8月24日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。突如訪れた「秋」の涼しさを喜びながら、鍛錬に励みます。

1週間の夏休みを明けた今週、8月頭の「強化合宿2019」と「泉田町盆踊り大会」での演武披露を経て、表情が精悍になった人間や、行動が積極的になった人間がちらほら。何かしらの「きっかけ」を、自分にとってのプラスに出来る人間が多く育つ空間。それこそが、少林寺拳法の道院であるでしょうし、そんな道院を目指したいものです。

今日も欠席者・遅れて参座される方が多数。逆に、その時いる人がお互いの成長を「意識」した行動を取れれば、お互いが成長していけるだろうとの願いも込めて、2~3種類の新たな練習方法も試します。その流れを引き継いで、「学科・法話」の時間では、時間をかなりオーバーしつつ、「ちゃんと聞く」とはどういう事かとの話をしました。これは3月の地区昇級試験で少年六級に合格したI君が、試験終了の瞬間に、考試員の先生から「ちゃんと話を聞けよ」と注意されていたのを見て、「いつか話そう」と考えていたものでした。早や半年経ってしまいましたが、行事2つを終えた今の方が、皆に良い響き方をしていたのではないかと感じています。

法形演練や自由練習では、9月の地区昇級試験やそれぞれのレベルに合わせた習熟の為に、顔触れや練習内容をこまめに区切って行いました。これは極力「飽きの来ない」状態を維持しつつ、統一された「意識」の上での向上を目指したものですが、割と良い結果だった様に思います。

自由練習ラストは、最近頻繁に行っている「シャドーボクシング」を経ての空乱を。「自分なり」の動きを練っておいてから、間合いを開けての乱捕り~当たる間合いでの乱捕りと繋げていくと、皆なかなか良い動きをしますし、あまり恐怖感を抱かずにやれる様で、新入門の白帯拳士でもそれなりに動きますし、殺気立っていない分、皆が笑顔で取り組む事が出来ています。

ペースが落ちずに動き続けているので、昼からの「夏の暑さ」に負けて点けたクーラーの中でも、皆汗だくです。「良い笑顔」で「良い取り組み」をしたからと言って、必ずしも「良い結果」には繋がりませんが、少なくともこの幸せな時間は「本物」だなと手応えを感じ、「お茶の時間」と致しました。

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