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Shorinji Kempo

7月3日(土)の修練。

本日は、泉田市民館での修練。うだるような暑さの中、鍛錬に励みます。

先週までは、まだ時折涼しい風が吹いていましたが、7月に入っての昼間の暑さは、なかなかに厳しいものです。市民館に到着するまでの車中で、既にシャツが汗でズクズクになる程。作務を終えた時点で、今シーズン初の冷房に100円を投入です。

今日も序盤は、スイミングで15時に早上がりする小3白帯のR君にターゲットを絞り、少年八級に繋がる動きを反復します。先輩にあたる小2白帯のA君も、6月から、週1回しか参座出来ない分を、「自宅修練」として週2回程やって頂いてますので、その仕上がり具合をチェックしますが、あまり動きの違いを覚えようとしないA君より、R君の方が習熟度が早く挙がりそうなのが、悩ましいところです。

学科・法話の時間には、「残念なお知らせ」として「強化合宿2021」の宿泊と初日夕食のバーベキューを取り止め、半日の「強化練習」のみとする事を告知。また先週土曜日から今週木曜日に掛けて、ちょっと残念な「事件」が有りましたので、その事についての話をしました。当事者の一人である小4白帯のA君を始め、皆にはどう響きましたでしょうか。

今日は、レの字足での「上受突」と「熊手突」をやっておきたかったので、法形演練で下準備を行い、鎮魂行を。その途中で、中1緑帯のI君とS君が到着しました。鎮魂行終了後、二人を呼び寄せ、何故この時間の到着になったのかを聞きますが、自転車の鍵を無くして遅れたとの事。以前にも、12時半に家を出て、「お腹が痛くなって、コンビニで休んでいた」と15時半前に到着した事のあるI君とS君。「事件」の当事者でもある二人に、「無くなった鍵が、都合良く見つかったか」と静かなトーンで説教します。その間「15時40分まで休憩」と言われていた白帯達が、自分達で整列して、その前まで行っていた内容の復習を始めたのは、心強い取り組みなのか、そうさせる程緊張する空間になってしまっているのか。あまり、不快な想いを強いる空間にはしたくないものですが。I君とS君には、「有段者を目指すなら、雑でいい加減な事をせずに、真剣にやれ」と伝えましたが、果たしてどれだけ響いたでしょうか。

自由練習前半では、4月入門の小5H君のリクエストもあり、「熊手突」と「上受突」を。「上受突」も裏と表を両方やりましたが、先ずは「逆突」の足捌きをしっかり身に付ける為に、差替入身を抜いて開構からやる「上受突(表)」の(仮)を行いました。それでもなかなか、体捌き・足捌き共に簡単には進歩しません。本人達の意欲を刺激しつつ、少しでも技術の向上が早まる様な練習方法を考案していきたいものです。

自由練習後半は、組み合わせごとにやる内容を変えて行きますが、木曜日に「小手抜をやりたいです」とリクエストし、残り15分で触りだけ伝えたH君は、今月末の少年六級受験に向けて、今日学科宿題を提出したY君と、「小手抜」の習熟を。精神的なムラは有るものの、意欲は抜群のH君。焦らず精進に励み、身体操作だけでなく内面の習熟度も挙げて行ってくれればと思いますし、H君より歩みの遅い他の人達も、より意欲的に取り組み、且つ仲間で協力し合える様な雰囲気を、何とかして創り出さねばとの想いを強くして、修練を切り上げました。

6月26日(土)の修練。

本日は、専有道場からスタート。蒸し暑さを感じる気候の中、久々の専有道場に皆が集まります。

今日は、昨年挙行出来ず、また先月5月に予定していて順延した「開祖忌法要」を執り行いました。久々の専有道場と言う事もあり、私自身も早めに家を出ましたが、行事に関してはノー段取りの出たとこ勝負。「それでもそれなりの及第点を収めるのも、実力の内」とばかりに、胃の辺りに感じる緊張を楽しみますが、4月入門の面々の保護者の皆さんの、時間通りに集まって下さる意識の高さにも助けられ、作務も早々に終わり、事前の説明も多少済ませる事も出来ました。

また、緊急事態宣言の絡みもあり、参座を控えられていたNさん・W先生・Hさんも2年ぶりの「開祖忌法要」と言う事もあり集まって下さり、修練自粛中のグループLINEでの動画のやり取りで「知った仲」ではありましたが、4月入門者との「待望の初対面」も済ませる事が出来ました。

今回の開祖忌法要の進行に際しては、初の行事への緊張感を緩める意味でも、厳かさを若干犠牲にしつつも、私自身がちょくちょく言葉を挟み、雰囲気を緩める様にしました。最近の小学生達の学科・法話の聞き方や、その言葉の染み込み方を観ていても、それぐらいの雰囲気の方が浸透度が高い気もしていましたが、今日も然程ダレる感じでも無く進みます。また導師法話では、事前に学科・法話で読本の開祖の関するページを読んでいた事もあり、開祖に関するエピソードをかなり割愛しつつも、内容を「人の質」に定めた話を展開。相変わらず、取り留めもない出来になってしまった気もしますが、目の前に座っていた小3白帯のR君の集中力の限界を見計らって、法話を締める事が出来、終了後の写真撮影を含めて、想定より15分ほど早く切り上げられ、「何か忘れてないか?」と不安になる程の、スムースな行事進行となりました。

場を変えて、易筋行を。の前に、刈谷市がまん延防止措置の対象地域になっている事もあって(実際に住んでる人間達に、全く実感が無いのが不思議ですが)、Nさんが「輸送」を終えられた時点で帰宅されました。昨年はほぼ丸1年参座されず、またここ数年は土曜日のみとなる事も多く成ったNさんですので、徐々にながら身体を慣らして行って頂きたいものです。

今日は、元々易筋行の前半を「先輩組」と「後輩組」に分けて、2人1組を作ってテーマを絞った練習をしようと想定していました。これはNさんの「身体慣らし」と、W先生とHさんに白帯組とのコミュニケーションを取る時間を多めにしようと考えてのものでしたが、副道院長のNさんとの「親睦」はまたの機会として、それなりに良い雰囲気で「開退」・「下受」・「一字構」の習熟を進められた気がします。

その後、組み合わせをランダムにして「逆突」の後ろ脚の使い方をテーマにして、「内受突」の相対を行い、その後は組み合わせごとに内容を変えて、修練を構築します。いずれも短時間で交代していきましたので、技術レベルの向上としては今一つだったかも知れませんが、全体的に良い雰囲気で作務を終えて皆を見送る事が出来ました。

今日は修練後に、地区の組長会議が開催されるとの話を地区長さんから伺っていましたので、早々に退散せねばと思っていたのですが、隣りの会議室での役員会議のみだった様で、ゆったりとホールでW先生とHさんと話し込み、金剛禅の在り方等に話が及ぶにつけ、気付けば19時を過ぎていました(笑)。修行出来る空間がある、共に修行に励む仲間がいる、この当たり前ではない現実への「感謝」を忘れない様にせねばとの想いを強くして、帰路に着く事が出来ました。

4月24日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。上着が要らないくらいの陽気の中、鍛錬に励みます。

新年度の4月も1ヶ月が過ぎようとしていますが、この4月は門信徒のノリも、保護者の皆さんとの連絡のやり取りも、なかなか順調に進んでいる気がします。今日の修練のスタートの作務も、集まりも良く、小中学生達の取り組みも悪くありません。取り組みが良いと、ついつい結果の良さを欲張ってしまいますが、今日はウォーミングアップのスタート時刻に、掃除機掛けが全て終了してはいなかったので、時刻通りに切り上げ、もう少し時間を意識しながら、周りと連携して作務を進めるように話しました。土曜日の、時間を長めに取る作務は、次回は連休明け5月になりますが、果たして皆の取り組みはどうでしょうか。

ウォーミングアップでは、少し楽しめる走るメニューも入れて、振子や膝上げ、踏み込み等もこなします。この後の易筋行の内容に通じるものを優先しましたが、取り組んでいる本人達には、なかなかその意識が伝わってはいない様で。「運動」としては十分意味が有りますが、技術レベルの底上げにも効果を出して行きたいものです。

今日は、「蹴上」と「蹴込」の違いと、「廻蹴」の練習をしたかったのですが、取り敢えずは「蹴込」までの進捗となりました。また先週早上がりした新入門のR君とY君に「横転からの起き上がり」を伝えたかったのですが、スイミングに通うR君だけでなく、Y君も今日も15時上がりだったので、受身をカットし、「蹴込」の習熟に専念しました。参座日数や時間にはどうしても個人差が出ますので、それぞれのペースに合わせてでも、着実な進歩を誘いたいと思います。

2人が早上がりした後に、法形演練で相対での「内受突」と「上受突」を復習し、鎮魂行へ。その後に長めの休憩を取りましたが、「スタートの時刻には整列している様に」と伝えると、皆で声を掛け合って整列を完了していました。この辺りは、熱意の有る新入門者の存在が良い刺激になっている証なのかなと、手応えを感じます。

自由練習では、「横転からの起き上がり」や各種受身の復習をし、「逆小手もどき」の練習を。白帯組は、投げ技の際の体裁きに苦戦していましたが、徐々に進歩して行く人もいます。粘り強くサポートして行かなければいけないところですし、その先に有る技術の面白味も上手く伝えて行きたいですね。

自由練習ラストには、防具を付けての乱捕りに進みたかったのですが、防具の装着に時間が掛かって、中身が薄くなりそうだなと、そのまま「逆小手もどき」の習熟に努めます。色んな事を交えて視野や意識を広げる時も必要でしょうし、内容を絞って習熟度を上げる時も必要でしょう。様々な工夫を凝らして、皆の進歩を促せるような修練を、常に模索して行きたいものです。

4月17日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。夜半から降り続く雨の中、鍛錬に励みます。

4月に入っても、なかなかコロナウイルスの影響も引きません。一般の皆さんも、引き続き参座を控えている状態ですが、どうも今年度はずっとこんな感じが続きそうな雰囲気ですね。小中学生のみの修練が続きますが、少しでも充実した時間・空間にしたいものです。

今日も遅れての参座・早上がりの人がぽつぽつ居ますが、昨年度から作りたかった個人別の修練メニューを作成出来たので、上手く各自の習熟度の管理をして、技術レベルも挙げていきたいもの。今日は割りと皆が早めに参座してくれたので、作務の時間の掃除機の掛け方や、各種備品の準備の説明を再度行い、皆に動きを任せますが、新中学生2人がしっかり考えて動いているように見えなかったので、呼び寄せて低いトーンでマスク越しに5分程「説教」です。

「これをやりたくないんだよなぁ」と思いつつも、「けじめ」を付ける時間としては必要だろうと思いますし、4月入門の面々は高学年が多い為か、説教されている姿を横目で気にしながら、委縮する事無く動いています。あまりそれに甘え過ぎて、小中学生達に不快な想いを押しつけ過ぎない様に自戒しないといけませんし、何より「やらされ」ではなく、自分で意識して行動出来る様な伝え方をしたいものです。

今日は、4月入門の小3のR君がスイミングに通う為&小4のY君が家の用事で15時前後で早上がりする為、それまでに新入門者に伝えておきたい事をこなしていかないといけません。ただ、それでも2時間近くの修練時間は、他の道院の小学生としては、充分な時間でしょう。少しでもポイントを伝えて、次に繋げたいですね。

また、4月より土曜日のみの参座となった小4黄帯のY君と、元々土曜日のみの参座だった小2のA君も含めた全員に、読本で読んで来るページを指定し、科目表へのメモと、参座前日の「予習」を伝えましたが、他の人は読本の読み込みやイメージトレーニングを割りとして来ているのに対し、当の週1参座の2人が全く意識出来ていない様です。この辺りも強化する必要のある点ですし、逆に「必要な努力」を自分で意識出来ない人間に、無理に続けさせる事もないかと割り切って進めようと思います。

今日の学科・法話では、少年読本の6ページの「いのち」に関する部分を皆で回し読みし、その内容をホワイトボードで説明します。3年程前にも同様の話をしましたが、誰もが楽しく聞けて、尚且つ命の大切さを理解出来る内容なので、今日も見事にヒットしました。普段、集中力が持続せず他所見も多いながら、朗らかな一面を持つ新入門のY君が、「感動的な話だなぁ」と声に出していたのも印象的です。

何とか早上がりする2人にも、聞かせたかった法話をして送り出せたので、残ったメンバーで科目の習熟を行います。そろそろ白帯の面々にも、柔法の一端を伝えたかったので、まずは受身の練習から。運動はあまり得意ではなさそうな、でも頑張り屋のWちゃんは、「横転からの起き上がり」を「難しいなぁ」と苦笑いしながらもひたすら繰り返し、「段々慣れて来た!」と自らの奮闘で習熟度を上げて来ました。逆に精神面の弱いH君は、いま一つ理解出来ていない時点で、動きを止めて気を散らしていたので、次の練習に移る際に、「今のあなたの時間は、全く意味が無いよ。今日、来なかったのと一緒だな」と伝えたら、ハッとした顔をしていました。出来れば相手を不愉快にさせる言葉は発したくないものですが、自分の課題・問題点を、自分で意識して向上させられる様に、上手く導いていきたいものです。

自由練習後半は、色帯組は「逆小手」と「小手抜」を・白帯組は正対構からの「内受突」と「上受突」の習熟に努めます。木曜日に、初めて「逆小手」を練習した緑帯3人ですが、数年前の連盟の会報に載っていた、投げ技を「ゴールから始める」練習方法を取り入れたところ、「2回目で、こんなに出来るか?」と思うレベルに成っています。それもあってか、「小手抜」の先の投げ技を意識出来てテンションの挙がるY君と4人で、実に楽しそうに練習していました。

逆に、新入門のH君・Wちゃんが理解出来ている「表」と「裏」を、動きとして全く意識出来ていないA君・A君2人に、作務終了後のお菓子を選ばせている時に思いつき、「居残り練習」を15分程やらせました。途中、いつまで経っても出てこない我が子を迎えに来て下さった、小4A君のお母さんを玄関に待たせ、低いトーンで「理解出来るまで、しっかり動けよ!」と叱咤します。最後は楽しい雰囲気で切り上げたかったのですが、徐々にながら構えも動きも向上して来ましたので、「次、参座した時に、これをしっかり覚えて来て」と、一応の「励まし」の声を掛け、2人を見送りました。

4月10日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。暖かな日差しに恵まれた中、皆が集まります。

4月入門の面々にとっては、今日は初めての道院修練。入門手続きの際に、保護者の方にも地図を渡して送迎を御願いしていましたが、今回入門してくれた4人の保護者の皆さんは、求めているものがしっかりしているのか、時間も正確に行動して、開始時間に間に合わせて下さった方が大半でした。作務への取り組みも割りと積極的に動き、先輩の緑帯達も率先して動く姿勢を見せてくれているのも、良い変化です。

瞑目の時間を長く取った鎮魂行を終え、暫しの法話を。呼吸を整え、自分の周囲から多くのものを感じ取り、その支えを受けて、しっかり精進する事を説きました。「あ・うん」を活用しての学科・法話では、開祖の言葉を皆で回し読みします。途中、「五十歩百歩」と言う言葉の意味に対する質問があり、意味を知っている人がいるか聞いてみると、新入門の小4男子のY君が、面白い例え話を交えて説明してくれました。それぞれに得手不得手が有るのは当たり前でしょうが、良い部分を上手く活用して他人を支え、弱点を仲間と協力し合って克服出来る様な空間を創りたいものです。

場を変えて、易筋行を。今回も11月入門のA君のお父さんが、14時半に専有道場に再度来て下さり、送迎を手伝って下さいました。多くの方の支えを受けて、修練に励んでいる事をしっかり認識して欲しいものです。ホールのセッティングをする際も、色帯組4人は協力し合って準備を進めていましたが、先輩であるA君・A君を含めた白帯組は、指示を出されないと、自分でやる事を意識出来ない様子。この辺りも、徐々に進化させていかないといけませんね。

今日の易筋行は、表と裏の説明を全員の揃った状態で行い、それを相対演練の中で、「違いを感じ取る」事を想定してスタートしました。途中、道衣の着方や帯の締め方の再確認も織り交ぜていきますと、例によって想定通りに習熟は進みませんが、それでも徐々にながら、皆が進歩している事が見て取れます。また、これまで色帯組もあまり練習して来なかった「蹴込」の説明をして見せて、後半のキックミットを使っての当身の「種まき」もしておきます。

ラスト30分で、緑帯組は「天地拳第一系・相対」と「義和拳第一系・相対」の復習から、「突天一」を初練習。「下受順蹴」との共通点も含めて説明し、習熟を図ります。また白黄帯組は、正対構での「内受突」の裏と表の習熟を。細かい部分はともかく、表と裏の違いを理解し感じ取る段階までは進めた様です。

終盤を駆け足でこなし、若干タイムオーバーしながら易筋行を切り上げ、皆で作務を行います。くどいくらい先輩達に率先して動く様に伝えて来ましたので、色帯組の動きは随分良くなって来ました。それを観て、新入門や白帯の面々が、何かを感じ取ってくれれば良いですね。皆に、修練後の菓子を配りながら、2ヶ月の体験期間で最も参座回数の少なかったY君に、帯の結び方のレクチャーをします。集中力が無く、説明をしている際に、大半を聞いていないY君。個々でサポートする時間を上手く入れ込み、少しでも自発的な精進を促していきたいものです。今日の帯の結び方でも、出来る様になった部分と残された課題を、ある程度は理解出来ていた様ですので、「今後の成長に期待」ですね。

4月3日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暖かな陽気に恵まれた中、鍛錬に励みます。

世の中では、まだまだコロナウイルスの影響が心配される状況で、「もう1年以上、こんな状態だなぁ」と辟易しますが、新年度に入った事もありますし、上手く気持ちをリフレッシュして、充実した修行の空間を構築したいものです。

2ヶ月の体験入門期間を経て、4月から4名の小学生拳士が正式に入門してくれました。今日参座してくれたH君とWちゃんも、新しい道衣を嬉しそうに着ています。「このフレッシュな気持ちが、いつまで続くかねえ」とも思いますが、逆にそれで張り切れない人では、そもそも頑張りようが無いでしょう。このやる気を萎えさせてしまわない様に、雰囲気作りから気を配っていきたいものです。

今日は、昨年入門のA君に相対演練時の表と裏の区別を説明しながら、基本の習熟と法形への繋がりを伝えて行こうと想定してスタートしました。既に何度か説明はしていますが、「意識を集中させて、話を聞く」~「その内容を、自身の身体操作に反映させる」と言う事が苦手なA君。繰り返し伝えて行くしかありませんが、後輩に当たる人達が、先に理解し始めている状況ですので、もう少し習熟度を挙げて行かないといけませんね。

基本の技術の習熟も兼ねて、開足中段構からの突き蹴りの組み合わせを繰り返し、それを相対で「当たらない間合い」と「当たる間合い」の違いを付けて反復する、「正対構」での練習の時間を多く取りました。新入門者は4年生以上が多く、少年八級を受験する事はありませんが、身体操作のレベルを挙げる意味でも、「正対構」からの練習はもっと有効に活用出来る気がします。

うがい・手洗いの回数を増やし、学科・法話や鎮魂行の時間も挟みながら、先輩・後輩の組み合わせや各レベルに合わせた組み合わせの練習を織り交ぜます。先週土曜日に保護者の方と相談し、また木曜日に本人達とも面談した新中学生のI君とS君。「全力で気合を出し、真剣に動いている」様には見えなかったので、「それ、何%?」、「何%の力でやらなきゃいけないの?」と聞き、防具を着けた状態のS君に、「ちょっと全力で蹴らせて。で、それを100%の気合で堪えてみて」と言って中段に蹴り込みます。「マジで苦しい!」と、涙目になり苦しむ素振りを見せながらも、逆に目の輝きや意識・意欲は高まっていたS君。また「外押受突」の練習中に止めて、「しっかり振りぬいてみろ」とI君に振突を繰り返させると、徐々に「倒せる当身」に変わって行きました。「集中力は、自分で高める。全力でやってるかどうかは、自分で確認して」と伝えましたが、技術レベル以上に、「自分で高める」・「自分でやる気になる」と言う意識を、早く身に付けて欲しいものです。

そんな先輩達に対する指導を、横目でチラチラ見ながら、自分達の課題に取り組んでいた後輩達。習熟度としては然程挙がっている訳ではありませんが、全体的な雰囲気は悪くはありません。これを、「自分達の意識で、困難な課題にもチャレンジする」・「チャレンジの困難さ自体を楽しむ」と言うレベルまで、皆で協力して高めていきたいと思います。

 

3月27日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。車中では汗ばむ程の暖かな陽気の中、鍛錬に励みます。

年度が切り替わるこの時期、コロナウイルスの影響で参座を控えていたNさんが、スポーツ保険の掛け金を持参して、修練前に顔を出して下さいました。久々に御会いして、近況報告や新年度に向けた変化点の予想を伝え合いましたが、元気そうで良かったです。参座出来そうな時期が、4月中旬まで延びそうな気配でしたが、新たな「家族」と早く顔合わせをして頂きたいものです。

今日は、4月からの入門予定者4名の内、2名の保護者の方に終了前30分に来て頂き、手続きや法人の変遷等についての御説明をする予定の日。一般の参座が無い状態なので、緑帯3人に任せて修練を進めて貰おうと目論んでいましたが、2人が欠席し緑帯がS君のみの状態でした。やる内容を想定し、S君にも「ラスト30分は、宜しく頼むよ」と事前に伝えてスタートします。

今日は、4月から土曜日にスイミングに行く事に成り、正式入門を見送ったSちゃんも来てくれましたので、極力ウォーミングアップと、受け~反撃をリンクさせて進めようと考えていましたが、なかなかに進み具合が鈍い状態で。先輩の道衣組もそうですが、体験中のH君も作務の時点から随分散漫な意識でしたので、やる内容を大幅に削り、「内受突」の相対に絞って、そこに繋がる動きを反復します。

途中、H君が「頭が痛いので、お父さんに連絡して良いですか?」と伝えて来ましたので、「今日は無理だな」と座布団で寝かせて休ませます。その後、S君も「調子が悪いので、休んで良いですか?」と言い出し、後輩の面倒をみるのを嫌がっているだけなのが見え見えでしたので、「休んでて良いよ。でも、ラスト30分はやって貰うから宜しくね」と伝えて休ませます。そのまま残る6人で、「内受突」を当たらない間合いで繰り返しますが、間合いが遠い事による安心感もあってか、皆そこそこ動きを掴んでいた様に思います。

早めに来て下さったお父さんの「説得」を受けて、キックミットを使用した当身から、再度合流したH君。その後、Wちゃんのお母さんもいらっしゃったので、S君を呼び寄せ、「天地拳第一系・単演」を体験者の面々に伝えて貰いました。H君とWちゃんのお父さん・お母さんに手続きの説明をしている間、グループ分けをして小3黄帯のY君の力を借りながらも、S君が何とか工夫して練習を進めていたのが印象的でしたが、逆に同学年のY君が奮闘している横で遊びに入るA君の姿に、「まだまだだねぇ」と来週の「絞り込み」のネタを見付けた思いです(笑)。

修練終了後に、来年度以降も継続して下さる連絡を頂いたS君のお父さん・お母さんと、市民館の玄関先で30分程「相談」をしました。「今の彼の状態のままで続けても、あまり意味は無いでしょう。どうなって欲しいですか?」と言う観点で御話を伺いましたが、お互いのS君の「人間的成長」に対しての想いを伝え合う事が出来、有意義な話し合いになったと思います。入門される方・継続して下さる方・その御家族それぞれに、意味の有る関わりが出来るような空間を、常に模索していきたいものです。

3月20日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干湿った風が吹くものの、暖かな陽気に恵まれる中、鍛錬に励みます。

今日は、体験入門中のメンバーが小4男子のH君のみの予定でしたので、新たに後輩を迎える道衣組の心構えを整える日として、活用しようかと想定してスタートしました。ウォーミングアップの内容や、それをやる際の意識の持ち方を、問い掛けながら進めますが、道衣組の意識への浸透もまだまだ不充分な面も多々有ります。逆に、一緒にやっているH君に、意識の持ち方や突き蹴りへの応用の仕方を伝えると、それをしっかり自身の身体操作に反映させて来ますので、先輩達よりよほど進歩が早いです。小4と小1や小3では、言葉への理解度や集中力にも差が有るのは当たり前として、最も重要なのは本人の意欲だと言う事は、先輩の道衣組にもしっかり認識して貰おうと、言葉を送ります。

体験入門組は、総じて意欲が有るメンバーですが、身体を動かす事に関する「勘の良さ」には、やはり個人差が有ります。それぞれのメンバーの、苦手な動きを向上させる練習方法をいくつか考案しましたが、今日は先輩の道衣組で試行します。思えば、昨年10月入門の小1のA君・11月入門の小3のA君も、個々の動きはあまり向上出来ていません。後輩が誕生するこの機会に、自分のレベルを挙げる意識を持って貰いたいものです。

学科・法話では、読本の「少林寺拳法の目指す人間像」のページを回し読みします。そこに書かれている事を、皆がどれだけ意識出来ているか。この辺りも、4月からの修練で強化して行きたいものです。

今日の修練を通して、内受と下受を。そして「内受突」の動きを通して行いましたが、体験中のH君は相対で行っても、問題無い程のレベルでこなします。寧ろ、先輩のA君・A君の方が、自分のやるべき動きを理解・意識出来ていない状況です。「裏」と「表」の説明も、今日H君には初めて聞かせましたが、その後の相対演練では、白帯の先輩2人よりもしっかり把握してこなしていました。

今日も先輩・後輩の組み合わせで練習しつつ、組み合わせを変えてやる内容を変化させていきます。これまでの復習や、次の科目への下準備を兼ねて行いますが、1月の少年七級の試験で合格した際の「上受突(表)」のポイントをすっかり忘れていたY君は、その点を指摘されて泣き始めます。練習の輪から外しても泣き止もうとしませんので、呼び寄せて「自分の感情ぐらい、自分でコントロールしろ!いつまでも甘えとるな!」と叱り付け、「やるのかやらんのか、どっちなんだ?」と確認すると、「やります!」と答えましたので、顔を洗わせて輪に戻します。目指す自分の姿に到達したければ、目の前の壁や困難に挫けずに、努力をし続けないといけないでしょう。安易で楽な道を選ぶのではなく、自身の人生に通じる芯の強さを求め、チャレンジ出来ているかどうか。その辺りも、本人達に問うていきたいものです。

進み具合いがあまり良くなかったのですが、ラスト15分で緑帯組は「外押受突」、黄帯から体験組で「天地拳第一系・単演」を進めましたが、ラストの締めとしてはなかなか良い集中具合でした。これを、修練中を通して自ら意識出来ていれば、技術だけでなく人間性の向上にも繋がってくれるだろうと期待して、新年度の修練の在り方に繋げていきたいと思います。

3月13日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。昨日から続く雨もパラつく中、皆が集まります。

今日は修練直前に所用があり、車に祭壇等を事前に準備して積んで出たので、その後の行動もゆとりを持ってこなす事が出来ました。それでも「忘れ物」や「抜け」はあるもので、改めて心構えを整え、そこから体構えを整える訓練の習慣は、日常において貴重であり大切にしたいものだと実感します。

作務を終え、鎮魂行を行い暫しの法話を挟みますが、その際に携帯電話のマナーモードが反応していました。学科・法話に移る時に携帯電話を確認しましたら、専有道場に来ていなかった小1白帯のA君のお母さんからの御電話でしたが、専有道場手前まで来た時に、A君が「本を忘れた」と言い出し、一旦家に取りに帰ったと。間に合わないので泉田市民館から参座する旨の連絡でした。日頃から「専有道場に来る時は、あ・うんや連盟の会報を持参する様に」と伝えている言葉を、理解・意識している事を讃えたいところですし、それを忘れた上に送迎してくれたお母さんに「無駄足」を踏ませた事も、しっかり自覚出来る様に促しておかなければいけないところでしょう。

あ・うんを活用しての学科・法話では、日常に活かせる少林寺拳法への取り組み方を説きます。今週木曜日の学科・法話時にも、「今、生きていられる事は、当たり前な事ではなく、『有り難い』事なのだ」と伝えたのですが、目の前の困難・苦難に弱音を吐き、挫けてしまうのではなく、何とか粘って良い結果が出るまでやり続ける。その「訓練」として、少林寺拳法への取り組みを活用すると共に、技術面での優劣を競う為の取り組みではなく、他者との調和や協力、良好な人間関係を築く訓練を、少林寺拳法を通じて行って欲しいと伝えました。どの程度響いてくれたかは判りませんが、是非20年後・30年後に活かして欲しいものです。

場を変えて、易筋行を。今回も、小3白帯のA君のお父さんに送迎の御手伝いを担って頂きましたが、「14時半頃に、最寄りのコンビニの駐車場に」と御願いしていると、14時半きっかりにメールが届きます。恐らくその時間に到着する様に家を出るのではなく、早めに到着して、駐車場で待っていて下さるのでしょう。また今週火曜日に「入門手続きの説明はいつですか?」と確認して下さったWちゃんのお母さんは、15時きっかりに泉田市民館に。H君のお父さんは、私達が到着した時点で、駐車場に到着されていました。その人の目的意識や自覚のレベルによって、行動の質に違いが出て、結果的に「時間を守る」、「都合を付ける」と言った具体的な行動で大きな差が出るのだなと、再度「もっと心構えを整えて臨まねば」と気が引き締まります。

今日は、構えを崩さずに突き蹴りを行う事と、「先輩が後輩に伝える」、「目の前の相手をしっかり見る」と言う事をテーマに、易筋行を進めました。ここ何回かの修練でも、先輩達の自覚を促す言葉や、低いトーンで振舞いを注意する姿を、体験者の前で見せてしまっていますが、H君やWちゃんは若干たじろぎつつも、その時間中に自分の振舞いを点検する素振りを見せます。これまでの小学生達は、「高圧的な大人」を嫌がる傾向が強かったのですが、今回の体験者5名の中でも、H君・Wちゃんは抜きん出て意欲的であり、「今からそんなに飛ばしてて大丈夫?息切れしない?」と、こちらが心配になってしまうレベルです。この意欲を損なわない様に、気を付けなければいけませんし、逆に他の3人が正式に入門してくれるかは判りませんが、同じ様な取り組みを求め過ぎてはいけないだろうと、私自身「目の前の相手をしっかり見る」事を意識したいところです。

今日は正式な手続き前の、H君・Wちゃんと暫しの面談を。その間道衣組を3つにグループ分けし、それぞれに修練テーマを伝えます。H君とWちゃんには、1人ずつ「やる気有る?」、「強くなりたい?」、「少林寺拳法をやって、どう成りたい?」と、シンプルでありながらいきなり聞かれても答えに困るであろう質問をしましたが、2人共にたどたどしいながら「強くなりたい」、「強くなって困ってる人を助けたい」と、模範解答を答えてくれました。その内容がしっかり意識出来ているのか、この体験期間中の学科・法話で聞いた話を答えたのかは判りませんが、どちらにしても大したものだと思います。その間の「先輩達」の取り組みにも、若干の雰囲気の違いが有りました。まずは本人達の目的意識がしっかりしてこその「有意義な修行」でしょうが、少しでも良い支えが出来る様に、私自身精進していきたいと思います。

3月6日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。冷たい風は吹くものの、暖かな陽気が続く中で鍛錬に励みます。

いつの間にか季節は廻り、暖かさが増して来るに伴い、花粉が多く飛ぶ季節に。マスクの下で、グズグズ音を立てている人も増えて来ました。体験中のH君のお父さんが、送迎された時に「花粉症なので、鼻水が出てますが」と伝えて下さり、「何で、わざわざ教えてくれたのかな?」と思いましたが、まだまだコロナウイルスの感染が心配される世情ですので、「コロナじゃなくて、花粉症ですよ」と伝える配慮も必要なんでしょうね。私自身はほぼ気にしていないのですが、逆に参座してくれている人や、保護者の方・世間の人達に心配させない修練や振舞いの在り方も考慮するべきなんでしょう。

今日も、ゲーム的に身体を動かす時間と、基本の技術を伝える時間を織り交ぜて、修練を構築します。まずは「身体を動かす」事を積極的に且つ楽しんで貰えれば良いですが、その瞬間の集中の仕方や話の聞き方でも、各自の違いや課題が有ります。それを指摘されて、修正しようとする人もいれば、ただ言われて終わる人もいます。それぞれに適したタイミング・角度・種類・頻度を、的確に把握・判断していきたいものです。

体験中のメンバーにも、そろそろ受け方や運歩を伝え始めていますが、全員が同じ日に顔を揃える事がほぼありませんので、人によっては同じ内容を繰り返す事に成ります。ただ1回2回で習熟する訳では無く、同じ内容を反復して上達していかなければいけない事を考えれば、逆にこの時間は貴重であり重要です。それは既に入門している人達にとっても同じですので、その時間をどう取り組むか。「先輩」達の在り方にも、万全では無い面が多く存在しますので、その部分を強化する事も意識していきたいですね。

学科・法話の時間に、届けられた「あ・うん」を配布しましたが、体験組にも全員渡すと冊数が足りません。これまでは一家に1冊ずつ配り、余った「あ・うん」や連盟の会報と、読み込んだ数年前の会報にチラシを挟み、近隣地区でのポスティングをしていましたが、現在体験入門中のメンバーが正式に入門してくれた際は、冊数を増やす事も考えなければいけないかも知れませんね。

今日は前半の声掛けのトーンを明るめにし、後半はやや厳しめにしてみました。明るめのトーンでは、積極的に楽し気に取り組んでくれる反面、集中出来ない人・浮かれて適当に手を抜く人が増えます。逆に、厳しめのトーンが続くと委縮する人が出て来ますが、そんな瞬間でも集中して積極的に取り組む人はいます。さじ加減は大事だなと思いつつも、終盤の雰囲気が暗かったので、急遽「締め」に空乱を実施。最初は「当たらない間合い」で動きを慣らし、初の乱捕りに戸惑っていた体験組も繰り返すうちに良い動きになっていきます。徐々に間合いを詰め、最終的に「当たる間合いで50%で」と言って始めましたが、加減が出来るレベルではない事と共に、道衣組も「後輩に負けたくない」と思うのか、普段集中力の無い小3のY君やA君も、全く加減していない動きでやり合います。結果、脛がぶつかって痛がったり、自分より低いレベルの相手に加減をしない精神性に「良くないね~」と思いつつ、「負けたくない」と思えない人間に、何を教えても意味が無いだろうとも思います。

最後に、しっかり加減をして取り組んでいた緑帯のI君・H君の名前を挙げ、「あなた達は50%で良いよ。他の人は考えてやってないから30%ね」と伝えて始めると、皆が相手を観て動く事を意識していましたので、最後に気持ちのノった状態で締める事が出来ました。技術レベルもしっかり挙げつつ、意識と精神面もしっかり高められる修練の在り方を、常に模索していきたいものです。