを示してエピソードを交えながら、開祖の言葉として「誰かがやらなきゃいけない事なら、よし!自分がやるぞ!と思える人間に成れよ」との言葉を伝えました。それぞれの性格や、他の人との関係性もありますが、割りと「良い自分を造りたい」と言う意欲の強い人が多い今の門信徒達。上手く育てて行かないといけませんね。

場を変えて、易筋行を。今日は、10月入門の小3男子E君の同級生の保護者の方から、見学・体験を希望される連絡を頂いており、私達が到着した頃にはもう駐車場で待たれていました。御両親揃っていらっしゃったので、そのまま中に招き入れて見学者名簿に記入をして頂いたのですが、その間に小2黄帯のA君が、和室から座布団を持って来て「どうぞ」と渡してくれたりと、皆の行動の在り方に、御両親からも好意的な驚きが見て取れました。

体験参加してくれたH君は、サッカー・水泳・陸上をやっているそうで、大人し目な雰囲気ながら運動は得意な様子。Nさんに、I君の一般三級受験に向けてのH君との確認をお任せして、体験者用のメニューの逆突・逆蹴を繰り返します。集中力もあり、身体を動かす事も上手なH君は、少しづつ内容やアドバイスを加えて行っても、然程苦戦せずこなしていきます。キックミットを使用の当身や、蟹足を練習した後の、間合いを開けての転身蹴と内容を進めて行きますが、本人のテンションは挙がらないものの、徐々にレベルを挙げて行ってくれました。

後ろのスペースの昇級準備組もチラチラ見ながら、ちょこちょこアドバイスを挟みますが、私が言おうとした事をNさんが先に伝えていたりと、Nさんの存在の有り難さを実感します。体験メニュー組はちょっと硬い内容が続いたので、保護者の方の目も気にして、若干の「遊び」のメニューも。それでも、走るメニューやじゃんけんを左右の手を入れ替えて繰り返す等、自分達も運動が好きそうな御両親である事も考慮して、身体操作の開発をしている事が伝わりそうな内容にしました。H君もどれもそつなくこなし、少年部指導員の先生から教わった、体幹を鍛える為のメニューを行ったら、一番姿勢をしっかり保っていました。

終了前に全員で気合い出しを行いましたが、12月入門を予定しているM君も、随分しっかりした気合いを出せる様になりましたし、もう終わろうとしたら「大車輪やりたい」と言い出しましたので、一人で左右やって見せて貰いました。その後H君に、「出来る?ちょっとやってみて」と御願いすると、臆せずやって見せてくれました。今回の体験で本人が「少林寺拳法をやりたい!」と思ったかは判りませんが、やる気のある人が集まる・育つ空間を、少しでも創り上げて行きたいものです。

 

11月6日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。夜半からの雨で暑さも抑えられ、穏やかな陽気の有り難さを感じる中、鍛錬に励みます。

「5分前行動」を推奨する中、徐々に皆の集まり方も早く成って来ました。今日は車をお父さんが使っていると言う事で、小4白帯のWちゃんがお母さんと一緒に私より早く自転車で到着していましたし、体験入門継続中のM君も13時に間に合う様になりました。また水筒を忘れた小4白帯のA君は自ら自転車で・大府市在住の小5白帯H君は、お父さんが一旦家まで取りに帰って、作務の最中に戻って来られる程の時間的余裕も生まれます。ある意味では「護身術」の根幹にも通じる、事前の心構えを整えて精神的なゆとりを備える事が、修練に赴く時点で整って来ている様な気がします。

半分意識から抜けていたのですが、今日は12月まで開催している毎月第一土曜日の「少林寺拳法体験会」の日。事前の申し込みは無かったのですが、7・8月の「夏休み武道体験会」にM君と一緒に参加していた小2女子のHちゃんと年長男子のS君姉弟が参加してくれました。午前中も泉田子供会の卓球教室に参加していた様で、2人とも来た時点で眠そうでしたが、少しでも楽しんで貰おうとメニューを多少入れ替えます。ただ、土曜日の久々の参座を事前に連絡して頂いていた小4白帯Y君と、法形の動きを理解する事が得意では無い小4白帯A君に、「上受突(表)」の「差替入身」を伝えようと予定していましたので、М君やHちゃん・S君には少し難しいですが、開足中段構からの上受、上受突、、レの字での上受突、移動稽古の中での差し替えての上受突と、徐々に進化させて行きました。HちゃんやS君にこれらを全てこなす事を望むべくもないですが、こちらも久々の参座に成るNさんの援けを得て、何とか道衣組の反復・習熟を進めて行きます。

学科・法話の時間では、「拳士の心得」の一つである作務の部分を。年長のS君には読む事も難しいですが、隣りで読本を見せてくれていた小2黄帯のA君に一緒に読んで貰うと、何とかこなせました。初の昇級試験合格後、体験入門のМ君を相手に練習する事が、随分と「お気に入り」になったA君。「算数は天才だけど、国語は苦手」と言うだけに、読本の音読も意欲的ではありませんでしたが、随分年下の相手が上手に成りました。また大きな声を発する事が得意ではないМ君も、一緒に読んで貰うと徐々に大きな声で読める様になりましたので、低学年にはまずはこのやり方で良いのかなと、幅を付けるヒントに成りました。

学科・法話終了後は、10分程「鬼ごっこ」の時間を。体験参加のHちゃん・S君の為のメニューですが、他の道衣組の人達も明らか~に通常の易筋行よりもノリノリなのが、若干悩ましいところ(笑)。ただ、差替入身をしての上受突に苦戦して、テンションを下げているA君やY君には、良い気分転換にもなったでしょう。キックミットを使用しての当身から鎮魂行を終えて、お菓子を受け取って帰宅したHちゃんとS君。「入門していない人達も含めた地域貢献」として、実に貴重な存在ですから、今後も気の向いた時には参加してくれると有難いですね。

自由練習では受身・法形演練・防具を着けての運用法を告知しましたが、なかなかそこまでは望めないだろうと受身からスタート。今日は「前受身」の為の身体慣らしを伝えたかったのですが、これまであまり練習に身の入らなかったМ君が、「やり方が判らない」と聞きに来ましたので、「横転からの起き上がり」から伝えますが、ひたすら繰り返し「出来た!」と見せに来ます。意識するポイントを伝えながら、これまであまり細かく言って来なかった、構え方や気合について伝えて行くと、そちらも意識して反復する様になりました。最終的には大車輪を左右共にそこそこ出来る様になり、上手く出来ずに遊んでいたA君やY君達に見せると、驚きの表情を見せていました。

自由練習後半では、Nさんと緑帯組で「天地拳第三系・単演」と「天地拳第一系・相対」を。白帯組は「上受突(表)」を始めましたが、М君には難しそうでしたので、A君と一緒に正対構からの「上受突(裏)」をやって貰いました。上手く出来ない事が判っていても、ふざけたり集中を欠く事が多いY君とA君には、叱咤しながらも徐々に動きのレベルを挙げて伝えて行きます。また、しっかり取り組めているH君やWちゃんには、細かいポイントを伝えて行きます。特に、順突の動きで後ろ足から先に開いてしまうWちゃんには、膝を締めて前の腰から押し出す事を伝え、逆に後ろ足を開く裁きの応用として、H君相手に「上受投」を掛けると、クルンと回されたH君が「うわ~、楽しい!」と喜び、Wちゃんは「ウチも掛けて欲しい!」と羨ましがります。技術のポイントも大事ですし、その根幹となる「技術を楽しむ」感覚も、少しずつでも育んで欲しいものです。

「そろそろ易筋行を締めようか」と思ってたところにA君とМ君が来て、「見て下さい」と技術のチェックを御願いに来ました。今日のМ君の取り組み方の良さに驚きますし、その相手をしているA君の意欲の高さにも、これまでには無いノリの良さを感じます。「今日も、時間をオーバーしちゃうなぁ」と思いましたが、2人の頑張りを確認し、全員の出来栄えを見て易筋行を終了。2人は座布団を用意して大車輪をやりたがってましたが、そのまま作務に入ります。作務の途中でМ君のお姉ちゃんが御迎えに来てくれましたので、暫し待って貰い、「いいですいいです」と遠慮するお姉ちゃんにもお菓子を受け取って貰い、見送ります。30分後に、タオルとデジカメを市民館に忘れて戻って来た時に、夜間からの会議の為にホールで準備をされていた地区の役員さんから、М君の水筒と靴下を受け取り、100m離れた家のお店まで届けに行きましたが、自転車で参座したWちゃんの御迎えにお父さんが自転車で来て下さった様に、どの御家庭でも家族行事ぐるみで修行への取り組みを支えて下さっていますので、少しでもプラスに成る何かを掴み取って貰える様に、「より良い修行の空間」を創り出していきたいものです。

10月30日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。汗ばむ程の陽気の中、鍛錬に励みます。

明日が選挙投票日と言う事もあり、泉田地区の投票所に成っている泉田市民館は、前日から使用・入館が出来ません。以前は、専有道場~刈谷市体育館と言うパターンで対応していましたが、今は地区の役員さんから、優先的に泉田会館を都合して頂けますので、有り難い事です。また、参座してくれている小中学生達も、土曜日の昼間はのんびり過ごしたい時間帯でしょう。保護者の方も、家族行事を入れたい日和である事を考えれば、人が集う事自体を「当たり前」と思わない様に、自戒しなければいけませんね。

今日は泉田会館と言う事もあり、開始前の作務も短めで終わります。なので、定刻から「ウォーミングアップを、止めずにしっかり通してみよう」と言って始めましたが、予定していた25分よりかなり短い15分で終わってしまいました、これに準備運動や走るメニューを含めて25分だったと、やってみて思い出しましたが、そんな事を忘れてしまうくらい、通してやってなかったんだという事実に少し驚きです。

基本演練の途中に、体験入門中の小1M君が到着。開足中段構からの突き蹴り受けのバリエーションを付けると、何をやっているか解らなくなって動きが止まります。小休憩中に、M君に「今日で体験入門も終わりだけど、正式に入門したい?」と聞くと、「入門したい」と言います。「今のままじゃ、たぶんあなたのお父さんは入門させようとは思わないよ。本気でやりたいなら、もっとしっかりやろうか」と伝えると、「え~」と言う表情をしますが、その中にもやる気の様なものにスイッチが入る雰囲気は感じます。体験入門期間をもう一月伸ばして、「助走」を付けておこうと思います。

基本演練では、単撃での動きを組み合わせ、連撃に進化させる構成を反復してみました。ひとつひとつの動きを丹念に積み上げて行きながら、次の動きを視野に入れて反復出来れば、進歩も早い様な気がします。最近の新入門の人達を見ていても、やはり身体操作や自分の動きを客観的に捉える感覚が、あまり養われてはいないのだなと感じます。動きを分解して単純化しても結局は同じ事に成りますが、少しでも伝わり易い方策を模索していきたいものです。

その間、体験入門中のM君の相手は、先日少年八級に合格したA君にして貰いました。普段、あまり真剣に取り組んでいるとは言えないA君ですが、「後輩」の相手と成ると、意識が少し変わります。と言って、どれだけA君が熱を入れようが、M君がしっかり取り組みレベルを挙げる訳ではありませんが。ただ、その練習を終え、「いや~、大変だったな」と言うA君に、「よく頑張ってたねぇ。しっかりやらない人の相手は大変だろ。でも、普段のあなたはあんな感じだろ」と言うと、A君の表情にも新たな意識の様なものが備わっていました。

鎮魂行後の自由練習では、組み合わせと内容を数回入れ替えて、バリエーションを付けてみました。11月に一般三級を受験する予定の中1から体験入門中の小1までを、同じ空間で上手く取りまとめるのも簡単ではないですし、1年経っても「天地拳第一系・単演」が覚えられない人もいる中で、内容や組み合わせでも工夫が要りますが、万全な内容ではないにしろ、「一緒に身体を動かし、お互いの成長・進歩を目指す」と言う事だけは、必須としていきたいところです。

修練終了後、御迎えの来ないM君を、車に乗せ一緒に帰りました。徒歩5分・車で1分の帰り道がてらですが、「あなたがもっと真剣にやってくれたら、お父さん達が忙しい時は、僕が送りや迎えをやっても、全然問題無いんだけどねぇ」と言うと、普段無口なM君が、「この前の火曜日は、宿題が終わらなくて、やったら疲れて寝ちゃったの」と、教えてくれました。「やろう!」として、出来るレベルにはそれぞれ違いが有る様ですので、試験や資格と言う部分では厳正にしながらも、それぞれの取り組みは尊重出来る在り方を心掛けていきたいものです。

10月23日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。冷たい風は吹くものの、穏やかな陽気に恵まれた中、鍛錬に励みます。

今日は運動会が開催されている小学校が2校在り、参座数も少なめ。それでもこの人数が来てくれるのかと、有り難く感じます。また昨年は開催出来なかった学校行事が、徐々にやる方向で進められている事に、社会の空気の変化を感じます。「新型感染症は3年は影響が残る」と言われていますので、来年度ぐらいまでまだあれこれ左右されそうですが、どんな状況であれ、「鍛錬に励む」習慣を心掛ける事で、「生きる強さ」に通じるエネルギーや法則を見出して行く事こそが、「修行」の意義でしょう。「型」やそこに通じる基本の身体操作を伝える中で、日常に活かせる何かを伝えていきたいものです。

今日は高学年率が高かったので、普段疎かになっているウォーミングアップ・メニューを極力じっくりと。多少割愛しながらも、それでも結構時間をオーバーしていたので、4月入門の面々にはなかなか伝えられていなかった事を実感します。雰囲気を和らげたり、解り易く嚙み砕いて説明していくと、雰囲気や良くなるものの水準は下がる傾向が出て来てしまいますが、何処かでそこを補う瞬間を入れ込んでいく工夫が必要になるのでしょう。なかなかに難しいものです。

今日も事前に予定していた修練メニューを中心に、易筋行を進めます。11月に少年八級受験を予定している小3白帯R君の為に、正対構からの「内受突」、「上受突」に通じる動きと、一般三級受験を予定していながらも、「足刀蹴」が苦手な中1I君の為にも、皆に相対での廻蹴と足刀蹴の足の挙げ方の練習方法を伝えます。皆、徐々にながらレベルを挙げているのを感じますし、人数が少ないと上手く出来ない人のサポートをしやすいのも事実。この辺りのジレンマは、常に付きまとう問題ではあります。

学科・法話の時間に入る直前に、火曜日も休み今日も来ていなかった、体験入門中の小1男子M君が、息を切らせて入って来ました。参座しても、然程真剣に取り組むでもないM君ですが、「宿題が終わらなかった」と急いで来る様子を観ると、「やっぱりやりたいのかな」と、少しでもM君が取り組める内容を増やします。が、通常の内容に近付けて行くと、徐々にやらなくなって来ますので、はてさてどうしようと思案のしどころです。「小学1年生なんて、こんなものだろう」とも思いますし、一緒に遊んでいる小学4年生でも、実は中身は似た様なものと言う現実を考えると、M君の様な取り組みの人が、上手く馴染める様な在り方も必要ではあるでしょう。

自由練習の時間では、先週予告しておいた通り、ランダムな組み合わせで、組んだ相手と自分達でやる内容を決める、リアルな「自由練習」を試行してみました。やる前に意識するべき事を座って説明し、緑帯と白帯の組み合わせにして始めたので、なかなかに良い雰囲気でした。これをもう少し人数が多めで、一般と低学年が混ざった状態で、果たしてそれぞれにとって充実した在り方に成るかは怪しいものですが、もう一工夫でなかなか良いものに出来そうです。

作務を終え、皆を見送っていると、体験入門中のM君のお父さんが挨拶に来てくれました。泉田市民館から100m程の距離の場所で飲食店を経営されてますが、先週火曜日はM君は来たがっていたものの、お店の混雑により送迎が出来なかった事情を話してくれました。「どうです?やっぱりふざけてます?」と聞かれる辺りに、御自分の息子さんの普段の行いの中で、どの面を強化したいと思っているかを感じますし、送迎の難しさから正式入門に対しての迷いを抱かれている事も感じます。体験入門期間の延長や、今回の正式入門を見送り、もう少し適したタイミングを選択する事も勧めてみようかとは思いますが、小学生達がM君と関わる事を嫌がってはいない段階なので、私自身M君の意向を聞きつつ、彼が上手く取り組める様な回し方を、準備しておこうかと思います。

 

10月16日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暑さを感じる程の晴天の中、鍛錬に励みます。

およそ1ヶ月前から口にしていた「5分前行動」。これまで、入門者獲得を優先して「遅れての参座も、早上がりもOK」としていて、それはこれまでも変わらないのですが、「時間を守らないのが当たり前」となってもいけませんので、在籍者の意識で変えられる範囲で、「時間を守る努力をするのも、修行の内」と伝えて、暫く経ちます。今日も私が「1番乗り」し、備品の運び込みをして着替えに入るのですが、その頃から車での送迎やお母さんと一緒に自転車で来たりと、続々と集まり始めます。それも今年の4月以降の入門者の方が、「行動の質を高める」事に対する意識・意欲が高い事が、結果に顕著に顕れているので、有り難い事であり悩ましい事でもあります。

集まりも良く、作務の進み具合や終わる時間も早かったので、今日はウォーミングアップから、じっくり始めます。と言って、やっている動きがその後のどの様な技術に繋がって来るかを見せながら進めていると、やはり時間が足りなくなります。それも、技術に対する興味を沸かせ、恐怖心や怯えを減らす為に、若干の「笑い」を交えて行くと、更に進みが悪くなります。技術の水準を下げずに、且つ自発的・意欲的な取り組みの基盤となる様な、修練の雰囲気や進め方もなかなか簡単ではありませんが、取り敢えず現状の空気・雰囲気は悪くはないかなと言うレベルには踏み留まれてはいます。

今日は、学科・法話の時間に9月の昇級試験で少年八級に合格した小2男子A君に、合格証書と黄帯の授与を行いました。当日相手を務めた小3男子R君と共に、「もうちょっと迫力が欲しいかな」との講評を頂いたA君。帯が変わる事を楽しみにもしていましたので、これを一つのきかっけにして欲しいところです。いつも合格証書授与では、「当日の感想」、「次の目標や抱負」、「皆への御礼やアドバイス」を述べて貰うのですが、事前に伝えておいても考えて来ないであろうA君のお母さんに、昨日改めてその事を伝えて御願いしておきましたが、「ノートに書いて考えて来た」と言うA君ですが、結局は立ちすくんで「目を泳がせてごまかす」と言う「いつもながら」の時間と成りました。「ここら辺りの自意識・美意識の無さが、根本的な問題だよな」と思いながらも、A君自身も苦しんでいる様ですし、その姿を隣りで遊びながら観ている体験入門中のM君の姿を観て、「小学2年生で、全ての結果が決まる訳でもないか」と思い、A君には「次の試験に合格した時は、しっかり述べられる様に取り組んで」と伝えました。

鎮魂行後の自由練習では、受身を重点的に。「横転からの起き上がり」、「大車輪」から始めますが、A君の合格証書授与の際に、「自分の試験の時には、どうありたいか。これは自分で考えて」と伝えた「年上の後輩達」も、「これが出来ないと、少年六級は受験出来ないよ」と伝えると、多少意欲も違って来ます。それでも、上手く出来ないと集中力が徐々に薄れて来る人もいます。ここを注意しつつ、出来ていない部分が向上する様に導くのが、「指導者の役目」と言う事でしょう。

キックミットを使用しての当身を終えて、防具を着けての運用法へ。「内受突」の裏と表を連反攻付きで行い、そこから攻者の動きを逆突・順突をランダムにして行い、徐々にレベルアップします。最後には「限定無しで50%で」と行いましたが、最後の1本で黄帯を締めたばかりのA君に突きが当たり、鼻血を出してしまいました。「やっぱり、お互いが上手くなる事を考えてないと怪我するよねぇ。そこはしっかり意識しないと」と皆に伝え、暫く休ませていたA君には、「これから徐々にレベルが挙がって行くから、怪我しない様にしっかりやろう」と伝えました。これから1ヶ月・2ヶ月ででどう変わって来るか。私自身も楽しみにしたいと思います。

10月9日(土)の修練。

本日は、専有道場でのスタート。やや暑いくらいの秋晴れの中、皆が集まります。

今日は久々の行事として、達磨祭を挙行しました。相変わらずの、下準備無しの「出たとこ勝負」の行事運営ですが、取り敢えず時間に余裕をもって出向いたのですが、今年度の入門者は保護者の方も含めて意識が高く、専有道場への集まりが実に良く、今月入門のE君が1番乗り。その後続々と到着し、オートロックを開ける応対で着替える時間も無いくらいでした。

またコロナウイルスの影響で、暫く参座を控えられていた副道院長のNさんも、2度のワクチン接種を終えられたとの事で、今後はコンスタントに参座出来そうな流れに。行事では司会進行や写真撮影も御願いしていますので、実に頼もしい存在の復帰です。

達磨祭の導師法話も、構成は全く考えて来なかったのですが、この2週間程の学科・法話の時間で、達磨と開祖・釈尊の関係性を皆に伝えていた為、何故開祖が達磨を本尊としたのかと言う点と、普段の修練や日常生活において、達磨の「不撓不屈」の精神を活かす事を伝えました。時間に余裕が有った事もあり、多少の脱線や質問に対する応答、エピソードトークの展開と、厳かな雰囲気はあまり有りませんでしたが、逆に普段の修練での法話と同一線上の話でまとめる事が出来、「僕の法話のレベルも、なかなかなものに成って来たな」と自画自賛です(笑)。

場を変えて、易筋行を。今日は7月・8月の小中学校の夏休み期間に行っていた、「夏休み武道体験会」に参加してくれていた小1男子のM君も参加してくれました。体験会期間中は、整列しなかったり部屋の出入り口に隠れていたりした時間が多かったM君。「まあ、この子は真剣にやりはしないだろうな」と思って、程々のレベルでやらせて後は遊ばせていたのですが、本人はそれでもずっと楽しみにしていたのだとか。夏休みが終わり、体験会に参加しなくなって1ヶ月経った頃に、お父さんに「少林寺はいつ行くの?」と聞いて来たそうで。お父さんから御電話を頂き、今月1ヶ月を体験入門期間としました。

聞けば、12月生まれの小学1年生。中身は幼稚園児と然程変わらないでしょう。先日少年八級に合格した小2男子のA君もそうですが、全ての時間に真剣に全力で取り組む事も難しいのでしょう。それを求めてはいきながらも、「出来ない」人間を取り除く事は「人造り」と言う観点からは違うのだろうなと、M君の存在を観て思います。と言って、正式に入門して貰うなら、もう少しやって貰わないと困りますので。「その調子が続くと、あなたの正式入門は断る事になっちゃうなあ」と時々くすぐりながら、少しずつ全力で取り組む時間を増やしていって貰いたいと思います。

今日は、4月入門で久々に土曜日に参座してくれた小4男子のY君の為に、「流水蹴」に繋がる動きを皆で復習しました。新入門のE君や体験入門のM君の、基本レベルの向上にもなりますし、初の昇級試験が少年六級に成る人達にもプラスに成る時間ではあります。早上がりするY君の為に、相対での「流水蹴」を数回反復したら、あとはキックミットを使用しての当身を。久々の参座のNさんは、小5緑帯のH君に任せて、バンバン身体を動かして貰います。道衣を着るのも暫くぶりでしょうし、自分の当身の感覚に満足できる状態では無かったでしょうが、それでも動いているNさんからは、プラスの空気が溢れ出していました。またまだ小学生でありながら、Nさんの当身をミットでまともに受け止めているH君の逞しさにも驚きますし、頼もしさを感じます。

それぞれがどんな取り組みをするかはその人次第ですが、皆で協力して、少しでも有益な空間を創っていきたいものです。

 

10月2日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。心地良い風は吹くものの、日差しのキツイ陽気の中、鍛錬に励みます。

今日は、泉田市民館の直近と2番目に近い2つの小学校で午前中に運動会があったのですが、私自身が市民館に向かう車の中で、日差しの強さに驚いた程でしたので、続々と「ヘトヘトで返って来たので休みます」との連絡が。まあ、そんな時に無理をしても益は少ないでしょうから、ゆっくり鋭気を養うのも良いでしょう。私も、久々の少ない人数での落ち着いた状態での修練を楽しみます。それでも、今月入門の小3男子E君は、運動会を終えた後でもハツラツとした空気で顔を出してくれました。そんなE君の為に、準備運動の前に道衣の着方や帯の結び方を、全員で復習です。

遅れて参座したメンバーも含めて、E君のレベルに合わせながら基本演練を進めます。今日は、「上受」を中心に様々なパターンで習熟を図りましたが、どのレベルの人にとっても、基本は大事なもの。立ち方・構え方や基本の身体操作の土台をじっくりと練り上げます。先週土曜日に、近隣の道院に御邪魔して少年八級の審査をなんとか合格したA君と相手を務めたR君。審査して下さった先生からの「もう少し、迫力があると良いな」とのアドバイスを、どう受け取ってくれたでしょうか。今日見た限りではあまり変化は有りませんが、少しでも昇級試験等の「イベント」を、きっかけとして活用して欲しいものです。

学科・法話の時間には、来週予定している達磨祭に向けて、読本の釈尊や達磨に関連したページを回し読みします。今の緑帯の面々より、白帯組は読本の内容への理解力が弱い様で、これまで何度か読み込んだ内容でも、質問されて答えられる人間の方が少ない状態です。技術面の習熟度を挙げる事も大切ですが、技術を教材としての教えの浸透も欠かしてはいけない面ですので、もう少し強化する必要が有るなと感じます。

鎮魂行を終えての自由練習では、緑帯組は11月のI君の一般三級受験に向けての確認を。科目の履修は終わったものの、10月・11月の間に2度の中学校の定期テストと、コロナワクチンの注射の翌日の為と、半数は休む予定のI君。決して覚えの良い方ではありませんので、参座してくれた時には、より効果的な内容でレベルを挙げておかないといけませんね。

白帯組は、相対での「上受突」に進みますが、初挑戦のE君も戸惑いながら身体を動かします。16時20分になり、E君のお父さんに早めに来て頂き、入門手続きや法人の区別等の説明の時間を取りました。穏やかで理性的な雰囲気の有る御両親ですが、入門前に書き込んで頂くプリントにも、それを感じさせる内容や言葉が綴られていました。修練時には、常に素直で意欲的に取り組んでくれるE君ですが、家では「やんちゃ」で言う事を聞かないとか。本人はもちろん、御家族にとっても有益な取り組みをして貰える様に、少しでも良い支えをして行きたいところです。

E君のお父さんに説明をしている間、白帯組は「天地拳第一系・単演」にチャレンジして貰いましたが、小5白帯のH君の奮闘により、E君も5の動きまで踏襲出来ました。説明の時間が長くなり、相手の動く時間を奪ってしまいがちなH君。「まずは、動け!」と度々伝えますが、今回は全く頼りに成らないA君・A君コンビを他所に、E君と一緒にひたすら動き続けてくれました。特に、E君が言われた動きを出来た時の、「出来たよ!凄い!」と意識的に褒める言葉が出せるところに、「良い先輩」に成れそうな片鱗を見せてくれます。技術面でも人間性でも、本人が求めていなければ何も伝わらないでしょう。「やる気を引き出す」事にも注力しながらも、皆で協力して、「自ら求めて行動する」空間を創っていきたいものです。

9月25日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干の蒸し暑さはあるものの、心地良い風の吹く中、鍛錬に励みます。

最近、作務に対する取り組み方が、随分良くなって来たなと思っているのですが、参座時刻に関しても、もう少し意識を向上させたいと思い、今日の学科・法話で「5分前行動」的な話をしようと考えていたのですが、今日は何故かほとんどの人が、13時になる前に到着すると言う集まりの良さ。たまたまなんでしょうが、何事も出来る出来ない以前に、「やろう!」と意識する事が第一歩でしょうから、修練に対する心構えを整えると言う意味でも、時間に対する意識も高めて行きたいと思います。

今日は、夜に小2男子のA君の少年八級受験を予定している日。充分な心構えが整っているとは言えない状態ですが、少しでも良い影響の残る様な試験にしたいところ。その最終チェックの時間ですので、少年八級の科目や挨拶や返事、立ち方・座り方を全員で復習しました。道衣の着方や帯の縛り方も、時折確認しないといけないでしょうから、良い機会と言えば良い機会です。上の階級の人達が、その瞬間に何を掴み取るかは、その人次第。少しでも何かを掴んで貰おうと、声掛けをします。

今月は専有道場での道院修練を割愛しましたが、10月は達磨祭を挙行したいですので、学科・法話の時間には「釈尊・達磨・開祖」について書かれているページを読む予定でした。が、正座から安座に移行する事が出来ない人がいた為、その時間が取れず。「5分前行動」の話だけして、夕方に昇級受験の為に再度集まるA君と、その相手を御願いした小3男子R君に、自分の家からここまで何分掛かり、その時間に出る為には、自分がいつまでに何を準備しなければいけないか、自分で考えて行動する様に伝えました。他の人にも、来週の参座においてそこを意識する様に伝えましたが、果たして何人が行動に顕してくれるでしょうか。

自由練習の時間には、年3回の割り振りの有る泉田会館の清掃を行いました。一般の参座が無い状態ですので、トイレの床磨きまでは出来ませんでしたが、皆が積極的に行動してくれたお陰で、短い時間で多くの箇所の清掃をこなせました。地域の公的施設を使用出来る事をしっかり感謝すると共に、他の人達と気持ち良く共同利用出来る様な振舞いや取り組みを、心掛けて行きたいものです。

自由練習後半は、試験科目の習熟の組2つと白帯組に分けて。蒸し暑いのか、あまり動いていない私自身も下のシャツがびっしょり濡れている状態でしたので、それぞれの組み合わせで、集中力の無い取り組みが目立ちましたが、極力それぞれに任せて、口出しを修正のアドバイス程度に抑えました。習熟度自体にはマイナス面が多いですが、それぞれが考えて意識して行動してこその、「自発的・意欲的な取り組み」でしょうから、「我慢」して見届ける事も必要でしょう。最後の振子突の際の気合いは相当なものでしたので、これに技術レベルの向上も、何とか組み込んで行こうと思います。