2月25日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。当たり前の話ではありますが、2月末ともなると「3月も近い」=「春が近い」との事で、日照時間も長くなり随分暖かい日が多くなりました。2010年10月の刈谷北道院設立直前の2月から3~5月に掛けても痛感した事ですが、春が近付くと人間の「テンション」や「モード」が揚がって行くものだなと改めて想います。

今日も少数精鋭ながら、ウォーミングアップから基本演練まで「マニアック」なアドバイスを入れつつも「遊び」の要素も踏まえつつ、そして私の五段受験にも関係する内容を絡めてみました。その中でも本来は小学生には無縁の「紅卍拳」の単演を、各工程を区切って目の前に人に立って貰い行ってみました。「この動きの時にはここに攻撃が来るから、ここに受けを付けてここに反撃をする」というのが実に解り易かった様で、その後の総仕上げとしての最初から最後まで通しての「紅卍拳」の単演では、一味違った出来映えだった様に思います。

法形演練では、小学校卒業後少年科目表から一般の科目表に移行するうRちゃん・Mちゃん(Mちゃんは、今日は部活の打ち上げ?の食事会で「食べ放題」のお店に行ったらしくお休みでしたが)と、Kさんの級科目の復習の為にそろそろ始めようと思っていた一般科目表の六級から洗い出しの為に「流水蹴(後)」・「転身蹴」・「小手抜」から入り、「逆小手」に進めました。各種複雑な剛法の法形や「逆小手」を経験してからの六級科目は小学生にとっても「白帯の時と同じ内容ではダメだ」という意識が伝わり易かった様で、ちと小難しい「注文」にも何とか食らい付いて来てくれた様な気がします。

「自由練習」でも同様に級科目の洗い出しを全員で行った後、ラスト10分でNさんに五段試験の組演武の通しを御願いして締めようかと思いましたら、組演武の通しもサクサク終わり「お茶の時間」前に5分余ってしまったので、その5分は真の「自由練習」に。キックミットを使っての当身や打棒を使っての「親子の触れ合い」等、「こう在らねばならない」というカリキュラムの中では現れない様な笑顔やアクシデントも有りつつ、それでも「易筋行」が成り立っている光景に、私自身肉体や身体操作だけでなく、頭の「中身」ももっと柔軟に練り上げて行かなければと思いました。

 

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