8月25日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。台風の影響で風はあるものの、厳しい蒸し暑さに迫られながら、鍛錬に励みます。

先々週に行う予定だった、泉田町盆踊り大会での演武発表。台風の影響で盆踊り自体が中止になってしまい、皆で準備してきた演武披露も、実施出来ずに終わりました。が、次なる目標に向けて、弛まざる精進に励まなければなりません。まずは、9月23日に開催される地区合同昇級試験で、一般一級を受験するRちゃんと、少年六級を受験するKちゃん・Mちゃんの習熟をメインの目標にして、修練を組み立てます。基本演練でも少年六級の試験に出そうなものを中心に。他の白黄帯にとっては勿論、茶帯以上の人間にとっても、基本の身体操作の習熟は有益な時間です。勢いやリズムで終始してしまうのではなく、しっかり意識して身体を動かしたいものです。

法形演練では、白黄帯組は天地拳第一系の相対を。茶帯以上は、天地拳の第二系・第三系・白蓮拳第一系・龍王拳第一系の相対を。白黄帯組は今日初めて天地拳第一系の相対をやったのですが、最初に間合いを離して自分の動きをしっかり覚える時間を取ったので、その後の基本間合いでの相対もほとんどの人間が理解・再現していました。

自由練習では、白黄帯組は引き続き天地拳第一系の相対を行い、茶帯以上は小手巻返・押小手の投げの原理の体感を行いました。白黄帯組は能率良く左右を覚えられる段階まで進めましたので、皆の顔には喜びを湛えたやる気が表れていましたし、茶帯のMちゃん・I君姉弟も、原理を理解出来て来るに連れて、練習に取り組むノリが変わって来ていました。やはり「出来た!」と実感出来る瞬間こそが、自発的な意欲を引き出す最高の薬なのだなと、改めて思いました。

自由練習後半は、白黄帯組は座布団を使用しての受身の練習から、転身蹴・内受突(裏)・(表)を。茶帯組はそのまま押小手の習熟に入り,NさんとW先生は押受巻投の習熟を。何れの組も意欲的なノリが続いていて、自らアドバイスを求めて来る者もいる程。この良い雰囲気を、少しでも回数多く再現してくれればと思いますが、はてさて。そろそろ切り上げようかとしていた頃に、W先生から「挟倒を教えて下さい」とリクエストが。私自身ほとんど練習したことがありませんし、「どんなんだっけなぁ?」と悩みましたが、やってみると意外にすんなり出来るもので。ちょうど白黄帯組が使用した座布団もありましたので、頭を打たない様に気を付けつつ、Nさんも含めた3人で何度か練習しました。結果、「お茶の時間」が15分間に削減されましたが、作務も含めて皆で充実した修練を堪能しました。

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