3月28日(土)の自主練習。

本日も、修練をお休みして、希望者のみの自主練習を。強めの雨が降っては止む天候不順の中、鍛錬に励みます。

コロナウイルスの影響も、なかなか収まらない状態で、少林寺拳法の行事開催も中止・延期が頻発しています。愛知県での小中高校の休校措置も、春休みまでで終了しそうですので、そろそろ4月以降の道院活動も視野に入れて、あれこれ段取りをしておきたいところです。

3月8日に開催予定だったR君・I君の准拳士初段受験も、5月17日まで延期に成りました。二人のテンションは完全に間延びしていますが、逆に充分過ぎる程の準備時間を取れましたので、もう一つ上の段階に挙げてから受験が出来る様に、雰囲気を締めておこうと思います。また2月・3月の体験入門者受付期間に参加して下さっていたSさん・S君・Sちゃんが、いずれも4月からの正式入門を希望して下さっていますので、法人の区別や手続きに関する説明を的確に行い、実りの多い修行の空間を提供していきたいものです。

これまで同様に、習熟度に違いの有る少人数の集まりでの修練が継続していきますので、3月を丸々休んだ方も含めて、着実な進歩・成長を促がせる様な在り方を、模索していきたいものです。

今日は、先週Nさんが基本演練でやって下さっていた内受の動きの延長で、修練全体を構成。S君・Sちゃんでも出来る動きを全体で高め、途中からグループ分けして、基本演練も習熟度毎に行う方式で進めます。全体の「和」を構成しつつ、個々のレベルも挙げられる。そんな工夫を常にしていきたいものです。また、「解らない事をやっている」と思うと、途端に思考の回路をシャットダウンしてしまう傾向の強いS君。「出来る事」を「出来る」と実感する瞬間を積み重ねていこうと、今日は私が長めに付き、「腰を立てる事」、「膝を絞る事」、「肘を外さない事」と、ひとつひとつ伝えていきます。当然すぐには出来ませんが、出来ていない事を改める様に指摘した瞬間の取り組みが、先週までとは全く違っていました。「成功体験」を積み重ねて自信を深める。そんなタイプの典型なのかなと、手応えを感じます。

法形演練では、私が初段受験組・Nさんが色帯組に付いて科目を確認し、鎮魂行後の自由練習では、土曜日出勤明けのW先生・Hさんにも初段受験組に混ざって頂き、初段科目の習熟に務め、Nさんには色帯組の内容にもバリエーションを付けて頂きました。学科・法話の時間や鎮魂行でも、後輩の世話をする事や手本を示す練習も行い、修練終了後の作務に至るまで、一貫した流れの中で自主練習を進められたように思います。

今日は終了後の居残り練習は無しにしたのですが、4月中も施設の利用制限により松平スポーツ少年団支部の活動休止を継続されるW先生・Hさんとあれこれ相談を。内容も修練の補填から「伝道の在り方」に至るまで多岐に渡り、気付けば19時半を過ぎていました。途中、来年度の地区長さんが用事でいらっしゃり、更にその用事を終えられて先に帰られる程でしたが、一切利用制限を受けずに泉田市民館を活用出来る環境の有り難さを痛感しつつ、帰路に着きました。

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