本日は、泉田会館での修練。湿度と気温の高さを感じる気候の中、鍛錬に励みます。
明日が刈谷市議会議員選挙と言う事で、泉田市民館が投票所と成るので前日から入館出来ず、代替として泉田会館を割り振って頂けます。丁度と言いますか、来週泉田会館の清掃をしようと考えていましたので、今日やっておこうと道院の備品として購入したガラス拭き用の水切りワイパーも持参したのですが、ふと考えてみれば窓拭き用の洗剤は泉田市民館に有り、それを取りに入館する事が出来ませんので、結局は来週に~と言う「何じゃそりゃ」と言いたくなる結末と成りました。
今月の地区合同昇級試験で受験を予定している小6白帯のA君と小3白帯のA君ですが、来週の学科宿題提出期限に向けて、今日が一次提出の日。先週にも忘れない様に念を押しておきましたが、やはりと言いますか2人共宿題用のノートを忘れて来ました。「自分の試験に対して真剣に取り組んでいたら、忘れないと思うんだけど自分でどう思う?」と静かに説教しますが、提出期限は来週末ですのでそのまま進める事にしました。
学科・法話の時間での読本の回し読みは、頭の方のページの為「正しい目標に向けて努力すれば、人間は向上する可能性を持っている」と言うページでした。試験を受ける2人にはモロにそのまま当てはまる内容でしたので理解はしやすかったと思いますが、「解った」としてそれを行動に移せるかどうかが問題です。その行動力と、「正しい目標」を志せるだけの知恵と見識を養う為の修行ですから、粘り強くやって貰うだけでしょう。
鎮魂行後の自由練習でも、序盤は試験を受ける人の相手を私がして習熟を図る時間としました。自分の出来ない事は早めに諦める癖のある小6白帯のA君には、受身の練習は家でやっておく様に3ヶ月前に伝えてありましたが、その時点からほとんど変わっていない状態です。「人間は、自分でこれぐらいで良いわと思ってたレベルにしか成れないから、あなたが目指してるレベルってのはその程度って事だな」と問い、残り3週間で少しでもレベルを挙げておく様に伝えておきます。
今回小6白帯のA君の試験時の相手を、小5五級のE君に御願いしました。自分のレベルを挙げる事に対する意欲は誰よりも高いE君ですが、「相手を観る・相手に合わせる」と言う事はあまり得意ではありません。自分より年上の後輩であり、自分よりも意欲も努力の量も少ないA君を励ましながら相手をする事で、E君の人間としてのレベルも挙がってくれればと期待していますが、中1一級のH君同様に「面倒くさい」後輩の支え役を上手くこなしてくれています。学科・法話の時間でも伝えた、「自分も誰かに支えて貰ってレベルを挙げたんだから、誰かの為に行動する事も意識して欲しいよな」と言う事を訓練する時間でもありますので、彼等2人にはそれもやって行って貰おうと思います。そんな2人の姿を観て、周りの人はどう考えるか。ただ「教わる側・やって貰う側」で居続けるのか、自分も「支える側」に回ろうと努力するのか。結局は自分で何を志すかによりますが、少しでも「世の為、人の為」の行動に繋がる訓練に近付ける様に心掛けたいと思います。