10月28日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。陽射しはあるものの、冷たく強い風が吹く中、鍛錬に励みます。

来月の地区合同昇級試験に向けて、今日が学科宿題の1次提出日。「1文字も書いてない」と言っていた小4七級のA君には、2週間前から「書いて来いよ~」と伝えてあったのですが、予想通り何も書いてない状態のノートを持ってきました。ですので、「あなたにとって、少林寺拳法の試験はそれぐらい価値の無い物って事だよな?そrで良いのか?」と、涙目に成るほど説教です。小1の10月に入門して丸3年経つA君ですが、挨拶や話の聞き方も含めて、そろそろ「本気」を求めて行こうかと思います。

基本演練では、開足中段構での順と逆の上段突・中段突・蹴上を、単独と相対での習熟を。自分一人での動きを高める事も大事ですが、その際に「相手に合わせる」・「合わせた後にかわす」と言う感覚を意識しながら動く事も大事だなと、最近思います。それぞれの水準によって求めるレベルも高めて行こうと思います。

学科・法話の時間では、「本当の強さとは」。小学生と言えど、ほとんどの人は、「強く成りたい」と思っている事でしょう。その為にしっかり努力して貰いつつ、「その強さをどう使うか」も並行して考えて貰っておくべきでしょう。鎮魂行の前には、主座を行う際の作法を一通り説明しました。今後は、ちょくちょく主座もやって言って貰おうと思います。

休憩後の自由練習では、まずは「小手抜」から。組み合わせによって、「逆小手」に進んでみます。16時前にK君・Rちゃん兄妹が到着。スイミングあがりということもあってか、集中力も散漫な雰囲気ですが、「疲れているから仕方無いか。でも、少しでも集中してやろうか」と伝えます。K君・Rちゃんと一緒に動くグループには、開足での「内受突」からレの字足での「内受突」、その後キックミットを使用しての当身まで。中1一級のH君と小5五級のH君は、「逆小手」から「巻小手」、「巻落」と同じ系統の法形に進みます。理法への理解度の高い中1一級のH君はが、上手くH君を導きながら投げ技の練習を楽しんでいました。

今日はいつも担当してくれている小6五級のA君が早上がりしたので、作務の後にお菓子の分け方を皆に説明。「誰でも代われる様に準備しておいて」と伝えましたが、「自分がやるんだ」と言う気持ちを持っている人とそうでない人では見方聞き方が違って来るでしょう。自分のレベルを挙げようと言う意識の高い人が育つ空間を創っていきたいものです。

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