7月22日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。梅雨も明け、本格化する夏の日に鍛錬に励みます。

欠席者の多い本日ですが、明日の昇級試験受験、来週開催予定の「強化合宿2023}、3週間後の「泉田町盆踊り大会」での演武披露、そして今シーズン初の泉田会館の清掃と、考える事も多くあります。クーラーを点け始めさ最初の1時間で、明日の少年八級の試験に繋がる内容を復習し、クーラーが切れてから隣りの泉田会館に移動。玄関には、一昨日と今日の午前中に買い出した合宿用の飲料水が積み上げてあります。

今日はトイレ掃除を割愛し、窓拭き用のワイパーを持参して乗り込みましたが、洗剤で吹き上げた窓ガラスは早々に乾いてしまい、ワイパーの使い勝手もよろしくない状態に。もう少し考えないといけませんね。暑~い空間で皆が動いてくれましたので、より綺麗にしたいものです。

市民館に戻り、学科・法話の時間では、「気合と気勢」のページを。明日受験予定の小6白帯のA君と小3白帯のA君は、どちらも気迫には欠けるタイプ。試験に向けて、自分自身の精一杯の取り組みをする事自体が、自分の人生に有益な時間に成る事を説きました。

その後の易筋行では、受験組はその相手を務めてくれる小5五級のE君と小6五級のA君に相手をして貰い、習熟に努めます。また副道院長のNさんは、中1一級のH君との盆踊り大会での組演武の練習をしたかったのですが、H君とが家の用事で休んだ為、小5六級のH君に相手をして貰い、構成の確認だけして貰いました。

今回の試験に向けて、割りと早い段階でその相手をE君とA君に御願いしたのですが、2人共頻繁に声掛けをして習熟に努めてくれています。逆に、受験する本人達のテンションに物足りなさを感じる程です。精神的な怯えが強く、「大車輪」でもまともに手を着けない状態で3ヶ月以上経過している小6白帯のA君ですが、ふと思いつきホール後方の舞台に手を着いて「大車輪」をやらせてみました。手を着く床が高くなった分、身体を逆さまにする恐怖心が多少薄らいだのか、そこそこ良い足の挙げ方に成り、ふつうにゆかのうえでやってもこれまでで一番良い状態に成りました。明日の試験では無理でも、今後の進歩には繋がりそうな希望を持てる瞬間でした。

その間、NさんはH君と演武練習を進めてくれていましたが、印藤は出来るものの精神的な幼さのあるH君は、上位の人と組むと動きの甘さが目立ちます。それでも、やった事の無い動きに繰り返し熱心に取り組みますし、仕事の忙しさやコロナ禍で参座が遠のき、体力面でかなりの低下がみられるNさんも、小5五級のE君と共に「参与道院長候補」との指名はしたものの、親御さんの志向するサッカ―の頻度が高まり、すっかり日焼けしたH君との相対演練を、何処か楽しそうに繰り返していました。

身体を動かした上での進歩・成長を目指す事の大切さを再認識しつつ、締めの気合い出しと作務を終え、帰路に着きました。

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