11月30日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。空気は冷たいものの、温かな日差しの有り難さを感じながら、鍛錬に励みます。

先週は、豊田市で開催された全国大会にスタッフとして参加していたので、刈谷北道院の修練はお休みしました。土曜日としては、2週間ぶりとなる今日ですが、明日の県武道館での昇級試験に向けての習熟に励む為、W先生とHさんに連れられて、松平スポーツ少年団支部のKちゃんとNちゃんが出稽古に来てくれました。

基本的には、後のスペースで別メニューでしたが、「学科・法話」の時間と鎮魂行には混ざります。2年続けて夏合宿を合同で行った事もあり、ほとんどのメンバーとは面識がありますが、合宿を欠席したMちゃん・Mちゃん姉妹は初対面。KちゃんR君姉弟とは1年ぶりの再会となります。「学科・法話」の時間に全員で自己紹介をして貰い、親睦も深めておきます。

鎮魂行後の「自由練習」もW先生とKちゃん・Nちゃんは、試験に向けた習熟を中心に。他のメンバーも、明日Kちゃんが受験者する少年四級の科目に通じる、「外受」や「打上受」を中心に、逆手の受けと突き蹴りを開足中段構から繰り返す練習を。小2白帯から一般有段者までが同じ内容の練習をするのも、ノリとしては難しいものですが、基本の身体操作を練る事は、どの段階でも必要な事でしょう。そこから飽きの来ない様に、バリエーションを付ける様にしつつ、応用にまで発展させていきたいものです。

易筋行を一通り終え、「お茶の時間」に。修練明けのこの時間も、出稽古に来てくれた面々と親睦を深めるには、貴重な時間です。「同じ釜の飯を食う」ではないですが、自分と自分以外の存在とコミュニケーションを取る機会となるでしょう。

作務を終え、皆が帰宅した後も、W先生とKちゃん達は、明日の試験に向けた最終チェックを。「熱心だな~!」と感心しつつ、小中学生含め「忙しい現代日本人」の、充実した修行と技術レベルの向上の為には、試験前等で習熟度の足りない時は、修練日の重ならない近隣所属や同じ小教区の道院への出稽古で、習熟度を挙げる体制が整えられると、教区制度にも更に意味合いが増すなと、新たな発見をしつつ、小1時間の居残り練習を終えられたW先生達を見送りました。

 

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