7月21日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。連日の暑さで、部屋に滞在するのも困難なくらいの状態ですが、クーラーの力を借りながらも鍛錬に励みます。

今日は想定外で欠席や中座や遅れる方が多かったので、予定していた修練メニューを大幅に変更。月末の一般一級を受験する中2女子のMちゃんの習熟と、8月の泉田町盆踊り大会での白黄帯の団体演練の習熟を最優先して、そこに繋がる内容を全てに組み込みました。開足中段構からの「外受突」と「上受蹴」を一人で行い、それを向かい合って間合いを離して行う事で、身体操作を意識しつつ、相手の攻撃から身を護る事も意識して行いました。今週木曜日に、体験に来てくれた小学生が二人いて、その際の二人に対する自分の接し方と、既に入門してくれている門信徒達への接し方に、大幅な違いが有る事を自分自身で感じたので、もう少し普段から「丁寧」で「優しい」接し方をしなければと思いました。今日は、どの練習をしている時も、「相手を励ます」意識をもって声を掛ける事が出来ていた様に思います。

今日は、珍しく土曜日にRちゃんが参座してくれました。が、中学校の部活動で吹奏楽部に入っているRちゃんは、先日のコンクールで好成績を収めて、県大会に進む事になり、結果として月末の地区合同試験で受験する事が出来なくなりました。あからさまに、試験に向けての集中力を落としているので、笑いながらも「Mちゃんは受験するんだから、友人として少しはテンションを揚げて、支えに成ろうとせんか~い!」と檄を入れます。学科・法話でも、2年前の冬にまだ小学生だったRちゃんMちゃん達に伝えた事を改めて皆に話し、先輩として後輩の前で手本を示そうと意識出来る人間と、自分の事だけを考えて時間を過ごしてしまう人間の違いを説きました。

今日Rちゃんが来てくれた事により、やっておきたかった試験での基本科目の総点検を、二人が揃った状態で行う事が出来ました。レベル的には心配してないんですが、その場の雰囲気や試験官の違いによって、実力を発揮出来ずに終わる事もありますので、それなりに準備はしておきたいところです。

自由練習では、私が白黄帯の団体演練のポイントの伝授。RちゃんMちゃんはNさんに見て頂いて、新たに購入した試験用のヘッドガードを装着しての運用法の練習を。法形は上手くこなすものの、運用法では「待ち」の姿勢とタイミングが如実に表れてしまうMちゃん。今回の試験だけでなく、初段受験に向けても、その辺りの意識も高めておきたいものです。自由練習後半に私がMちゃんRちゃんに付いて、剛法・柔法の運用法を。NさんとKさんで、演武の動きの確認。白黄帯組は自分達で号令を掛けて、反復する時間としました。何れのグループも、それなりに充実していた様ですし、「どんな取り組みをして、どんな人間になるかは、自分が決める」という意識も持って取り組めていた様な気がします。

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