6月22日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。気温と湿度が相まって、不快指数もグングン上がる中、鍛錬に励みます。

今日は、雨が降りそうで降らず、徐々に気温も上がり始めているので、かなり汗もかきそうな気候。そんな中でも、東海大会に関連して、暫く参座出来なかったW先生とHさんが来て下さったり、部活動中のケガで、3週間近く休んでいたK君が復帰したり、テスト週間中ながら中1茶帯のI君が、初めて自転車で20分以上掛けて参座してくれたりと、嬉しい顔合わせもあります。地区昇級試験も近いですし、新入門者も誕生する事もありますので、多くの人にとって有意義であり、成長の為のきっかけや、人生の糧となる「何か」を見付けられる、時間・空間でありたいと思います。

今日も、体験中のY君の覚えて来た内容から始めます。8月の泉田町の盆踊り大会での演武発表にも関連しますが、開足中段構からの突き蹴りや、受けを絡めた基本の身体の使い方は、どの段階の人にとっても有意義なもの。反復を嫌がらずに、意味や目的をしっかり意識して、充実した取り組みにして欲しいものです。

「基本演練」を終え、「学科・法話」の時間に入る時には、皆かなりの汗のかき方。ついつい冷房に頼ってしまいます。「拳士の心得」のページを読み進めながら、あらゆる取り組みに対する「心構え」の大切さを説きます。来月の昇級試験にチャレンジする3人が、一応本日学科宿題の提出を終えました。少年八級を受験する小3男子のH君は、不備が多く再提出としましたが、技法だけでなく教えでも着実な進歩を促す場として、試験の場を活用しなければと思います。

W先生とHさんが早上がりされた後、法形演練に入りつつ、暫し「ハンカチ落とし」を。来週末は、W先生とHさんに乗り合わせを御願いし、長年「一度受講してみたい」を思っていた「少年部指導者講習会」を受講する為に、帰山します。ただ「遊ばせる」為に、少林寺拳法に入門させる親御さんはいらっしゃらないでしょう。と言って、ただ「己れを磨く」だけでは息が詰まるでしょうから、小中学生達の「学び」にもなり、「遊び」にもなる時間・空間を如何に創るか。少しでも多くの事を、学んで来なければいけませんね。

試験前の土曜日の修練を休むのは、若干痛いですが、2日続けて叱り付けた事もあってか、I君とR君の意識はかなり上がって来ました。すぐ動けない法形の洗い出しも、自らやって来ましたし、来週は負傷中のNさんに御願いして、「特訓」を行う予定です。今日「面談」を終えたI君も含めて、茶帯以上の人達は、人間的にも多くの成長をしてくれている事を感じます。中学生となって、どんどん忙しくなりますが、少しでも良い支えをしたいと思います。

 

 

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