本日は泉田会館での修練。強風吹きすさぶ中、鍛錬に励みます。
22日・23日と、市民館ホールを使用して「泉田町文化展」が開催される為、事前に公民館主事さんから会場の変更の打診を頂き、了承していたのですが、予定表を観ると「これ、使えないんじゃないの?」と予測出来る状態。案の定、泉田会館のホールは明日の会議で使用する為に机が並べられていましたので、公民館主事さんの許可を得て、和室を利用しての修練です。
今日は欠席者多数でしたので、小5五級のA君の試験や演武披露に向けての習熟をメインにして進行。SさんにA君の相手をして貰い、私は小1白帯のH君にベタ付き。スボンの紐の結び方や帯の結び方から始まり、「天地拳第一系・単演」の復習も進めましたが、説明の途中から意識が外れるのが通常ですので、レベルを挙げるのも簡単ではなさそうですね。1時間近く掛けて、先週の復習プラスようやく一つの動きを足せましたが、彼のペースとしてはこれが適度かも知れません。時間は掛かりますが、気長にお付き合いするとしましょう。
修練開始前に、文化展の役割りでいらっしゃった役員さん達に、後で文化展の観覧に御邪魔するつもりでいる事を御伝えすると、「先着50名で、お茶と御菓子が出るよ」と教えて下さいました。早めに行った方が良いかとも思いましたが、そのお茶出しの役割りに参加する子供会の小学生の中に、16時頃に参座するRちゃんの友達がいるだろうと予想されましたので、K君・Rちゃん兄妹が到着するまで易筋行を続けます。SさんとA君には引き続き四級科目・三級科目をやって貰い、私はH君とキックミットを使用しての当身を。身体の使い方としては向上はしませんが、H君にはシンプルに「強く打つ」と言う事をやらせると、そこそこ集中してやれます。まずはここから始めましょうか。
K君・Rちゃん兄妹が到着すると、即泉田市民館に移動して各作品の鑑賞に移ります。地区は違いますが、泉田町と同じ学区の小学校に通うK君とRちゃんは「これも友達のだ!知り合いばっかり!」とテンションが挙がります。また、同級生の女の子は発熱で欠席した様ですが、3歳年上のお姉ちゃんと再会して抱き合って喜ぶRちゃんや、これも同級生の女の子と出くわして「K、何してんの?!」と驚かれ、お互いに「めっちゃ気マズい!」と照れながら和菓子と抹茶を御馳走になる姿が、実に微笑ましいです。せっかくの地域行事もなかなか観覧者は多くないですが、それだけに修練時間を削って観覧している私達の行動は、地区の役員さん達にはポイントが高くなります。「児玉さん、来年は練習中や行事も風景の写真を出展してよ」と役員さんの方から御話を頂くぐらいですから、良い関係を構築出来ていると言えるでしょう。
30分程作品を鑑賞し、泉田会館に戻って来筋行の続きを。「内受突」、「上受突」、「転身蹴」に繋がる動きを全員で行った後、SさんはH君と・A君とK君・Rちゃんと私と組んで芸能音楽発表会用の演武練習に入ります。今週火曜日の修練時に、自分達の演武の構成を自分達で考えて貰いましたが、A君とK君も良い雰囲気で習熟に励んでいます。私もRちゃんと取り組む事により、各ポイントを多く伝える事が出来ました。昔から言われている「毎回、全員の手を取れ」と言う言葉の重要さを改めて感じます。
以前、その日の成果発表的な時間を取るので、一緒に観て貰う為に10分前ぐらいにホールに入って貰う様に保護者の方に御願いしたのですが、K君・Rちゃん兄妹のお母さんは毎回観に来てくれますし、最近はA君のお母さんも火曜日の修練時に階段を上って観に来てくれる様になりました。実際には毎回誰かを指名して発表をしている訳ではありませんし、鎮魂行を行っていたりするのですが、修練中の様子に関心を持って頂ける事自体に大きな意味が有ります。今日はA君の妹のNちゃんも一緒に来てくれましたので、A君とK君に演武6構成を発表して貰いました。2回目の練習にしてはそこそこまとまっていましたし、K君の気合いの充実も本物に成って来たなと感じます。またその様子を、目を輝かせて観ているNちゃんの存在も喜ばしい限りです。締めの気合い出しを終え、Nちゃんにも荷物の運び出しを手伝って貰って、帰路に着きました。