6月1日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。先週程では無いにせよ、夏の到来を感じさせる暑さの中、鍛錬に励みます。

今日も、先週見学・体験に来てくれたY君のお父さんから御電話を頂き、14時半頃までながら体験に参加したいとの申し出を頂きました。その有難さと共に、何とな~く今日は参座が少なそうだなとの予感がしたのですが、その後も部活動中の足首の捻挫で暫く休むとの連絡や、風邪や部活動での疲労、東海大会への向けての習熟の為にW先生とHさんが休む旨の連絡を頂いた頃には、Y君が1番乗りをしていました。

Y君のお父さんは、「早く来過ぎましたか?」と気にされてましたが、「遅れての参座もOK」としつつも、そのせいでなのか、遅れて参座する事に抵抗が無くなっている&何とか時間に間に合わせようとの努力をしなくなる、といった傾向を感じている側としたら、「いやいや、是非この時間に来て下さい!」と御願いしたくなります。Y君も体験の身でありながら、掃除機掛けの作務も積極的にやってくれるので、次の参座者が到着するまで、自由に掃除機を使って貰い、その後先輩拳士の到着と共に、細かい掃除機の掛け方の手順を説明しました。何れも、興味と関心を持って意欲的に取り組んでくれるので、今後の成長が楽しみな存在です。

14時半で切り上げるY君の為に、修練メニューの順序を変えます。先週、修練後に「ガチ乱捕り」中心の私個人の特訓を御願いしたNさんが、右太腿の肉離れを起こしながら、今日も参座して指導の補助をして下さいましたので、先週の復習を中心に、「逆小手もどき」や「横転より起き上がり」といったY君の出来る内容を中心にします。Y君も、時折「足が痛~い」と言ったり、キックミットへの突きを終えた後に、突いた後の拳を見詰めて深刻な表情を見せたりと、若干の「打たれ弱さ」を覗かせます。身体の線の細さと共に、「この辺りが、お父さんが逞しくなって欲しいと思うところなのかな」と思いつつも、基本意欲的に取り組み、且つ自分の感情や思考を最優先するY君の在り方に、微笑ましい「子供らしさ」を見る想いがします。

「学科・法話の時間」を長めに取り、Y君の御迎えの到着を待ちます。Y君の帰宅後は入れ替わりに参座してくれた、4~5月を体験入門期間とし、6月からの正式入門を希望してくれている、Mちゃん姉妹の妹の小4女子のMちゃんが一人で参座してくれましたので、Mちゃんが火曜日に行った開退を中心とした移動稽古を相対で。順蹴や受けを組み合わせながら、結構な時間を使って、習熟に励みます。

鎮魂行後の自由練習では、私がKちゃんとの「面談」で抜ける事もあり、中1茶帯のR君にMちゃんを中心とした残る小学生全員を率いて貰い、「下受」の指導をして貰いました。「面談」を終えて場に戻る頃には、開足中段構や開退等のバリエーションを付けながら、着実に指導のスキルを挙げているR君の姿が有り、7月の地区昇級試験に向けての習熟の時期ではありながら、先輩・後輩の縁や人との繋がりを感じさせる良い修練が出来ているなと、手応えを感じられるひと時となりました。

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