11月14日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。若干の空気の冷たさはあるものの、暖かな陽気に恵まれた中で、鍛錬に励みます。

今日は、先月行う予定で天候不順で延期した達磨祭を挙行しました。欠席者や時間の合わない人が多かったですが、逆に出席出来ないだろうと思っていた小3黄帯のY君が、想定外に専有道場から参座してくれて、10月入門のA君・今月入門のA君と共に、奇しくも刈谷北道院の低学年だけが全員揃いました。初&久々の専有道場になる3人の行事列席に、若干の不安もありましたが、初の専有道場に緊張感があったのか、全員達磨祭終了まで、意識が乱れる事が無かったのが、嬉しい驚きです。また私自身、達磨への説明を初めて聞く小学生低学年に、どこまで伝えられるだろうかと思っていた導師法話を、順序も内容も全く抜きの無い状態で、エピソードを交えた上で15分程で切り上げられた事も、不思議な結果でした。

想定外に達磨祭や写真撮影が早く終わったので、20分程「あ・うん」を活用した学科・法話を。初の専有道場となったA君・A君を、NさんやY君が上手くサポートし、多少時間をオーバーしたものの、真面目に受け取ろうとする「純真」な低学年拳士への法話を含め、良い感じで久々の道院修練を終えられました。

 

場を変えて、易筋行を。今月末に昇級試験受験を予定しているI君も、こちらから参加です。最近、小学生達に前に立ち号令や指示を出してもらう時間を増やしています。「先輩として」、「後輩の面倒をみる」事は面倒くさいと言えば面倒くさい事ですが、それをやる事で自意識が刺激されて、結果自分自身のレベルが挙がると繰り返し説き、各自のペースでやって貰っています。徐々にですが、「人との繋がり」も含めて、その時間を大切に出来る人が増えて来ている気がします。

易筋行後半は、Nさんに低学年3人を任せて、私はI君と少年四級の試験科目の確認を。ホワイトボードにやる内容を書き込み、Nさんに丸投げして、私はI君との科目の確認を充実させますが、久々の参座で手の掛かる低学年の相手をして、Nさんがイラついているのが、手に取る様に解ります。そこも確認しつつ、自分がこの後に指導する時は、この部分を強化しようと言うポイントを、掴んでおきます。

最終的には、試験科目の習熟もきっちりこなしつつ、各自に「自分の意識は、自分で高める」と言う事を認識させる時間も取れましたので、なかなか良い手応えを得て、帰路に着く事が出来ました。

 

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