1月9日(土)の修練。

2021年の修練も、本日からスタート。専有道場での新春法会の為に、皆が集まります。

世ではコロナウイルスの感染拡大が叫ばれており、本日の新春法会も僧階補任者が私以外は全員欠席する状況でした。が、社会人の多くは移動・活動への制限が掛かっている事を考えれば、止むを得ないところでしょう。その分、行事進行の司会役や写真撮影係、そして年頭に各自が発表する生活と少林寺拳法の両面での「1年の目標」の記録を、小6のI君・S君に御願いし、他の小学生達にも「自分が役割りを担う時は、どうするべきかを考えて列席する様に」と伝えて、開式します。

年明けからの厳しい寒さをしのぐ為、エアコンを暖房にして点火しましたが、アンペアが低い為、時々ヒューズが飛びます。教典唱和の際中にも一度電気が消えましたが、驚く小学生達を尻目にそのまま唱和を続け、動じない精神の強さの醸成を目指します。ロウソクの灯りと外からの日差しの中での鎮魂行も、なかなか雰囲気があって良いものです。

様々な「アクシデント」はありつつも、その都度のリカバリーと緑帯組の取り組みにより、厳かながら緩やかさもある空気もあり、なかなか良い進み方でした。Nさん・W先生・Hさんの「1年の目標」も私から皆に伝え、お互いの刺激に成ったと思います。

場を変えて、易筋行を。今回の移動・送迎は、前日から打診して快諾を頂いた、11月入門のA君のお父さんに手伝って頂きました。2時間弱の間に、家から離れた場所への2往復をこなして下さり、感謝・感謝です。

1月24日(日)に予定されていた、「泉田町芸能音楽発表会」の中止が正式に決まり、今年度は地域行事での演武披露が一度も出来ないままとなりました。止むを得ない状況ではありますが、社会のあらゆる面でのこれまでの「積み重ね」が、全て中断されてしまっている現実に、世の人々の徒労感は如何ばかりかと思います。

せっかく演武練習も始めたので、前日の23日(土)の修練時に成果発表の時間を設ける予定で、演武練習を進めます。また月末には単独でのH君とY君の昇級試験も予定していますが、その練習を想定する中で、成果発表でNさんと行う予定で流れた「技法紹介」のパートを、緑帯組に担って頂く事を思い付きました。週1回しか参座しないA君や、自分の身体の動きを自分で把握する事が苦手なA君の残り2回での習熟を含めて、皆でカバーし合いながら進めていくだけですね。自分一人で、道院運営をしている訳では無い事をしっかりと認識出来る、新年のスタートとなりました。

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