2月23日(日)、「昇段試験用特訓」。

本日は、3月8日(日)の昇格考試に向けた特訓を、副道院長のNさん・准拳士初段を受験する中1のR君・I君と泉田市民館で行いました。

当初は、松平スポーツ少年団からW先生と少年初段を受験するNちゃんも参加して下さる予定でしたので、NさんにはNちゃんの相手をして頂こうと考えてましたが、御二人が欠席となり、Nさんが丸々浮いてしまわない様に、Nさんに習熟を担当して頂く時間を取ろうと、スケジュールを想定していました。

が、午後からの特訓を前にして、一つのアクシデントが。今日が期限であるはずの、3月8日の受験申込。午前中に手続きをしようとしたら、パソコンの道院画面には「申込受付終了」の文字が!「しまった~!昨日の夜が、申込期限だったのかぁ~!」と、頭の中が真っ白です。しかし、「このままでは終われねぇ!」とばかりに、何とか交渉してみようと、香川在住の知り合いの本山職員さんや、愛知県連の役員さんに相談して、「今日までが期限のはずですけどねぇ。多分システムの不具合なので、受験者の拳士コードを教えて貰えれば、受け付けておきます」との確約を頂いて、一安心。ただ、年頭の「今年の目標」で、「早め早めに行動する」と自ら言っていたのに、期限当日に申し込む様では、やはりいけませんね。冷や汗をかいた分、今後の段取りに活かしたいところです。

市民館に到着して、特訓開始。「今日は、試験当日の内容を順番通りに進めるよ」と伝え、本番さながらの緊張感で進めます。テンポも少し早めで行いましたが、基本科目は中学生二人も順調にこなし、「おお!これは、ほぼ問題無く2週間前での準備完了を達成出来そうだな」と安心したのも束の間、剛法の抽出科目に入った途端に動きを間違い始め、私が特に間違えやすい法形を選んだ事もありますが、柔法の抽出科目は五技全てを間違えるという、体たらくぶり。小1時間で終わるかと思った模擬試験も、1時間半掛かってようやく切り上げられた状態で、終了後に即、二人が涙目に成る程の説教です。

模擬試験終了後は、1時間程Nさんに段取りして頂いて、習熟を進める時間を取りました。今年1年は、仕事の忙しさから平日はほぼ参座出来なかったNさんですが、今後は土曜日だけでも基本演練や修練自体をプロデュースする機会を作りたいと考えていますので、「1時間、好きに使って下さい」と伝えて、3人の修練を見守ります。ついつい口を挟みたくなってしまいますが、何とか少なめに抑え、自分以外の人が、何をどんな伝え方をし、その後に自分が何を付け足すかのイメージを膨らませます。またNさんが、どんな内容にどれだけの時間を使うのかを感じ取り、今後どの内容でどんなテーマを掲げて仕切って頂こうかとの、想定もしておきました。

ラスト1時間は、私自身がNさんの1時間を経てのプラスαをR君I君に伝えます。なるべく前の1時間とも共通し、初段受験に向けての習熟にもなる内容にしたつもりですが、果たしてどうだったでしょうか。来週日曜日も、私が審判員講習会に出席する為、3人で1週間前の身体慣らしをして頂く予定でしたが、慣らすどころかもっと習熟に務めなければいけない状態です。審判員講習会も、延期・代替開催になった事もあり、来週は私も参加しようかとも思いますが、出来ればR君・I君がもっと自分自身で意識を高め、Nさんとの3人だけで充分な準備を完了出来るレベルになって欲しいものです。

15分程延長した特訓を終えて帰宅すると、愛知県連の役員さんからシステムを復旧して頂いた連絡も頂き、無事に受験申し込みを完了出来ました。コロナウイルスの影響で、試験自体が中止になる可能性もありますが、多くの方からの支援を頂いての受験ですので、まずは万全な状態で試験に臨める様、準備だけはしておきたいと思います。

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