10月3日(土)の修錬。

本日も、泉田市民館での修練。秋が深まりつつある上に、昼前の気温の上昇もあり、心地良い気候の中で鍛錬に励みます。

今日は修学旅行で小学6年生が休む週の上に、突発の欠席者も出て、更に少ない参座に。それでもコロナウイルスへの対応と仕事の関係で参座を自粛していたW先生が、半年ぶりに参座してくれました。今月入門予定のA君とも、初顔合わせです。

今日、保護者の方に入門手続きや法人の区別について説明する予定のA君は、先週に引き続いてのダラダラモード。今日も放っておく時間と厳しく接する時間の2種類になりそうだなと、ペース配分を考慮します。部活動明けのH君も早めに到着したので、まずはA君を放っておいて、H君とW先生の科目に繋がる、且つA君の保護者の方に説明している時間に、A君も交えてやれそうな内容を反復します。松平スポーツ少年団支部での活動も再開したものの、未だに相対演練は出来ない状態と言うW先生も、久々の相対での動きに、苦心しながらもやはり楽しそうです。

最近小学生達には、態度や修練中の振舞いについて、「先輩としての姿勢」を頻繁に説いています。遅れて参座したY君も含めて、今日の二人は後輩の世話をする事や、先輩として振る舞う事を嫌がらないタイプ。なので、ダラダラモードのA君にも、出来るだけ厳しく接する時間を減らし、Y君やH君にも任せて、その間に違う組み合わせは習熟を高める感じで進めます。Y君は今日は早上がりもするので、A君の相手だけでなく、自分のレベルを高める時間も作ります。その間も、自分が上手くなるだけでなく、練習相手にも上手くなってもらった方が、自分にも有益だと言う考え方を説きます。それを聞いている人達の表情にも、教えの浸透を感じさせるものがありました。

Y君が帰った後に、W先生にH君とA君を指揮して練習を進めて頂きます。が、「16時15分頃に」と話していた説明の時刻に、A君の保護者の方が現れません。電話番号を聞いておく事を忘れて、確認の連絡を出来ず終いでしたが、その間3人での修練を見守ります。W先生が、あれこれ神経を遣い、色々と工夫をしてA君の興味とやる気を引き出そうとされているのが伺えましたし、H君が随分と後輩の面倒見が良くなっている事にも驚かされました。予定の時刻より20分ほど遅れてA君のお母さんが、生後1年経たないA君の妹のNちゃんを連れて到着。時間や約束を守る事の大切さをどう御伝えしようかと考えつつ、幼子を抱えていては、連絡や行動の精度も落ちるかと理解しつつで、説明に入ります。

説明の暗チョコを見失ってしまい、行き当たりばったりの説明になってしまいましたが、ほぼ内容を網羅。その間W先生達の練習も、なかなか盛り上がっていた様です。調子に乗って、A君のお母さんとあれこれ話していると、とっくに17時を過ぎていて、慌てて終了し作務に入ります。「気分屋」のA君も、作務の頃にはしっかり手伝うモードに成っていましたし、後輩の世話に大活躍だったH君もニコニコした笑顔で、「こんな時間まで残ったの、初めてだな~」と言っていましたので、気付けば20分近く駐車場で待たれていたH君のお母さんに、一緒に付いて行き御詫びと御礼を御伝えして、修練を締めくくりました。

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