7月3日(土)の修練。

本日は、泉田市民館での修練。うだるような暑さの中、鍛錬に励みます。

先週までは、まだ時折涼しい風が吹いていましたが、7月に入っての昼間の暑さは、なかなかに厳しいものです。市民館に到着するまでの車中で、既にシャツが汗でズクズクになる程。作務を終えた時点で、今シーズン初の冷房に100円を投入です。

今日も序盤は、スイミングで15時に早上がりする小3白帯のR君にターゲットを絞り、少年八級に繋がる動きを反復します。先輩にあたる小2白帯のA君も、6月から、週1回しか参座出来ない分を、「自宅修練」として週2回程やって頂いてますので、その仕上がり具合をチェックしますが、あまり動きの違いを覚えようとしないA君より、R君の方が習熟度が早く挙がりそうなのが、悩ましいところです。

学科・法話の時間には、「残念なお知らせ」として「強化合宿2021」の宿泊と初日夕食のバーベキューを取り止め、半日の「強化練習」のみとする事を告知。また先週土曜日から今週木曜日に掛けて、ちょっと残念な「事件」が有りましたので、その事についての話をしました。当事者の一人である小4白帯のA君を始め、皆にはどう響きましたでしょうか。

今日は、レの字足での「上受突」と「熊手突」をやっておきたかったので、法形演練で下準備を行い、鎮魂行を。その途中で、中1緑帯のI君とS君が到着しました。鎮魂行終了後、二人を呼び寄せ、何故この時間の到着になったのかを聞きますが、自転車の鍵を無くして遅れたとの事。以前にも、12時半に家を出て、「お腹が痛くなって、コンビニで休んでいた」と15時半前に到着した事のあるI君とS君。「事件」の当事者でもある二人に、「無くなった鍵が、都合良く見つかったか」と静かなトーンで説教します。その間「15時40分まで休憩」と言われていた白帯達が、自分達で整列して、その前まで行っていた内容の復習を始めたのは、心強い取り組みなのか、そうさせる程緊張する空間になってしまっているのか。あまり、不快な想いを強いる空間にはしたくないものですが。I君とS君には、「有段者を目指すなら、雑でいい加減な事をせずに、真剣にやれ」と伝えましたが、果たしてどれだけ響いたでしょうか。

自由練習前半では、4月入門の小5H君のリクエストもあり、「熊手突」と「上受突」を。「上受突」も裏と表を両方やりましたが、先ずは「逆突」の足捌きをしっかり身に付ける為に、差替入身を抜いて開構からやる「上受突(表)」の(仮)を行いました。それでもなかなか、体捌き・足捌き共に簡単には進歩しません。本人達の意欲を刺激しつつ、少しでも技術の向上が早まる様な練習方法を考案していきたいものです。

自由練習後半は、組み合わせごとにやる内容を変えて行きますが、木曜日に「小手抜をやりたいです」とリクエストし、残り15分で触りだけ伝えたH君は、今月末の少年六級受験に向けて、今日学科宿題を提出したY君と、「小手抜」の習熟を。精神的なムラは有るものの、意欲は抜群のH君。焦らず精進に励み、身体操作だけでなく内面の習熟度も挙げて行ってくれればと思いますし、H君より歩みの遅い他の人達も、より意欲的に取り組み、且つ仲間で協力し合える様な雰囲気を、何とかして創り出さねばとの想いを強くして、修練を切り上げました。

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