11月4日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。季節外れの暑さの中、鍛錬に励みます。

11月頭でも「夏日」に成っているこの数日。身体を動かしながら己れを養うには、絶好の気候です。欠席者多数の今日ですが、参座してくれた人だけでも、自らの意志でしっかり鍛えて貰いましょう。

2週間後の地区合同昇級試験に向けて、今日が受験するかどうかの最終決定日。学科宿題の進みが遅かった小4七級のA君も、火曜日の修練時に主題の大半を書かせて、お母さんに来て貰って「土曜日に提出出来ないと~」との話をして上での今日、何とか合格出来る状態で提出を終えました。ただ、帯の色が変わる試験の時に毎回書かせている「入門した頃の気持ちと今の気持ちについて」の文章量が少なく、2年前の2年生での八級受験の際に書いた文より行が少ない事をA君に伝えて、「これを観て、あなたが成長していると思う人はいないのは解るか?」と聞くと、少し神妙な表情をしていました。

基本演練でも、試験に出て来るであろう内容を踏襲します。運歩や体構・受身等、他の人の動きも確認しながら行いましたが、皆そこそこ良い感じです。

私自身が試験を受ける小4七級のA君と小5五級のE君の相手をしながら、科目の習熟度の確認をします。それぞれに細かいポイントでの課題は有りましたが、なかなか良い状態ではありました。あと2週間で、更に高めて行きたいところです。

先日、鎮魂行の作法を皆に伝えてありましたので、今日は中1一級のH君に主座を・小4七級のA君に打棒を担って貰いました。それぞれに役割りに対しての意識も持っていたのが感じられましたので、次の段階に向けてのアドバイスも加えておきました。

ラスト30ふんでは、拳サポ・すね当てを着けての運用法を。柔法に繋がる受け方を意識しての動きを試してみましたが、結局は基本の立ち方・構え方から運歩や体捌きの組み合わせなんだなと再認識します。そんな事も皆に伝え、技術力を高められる様な易筋行への取り組み方、そして人生に通じる修練への取り組み方を説き、締めの気合い出しと作務を終え、帰路に着きました。

 

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