2月20日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。一昨日までの寒さから一転、「春の陽気」を感じさせる日差しの中、鍛錬に励みます。

今日も体験入門中のメンバーが多数参座してくれましたので、人数的になかなか良い雰囲気でスタート出来ます。が、「先輩」となる道衣組の取り組み方が先輩らしくあるかと言えば、今一つの状態の様で。「まあ、同じ小学生だから」と思う部分も有れば、「そこはもう少し」と思う面も有りますね。そこはこの2月・3月の期間に強化していきたいところです。

体験組は、徐々に修練内容を増やしている状況で、今週は開足中段構からの突き蹴りを始めました。割りと、「初めてやる事」を臆して嫌がるメンバーが多い様ですが、励ましの声を掛ける事で動く事を続けてくれますし、良い意味で「隣りの人」と張り合い、励みにしてくれるので、進み具合いは悪くありません。後は、私自身がもっと工夫して、ポイントを上手く伝えられる様にするだけですね。

学科・法話の時間には、先月末に実施した昇級試験の合格証書授与を。少年七級に合格したY君と少年五級に合格したH君に、「当日の感想」・「今後の抱負」・「仲間へ御礼やアドバイス」を述べて貰いましたが、この2人は回を重ねる度に良いコメントをしてくれるところに、嬉しい成長を感じます。

また学科・法話終了後に、今日の「成果発表会」用に、私と緑帯3人で舞台の天板を1列増やしたのですが、手伝いに来てくれたY君の「あ~!」という叫び声が。反対側に回ると、1人で広げた天板の下敷きになっているY君の姿がありました。すぐに持ち上げ救い出すと、幸い頭を床で打ったくらいで怪我も無く済みましたが、サッと壁際に走り、膝を抱えて座り込み、久々の「泣きの姿勢」を見せました。が、以前のアピール感満載の大泣きをせずに我慢をしている姿に、また一つ成長の証を見た気がします。

16時15分を過ぎる頃から、1ヶ月延期した「成果発表会」の観覧をしに、保護者の皆さんが集まり始めます。今回は1月末予定の「泉田町芸能音楽発表会」が中止になり、その前日に開催予定だったものを、緊急事態宣言発令後間も無くだった為、1ヶ月延期したのですが、丁度と言いますか「体験入門者募集期間」に入り、体験参加してくれている小学生達の保護者の皆さんにも、少林寺拳法を紹介出来る良い機会となった気がします。座布団を2メートル間隔で敷き、分散した状態で観覧して頂きましたが、先週体験に来てくれた年中のS君とお父さんも含めて、大勢の方に観に来て頂き、実に有り難い事ですし、動画撮影や本格的なカメラで写真撮影をされている姿を見るにつけ、緊急事態宣言下ながら「良い会を開催出来たな」との想いを強くしました。

地域を始め、多くの方の支えと関わりがあってこその道院運営であり、関わり甲斐の有る良い変化・成長を門信徒達に手にして貰わねばとの想いを新たにする、貴重な場となりました。

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