7月20日(土)の修練。

本日は専有道場からのスタート。昨年よりはかなり涼しいなと思いつつも、長く続く梅雨の湿気を感じながら皆が集まります。

本日も体調不良やケガ、部活動や送迎の都合で、欠席される方が多数。それでも様々な事情・都合をやりくりして、参座して下さる訳ですから、少しでも有意義な空間を提供しなければいけませんし、且つただ「楽しい」だけの時間とは違う、「何か」を提示したいものです。そんな中、鎮魂行の後に暫しの「法話」の時間を。それをどう受け取り、その後の自分にどう活かすか。それぞれの人次第ですが、意味・意義の高い向き合い方の出来る、人の集まりであって欲しいものです。

「法話」がやや長くなったので、連盟の会報を活用しての「学科・法話」の時間は、ややコンパクトに。先月末に受講した「少年部指導者講習会」に関連するページを、皆で回し読みしながら、「伝える側」と「受け取る側」の心構えの違いを説きました。自分を甘やかす事無く、周囲の人にとっても有意義な修行に対する取り組みを、皆でしていけたらと思います。

場を変えて、易筋行を。6月入門のMちゃん姉妹の姉とお父さんのTさんも、こちらから参座です。思ったほど気温が上がって来なかったので、自然の風で乗り越えられるかと、クーラー代の節約を目指しますが、基本演練を進めるうちに、玉のような汗と上がり続ける不快指数に、我慢し切れずコインを投入。やや快適さも上がりましたので、しっかり身体を動かし、技術レベルを上げていきたいところです。

NさんとW先生は演武の合わせに入り、残る小学生達を色帯組と白帯組に分けて、Tさんも交えて習熟を図ります。来月11日(日)の「泉田町盆踊り大会」での演武発表や、9月の地区昇級試験での受験に備えて、各自のレベルを着実に上げていきたいところです。小6女子のKちゃんは、1年ぶりの少年五級の受験を目指しますが、その為の「下受蹴」の練習の時に、相手をしていた弟のR君の水月に蹴りが入ったのか、R君が痛みでボロボロ涙を流す場面も。ケガをしない様に、気を付けるのはもちろんですが、痛みや苦しみが目の前に立ち塞がっても、何とか粘って活路を見出す。そんな「闘争心」や「折れない心」を身に付けられる修行の空間にしていければと思います。

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