4月14日(土)の修練。

本日は専有道場からのスタート。今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、鍛錬に励みます。

4月入門のI君は、今日が初の専有道場。家が泉田市民館へも最も遠い地区にあるI君は、送迎をして下さるお父さんも遅れない様にと、必ず5分前には到着して下さいます。今日も私が荷物をマンションの前に置き、車を駐車場に置いて歩いて到着した時には、オートロックの前で「留守かなぁ?反応が無いなぁ」と訝しがるお父さんとI君の姿が。「どうせ皆遅れて来るから」と油断していてはいけませんね。次の参座者の到着までかなり時間があり、作務の大半をI君と二人で終わらせてしまいました。

今日は中学校入学以来、吹奏楽部の練習でほとんど土曜日に参座出来なくなったRちゃんも久々に参座。専有道場に来られたのは、もしかすると1年ぶりでしょうか。以前は土曜日の「お茶の時間」を最も喜んでいたRちゃん。久しぶりに土曜日に参座してくれた事で、私自身何か嬉しく思える部分がありました。

場を変えて、易筋行へ。今日は、4月から豊田市で愛知松平スポーツ少年団支部を立ち上げられたW支部長が、副支部長である奥さんのHさんと一緒に出稽古に来て下さいました。昨年は「道院としての地力を高める為」と、2年に1度秋に開催していた演武祭を行わなかったんですが、W先生は過去開催した2回共に出演して下さった数少ない存在ですし、奥さんのHさんは初開催の5年前にW先生と演武を組んで出演して下さった方です。それ以降、御二人共に全国大会に出場したりと活躍されてましたが、この度新たな支部の立ち上げとなりました。昨今の少林寺拳法の流れの中で、20代で所属を立ち上げて自分が背負って立とうという存在は、実に貴重です。私自身も7年半前の道院設立以来、数多くの先輩達からの励ましや支援を頂いて、何とか今まで続けて来られましたので、新たな指導者の誕生に対して、少しでも支えと成る関りをして行きたいと思います。御二人共に現在中拳士参段で、早く正拳士四段を受験したいとの事でしたので、その為の習熟も含めて、時間と体力に余裕がある時は、是非刈谷北道院の修練にも顔を出して頂ければと思います。

今日の易筋行の後半は、先週も行った「個別練習」を。二人一組を作り、各組ごとに課題を決めて練習を進めました。W先生・Hさんにも混ざって頂く事で、昨年以降の新入門者との親睦も図れましたし、御二人の小学生に対する接し方・指導の上手さに、大いに刺激を受けました。また個別練習の後半は、Nさん・W先生・Hさんの有段者組だけで練習する事で、多少自分達の技術の習熟の時間も取れたと思います。久々の土曜日参座のRちゃんも、Mちゃんと木曜日に教えた「引落」の復習を行い、それなりに形になっていました。他のメンバーも、相手を変えながらその都度自分の課題をレベルアップさせていられましたので、なかなか良い雰囲気で良い内容の修練になったと思います。

「お茶の時間」はそれ以上の積極性で早々に完食してしまいましたが、残った時間に小学生達が「あたしたちも自己紹介すれば良いじゃん」と自発的に言い出し、W先生とHさんと縁を深める時間も取れました。この良い関係を、少しでも長くより良い形で継続していきたいものです。

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