6月15日(土)の修練。

本日は専有道場でのスタート。今にも雨が振り出しそうな空模様の中、皆が集まります。

今日は近隣の2つの小学校で授業参観があり、専有道場までの送迎が出来ない保護者の方が多くいらっしゃいました。それでも3年前の今の時期の在籍者と、同じ人数が道院修練の場に参座してくれた事は、実に有り難い事です。それを如何に「当たり前」の事と思わずに、「感謝」の想いを抱いて指導にあたれるか。常に自戒しておきたい点です。

「学科・法話」の時間では、「あ・うん」の愛知県の道院長が特集されているページを皆で回し読みします。良い結果を残す事も大事ですが、一生懸命取り組む事で、周りの助力を得られる事や、逆に手を抜く事で、周囲からの反感や反発を招いてしまう事を説きました。計算高くなって欲しい訳ではないですが、他者が自分の為に力を尽くしてくれている事を「当たり前」と思わずに、その関りに感謝して自分の人生を切り拓いていって欲しいものです。

場を変えて、易筋行を。授業参観を終えたH君・MちゃんMちゃん姉妹と、体験中のY君も参加です。

本日の易筋行のテーマとしては、「全員の和を形成する」・「8月の泉田町盆踊り大会での演武発表に向けて、関連した動きを行う」・「7月の地区昇級試験に向けての習熟を図る」をおき、右脚の怪我が治り切っていないNさんに、全体を見て頂きながら進めました。途中、小5白帯のS君の面談も挟みながら、私自身は7月に一般一級を受験するR君・I君の相手をメインに動きます。

途中、レベルや意識の上がらないR君・I君に何度か釘を刺し、二人が涙目になるくらい追い込んでいました。あまりやり過ぎてもいけないですが、何となく受験して何となく合格する様な取り組みだけは、させてはいけないと思います。厳しい態度を取らなくても、真剣に取り組んで貰える様な信頼関係が無い事が、そもそもの問題なのでしょうが、残り1ヶ月の間に、少しでも意識と技術レベルを挙げる手助けをしておきたいものです。

 

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