10月31日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干の空気の冷たさを感じながらも、お昼の日差しの温かさを噛みしめながら、鍛錬に励みます。

今日は、10月中を体験入門期間としていたA君の保護者の方に、入門手続きや法人の区別について御説明する日。が、ケガや所用により、一般の参座が無い事が判明しました。「まあ、先輩達に仕切らせて、何とか回すか」と、その間の修練メニュー等を想定しながら作務を行いますが、小6のI君・S君が姿を現しません。修練再開以降、保護者の方にも欠席や遅れて参座する際の連絡の徹底を御願いしていますが、なかなか浸透しないものだなと思いつつ、集まったメンバーに沿った内容に変えていきます。

ここ数回の修練では、「全力で取り組み、気迫を込める事」と、「自分のやるべき事をやるのは当たり前で、先輩としての目配りと行動をする事」を説いていますが、何人かの人は動きや意識が変わって来ています。またそうでない人達に対する私の対応にも、変化を付けているので、結果に繋がっているかはともかく、雰囲気が少し変わって来ました。このまま良い結果に繋がるまで、気長に待ちたいと思います。

土曜日は15時前に参座するY君の到着と同じ頃に、S君とI君も普段着姿で到着しました。学科・法話終了後に二人を呼び寄せ、遅れた理由を聞くと、自転車で二人で来る予定だったが、集合時間を間違えた上に、吐き気がした為、コンビニで休んでいたとの事。S君が保護者の方から携帯電話を渡されている事もあり、「そんな時に、やるべき事は何だ?」と二人に問い掛けます。木曜日にも、連絡を疎かにする人・約束を守れない人は、周囲から大切には扱われないので、皆で気を付けようとの言葉を述べていたので、改めて二人にはその事を伝えました。

鎮魂行を終え、自由練習の時間に科目の習熟を行いましたが、11月に昇級試験受験を予定している組も、自分達でやる事を決めて進めていましたし、Y君に号令役を任せた白帯組も、なかなか良い雰囲気で取り組んでいました。

16時過ぎにA君のお父さんが到着し、小学生達にこの30分でやる事を指示し、説明に入ります。経験者でもあるA君のお父さんには、これまでの説明の手順と若干変えて、以前の組織の在り方との違いや、変遷の時期や理由も御説明しました。経験者だけに理解の度合いは高く、A君の普段の姿や特徴等も御聞きする事が出来ましたので、少しでも彼の成長に貢献出来る様な取り組みをしたいものです。

説明をしている間も、目の前の小学生達の取り組み方を見ていましたが、やはり万全な取り組みを出来る人間も少ないです。それでもやろうとする姿勢は徐々に見えて来ましたし、少なからず結果に繋がる取り組みの糸口を、本人達が掴んで来ている気がします。

最後に「成果発表」をし、皆で作務を行いますが、こちらも動きが変わって来ましたし、会議室での会合を終えられた敬老会の役員さん達に声を掛けられた際に、「挨拶はしたのか?」と問うと、全員「こんにちは!」と挨拶しに行きました。11月入門のA君のお祖父ちゃんが、今年度の敬老会の会長さんでもあり、役員さん達からも「A君はいつから始めたの?彼、元気な子だもんね~!」との声も掛けて頂きました。地域の活性化にも貢献出来る様に、精一杯役目を果たしたいと思います。

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