7月27日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。迫り来る台風が三重県に上陸したとの情報の中、鍛錬に励みます。

激しい雨と強風の中、「今日は誰も来ないかもなぁ」と思いながらも市民館に出向くと、改修工事の足場の補強をする為の作業員さんの姿が。「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」を地で行くその在り方に、「負けてちゃいけねぇ」と刺激を受けます。参座してくれたメンバーの顔触れを見て、動く内容を決めます。台風の影響により、普段土曜日にはなかなか参座出来ないR君兄弟も来てくれました。二人には、折りに触れ手本を示す役目を担って頂きました。

今月入門のY君にも、読本と科目表が届きました。それぞれの活用の仕方を伝えましたが、自分を磨く道具や周囲の環境を、どう活用して自分をどう変化させるか。修練中に弱音を吐く事も多いY君ですが、夏休み期間中の平日の修練日に開催している、「夏休み武道体験会」に参加してくれている小1男女の存在が刺激になっている様で、「手本を示そう」・「知っている事を教えてあげよう」という姿勢が見て取れます。その結果なのか、この2回程は、泣きそうになってそれをこらえようとする雰囲気があります。「自分を成長させる為に、自分で自分に厳しくなる」という、修行に欠かせない感覚が芽生え始めているのでしょうか。

法形演練と自由練習は、来週松平スポーツ少年団支部と合同開催する「強化合宿2019」と、再来週の「泉田町盆踊り大会」での演武発表を視野に入れた練習で構成。NさんとW先生は演武練習を中心にし、Hさんには強化合宿で白帯~低学年と一緒に練習して頂こうと予定していますので、白帯のY君・K君・H君との時間を長くとりました。

自由練習に入って、W先生に「少年部指導者講習会」で学んだ身体操作を指揮して頂き、飽きの来ない内容で、本人の意欲を引き出す&身体感覚と能力の向上を図る事の大切さを目の当たりにしました。後半は、基本の突き蹴りの3連攻を練習し、少し相対での感覚を養った後で、軽めの運用法を行い、その間NさんにはY君とマンツーマンで上中2連突の指導して頂きました。何れも、強化合宿での修練内容や、その間一般がどう判断してどう動くかを意識した内容でしたが、それぞれの人が何かしらの発見や手応えを持てたのではないかと、希望的観測を抱いて「お茶の時間」と致しました。

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