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Shorinji Kempo

4月21日(木)の修練。

本日も泉田市民館で修練。

3月末に少年四級と少年五級を受験した二人に合格証書を授与しました。

本当は明後日の道院修練時に専有道場で渡したかったんですが、

二人が土曜日にピアノの発表会で休むとの事で本日に。

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二人は2年半前に姉弟で入門してくれました。

姉のMちゃんが少し前に入門していた同級生に誘われて、ドッヂボール大会の帰りに体験に来てくれたのが始まり。

その後しきりにお母さんに「やってみたい!」と言っていたそうです。

元々はやや引っ込み思案だったそうですが、

気合いをガンガン出している事で授業で大きな声で発言する事も出来る様になったとの事。

今では随分ヤンチャになってしまいましたが、それでも元々の優しい性質が活きているのか、

四級試験の学科宿題でも

「強さ」の必要性に関して「立派な事を考えているんだなぁ」と思わせる事を書いてくれました。

昨年末には児童会役員に立候補し、見事当選。

現在児童会会長を務めているそうです。

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弟のI君も1年生の時に一緒に入門。

「甘えん坊」な部分を直したくてとの御家族の願いを背負っての修行の日々ですが、

やや「ビビり」が強い上にプライドが高く「馬鹿にされたくない」という気持ちが強いのか、

些細な事でかんしゃくをおこしたり、ふて腐れてダラけたり。

それでも「自分を変えたい」との想いもそれなりに強く、彼なりの頑張りを見せてくれています。

2年前の西三河大会に単演で出場した時は、蚊の鳴くような気合いで逃げ帰る様に演武を終えた彼ですが、

五級の試験の時はなかなか凛々しい姿を見せてくれました。

 

因みに1月の新春法会で各自が発表した「今年の目標」。

I君の発表した目標は「刈谷北道院の次期道院長に成る!」でした。

「いきなりどうした?」と驚きつつも嬉しくもありましたが、

その10日後くらいに「あの目標はやっぱり諦めた」と言って来ました。

サスガ!(笑)

昨夜は武専の同級会。

昨夜は名古屋の柳橋で愛知武専で同級生だった方々との食事会が有りました。

私自身は2001年度に東海武専に入学し、2012年度に11年間で卒業したんですが、卒業してから2回目のこの回。

中には予科2年間で少林寺拳法を辞めてしまい、本科から入学した方とは一度も道衣姿で練習した事が無いのに、毎年の食事会には出席してくれて、縁を育んできた方も居ます。

年齢・性別・職業・環境、諸々の違いを越えて関係を築き合える仲間達。

久々に顔を合わせられた方も多く、実に楽しい場でした。

武専同級会2016年4月16日

その中で、春先にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された方が居ました。

1月ぐらいの武専で随分調子が悪そうで声にも力が無く、「原因が判らないけど、調子が悪くて」と伺っていたんですが。

それ以来に再会した姿は、随分痩せて小さくなってしまっていました。

御話を伺う時間を持てましたが、少しでも症状の進行を遅らせる為に入院せずに歩いたり料理をしたり階段を昇ったりと、なるべく身体を動かしているそうです。

「悲観してもしょうがないじゃない」と言うその姿に、「俺が同じ症状になった時、そんな風に割り切れるだろうか」と考えさせられます。

決して技術レベルが高かった訳でも無く、あまり積極的な姿勢やプラスの発想で行動するタイプでもなかった方ですが、それでも予科からの11年間で1日たりとも休む事無く皆勤で卒業し、その後も研究院に在学した彼女。

辛い時・苦しい時に、如何に諦めずに行動し続けるか。

これが本来修行で求めるべき強さか。自分にその強さが有るか?と、彼女の姿が胸に染みました。

 

また5年前に白血病に罹り、それを克服された方とも長く話せました。

「余命1ヶ月」と診断された時は、家族にどう伝えようか考えたら泣く事も出来なかった。

逆に自分の事だけ考えてたら、おそらく耐えられなかっただろう、と。

治療を乗り切って生き延びるぞと吹っ切れた事・無菌室治療を終えた後に、いつの間にか他の入院患者さんの悩みの聞き役になっていた事。

「その時に、これは少林寺拳法をやっていたからこそ乗り切れたんだなあとホントに思ったよ!

そんな強さこそが開祖が植え付けたかった強さなんじゃないの?」と、語ってくれました。

そして「でもね児玉さん。これは教えちゃダメだよ。自分で気付かせなきゃ。

技の練習でも、自分であれこれ考えて自分で発見してこそ身に付くんだから。

教えたくても、ヒントだけ与えて自分で考えさせる。教え過ぎちゃダメだよ」との言葉も。

 

技術よりも大事な「真の強さ」を、技術の修練を通じて身に付けさせる。

それも教え過ぎずに、自分で体得した強さで世の中に貢献させる。

未熟な自分には大きな課題だなあと思いましたが、それでも何故か嬉しいやる気に燃えています。

やはり少林寺拳法を通じて出会えた仲間達からは、良い刺激を頂けるなと痛感します。

次回の場にも、全ての方が元気な姿を見せてくれる事を願っています。

 

 

本日は4月度の道院修練(一般のみ)

本日は泉田市民館が使用出来ず、通常の修練はお休み。

で、いつもは月1回日曜日の午前中に行っている一般門信徒のみの易筋行を、

他の日曜日の都合が付かず、修練を御休みにした今日にしました。

なかなか普段の修練ではじっくりやれない大人だけの技術練習は、実に貴重な時間です。

ただ副道院長のNさんは皮膚科の通院とカブってしまって欠席、監事のTさんとマンツーマンです。

(今日はマンツーマンですので、写真は三脚を使用しての撮影。しかもデジカメが不調で液晶画面が見えずで、微妙な写真ばかりです)

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一般のみの道院修練は、大抵級科目・二段三段科目・プラスαをそれぞれ1時間やるので結構充実感&疲労感が有ります。

今日は三級科目と二段科目、そして四段・五段科目の確認もさせてもらいました。

級の科目の復習は大事だなと最近実感しますし、体捌や運歩でも新たな発見が多いです。

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科目表が新しくなった事で教わる時期が変わった法形や、「以前は無かったよなあ」と思う法形も有ります。

元・二段科目の「肘抜より前天秤」が、「両手寄抜」や「巻抜(両手)」と同じ級に出てくるのは何となく納得です。

以前は無かった「内押受突」もなかなか面白く思いますし、「外押受突」をやっていて「差替入身」の練習方法のヒントが見えました。

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ラスト30分で来年3月目標の五段受験に向けて、四段・五段科目を5,6個確認しました。

しかし先月の道院修練で「掴んだ!」と思った「首締守法十字投」をすっかり忘れていた事がショックです。

新しくデジカメを買い換えなきゃいけない事の方がよりショックですし、「拳締捕」以上に痛いですが(泣)

でも10年近く活躍してくれた機種ですから文句は言えません。

感謝・感謝!

4月9日(土)の修練。

 

本日も泉田市民館での修練。

長く使用できる土曜日の午後ですから、ウォーミングアップから基本演練から割りとしっかり行いました。

基本では、間合いと自身の態勢と重心移動を意識しての相対での運歩の時間を多く取りました。

先日思い付いて今日試してみた練習方法ですが、その後の動きを見ても結構効果的だった様です。

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今日の自由練習では、久々に防具を着けての乱捕り。

小学生相手でも、なかなか有効な防御&反撃が出来ません。

私自身、もっと練習しなきゃダメですな。

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自由練習後半は、演武練習と現在少年四級の門信徒二人は大人と一緒に前指固の練習を。

五級の頃から少しでも難易度の高い法形に早目に慣れさせる&技術の面白さを知って貰おうと、

「逆小手もどき」、「送小手もどき」として投げの原理だけ練習させて来ましたが金剛拳は今日が初めて。

の割りに、関節の軟らかい小学生にしては的確に形と「痛み」を再現してくれてました。

その後の「お茶」の時間のノリの良さには、遥かに及びませんが。

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4月2日(土)の修練。

新年度に入りました。

せっかく出来上がった道院サイトですから、活用して行く為にも週1回は投稿して行きたいと思います。

と言って、頻繁に載せる出来事も起きませんから、「修練日記」的な内容に日々の徒然を絡める程度でしょうが。

どうぞヨロシク。

 

本日の修練は、遅れて参座された方も含めて少な~い刈谷北道院のフルメンバーが揃いました。P1100409

まず作務を行い、ウォーミングアップから基本演練へ。

今日は骨盤を意識しながらの単演各種も行いました。

その後、学科・法話を行い、法形演練を行い、鎮魂行を終えて中休み。

今日の法形演練では、切抜の内・外と両手寄抜と巻抜の両手をやりました。

中休み後は、「自由練習」(全く自由じゃありませんが)としてキックミットを使用しての当身と演武練習を。

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土曜日の修練時は、終了30分前に「お茶」の時間を入れます。

「同じ釜の飯を食う」ではないですが、お茶とお菓子で和みながらあれこれおしゃべりする時間は「横の繋がり」を造るのに必要だと思って、設立当初より土曜日の午後に修練を行っています。

易筋行の時間より、小学生達が積極的にキビキビ動いているのがちと気になりますが(笑)

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初投稿の「練習」です。

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上手く投稿出来ますでしょうか?

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