3月27日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。車中では汗ばむ程の暖かな陽気の中、鍛錬に励みます。

年度が切り替わるこの時期、コロナウイルスの影響で参座を控えていたNさんが、スポーツ保険の掛け金を持参して、修練前に顔を出して下さいました。久々に御会いして、近況報告や新年度に向けた変化点の予想を伝え合いましたが、元気そうで良かったです。参座出来そうな時期が、4月中旬まで延びそうな気配でしたが、新たな「家族」と早く顔合わせをして頂きたいものです。

今日は、4月からの入門予定者4名の内、2名の保護者の方に終了前30分に来て頂き、手続きや法人の変遷等についての御説明をする予定の日。一般の参座が無い状態なので、緑帯3人に任せて修練を進めて貰おうと目論んでいましたが、2人が欠席し緑帯がS君のみの状態でした。やる内容を想定し、S君にも「ラスト30分は、宜しく頼むよ」と事前に伝えてスタートします。

今日は、4月から土曜日にスイミングに行く事に成り、正式入門を見送ったSちゃんも来てくれましたので、極力ウォーミングアップと、受け~反撃をリンクさせて進めようと考えていましたが、なかなかに進み具合が鈍い状態で。先輩の道衣組もそうですが、体験中のH君も作務の時点から随分散漫な意識でしたので、やる内容を大幅に削り、「内受突」の相対に絞って、そこに繋がる動きを反復します。

途中、H君が「頭が痛いので、お父さんに連絡して良いですか?」と伝えて来ましたので、「今日は無理だな」と座布団で寝かせて休ませます。その後、S君も「調子が悪いので、休んで良いですか?」と言い出し、後輩の面倒をみるのを嫌がっているだけなのが見え見えでしたので、「休んでて良いよ。でも、ラスト30分はやって貰うから宜しくね」と伝えて休ませます。そのまま残る6人で、「内受突」を当たらない間合いで繰り返しますが、間合いが遠い事による安心感もあってか、皆そこそこ動きを掴んでいた様に思います。

早めに来て下さったお父さんの「説得」を受けて、キックミットを使用した当身から、再度合流したH君。その後、Wちゃんのお母さんもいらっしゃったので、S君を呼び寄せ、「天地拳第一系・単演」を体験者の面々に伝えて貰いました。H君とWちゃんのお父さん・お母さんに手続きの説明をしている間、グループ分けをして小3黄帯のY君の力を借りながらも、S君が何とか工夫して練習を進めていたのが印象的でしたが、逆に同学年のY君が奮闘している横で遊びに入るA君の姿に、「まだまだだねぇ」と来週の「絞り込み」のネタを見付けた思いです(笑)。

修練終了後に、来年度以降も継続して下さる連絡を頂いたS君のお父さん・お母さんと、市民館の玄関先で30分程「相談」をしました。「今の彼の状態のままで続けても、あまり意味は無いでしょう。どうなって欲しいですか?」と言う観点で御話を伺いましたが、お互いのS君の「人間的成長」に対しての想いを伝え合う事が出来、有意義な話し合いになったと思います。入門される方・継続して下さる方・その御家族それぞれに、意味の有る関わりが出来るような空間を、常に模索していきたいものです。

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