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Shorinji Kempo

2月27日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。春の到来を思わせる穏やかな陽気の中、鍛錬に励みます。

今日が、2月の修練の最終日。いつの間にか今年も2か月が過ぎ、未だにコロナウイルス影響も多く残っていますが、緊急事態宣言も明ける様ですので、より充実した修行の場を構築していきたいものです。今日はスタートの作務の時間に、泉田子供会の今年度と来年度の役員さん達が挨拶に来て下さいました。今年度の役員さん達は、進めて来た段取りがことごとくコロナウイルスによる自粛で頓挫すると言う憂き目に会い、なかなかすっきりしない1年だった事でしょう。それでも毎月第1土曜日の「少林寺拳法体験会」の告知等もしっかりやって下さり、実に有り難い事です。地区の役員さん達もそうですが、地域の各種コミュニティとの連携・協力は、少しでも維持していきたいものです。

今日の修練では、「自分で考える」、「意識して話を聞き、動きに反映させる」を念頭に置き、説明の時間を少なめにしてみました。「受け取る側」の技術の向上を考えると、「解りやすい説明」と「出来る動き」の反復が近道なんでしょうが、他人のセッティングに乗っかるだけの人を育てたい訳ではありませんので、時折難解な状況で動き、「自分は出来ていない」と言う状況を体験して、「じゃあ、どうしよう」、「どうしなきゃいけないの?」という「自意識」を活用して欲しいものです。

勿論それは段階やその人の性質を考慮した上での展開に成りますが、今回体験入門してくれているメンバーは、来年度の3年生から5年生に成る人達なので、ちょくちょく「チャレンジ」の瞬間を挟んで行こうかと思います。

今日は、体験中のH君・Wちゃんに運歩法を体験して貰う為に、途中で「走るメニュー」も兼ねて斜めに動いてみました。少しゲーム的な要素も加えていくと、小学生達はひたむきにやります。が、その説明や手本の動きを見せている瞬間に、「見ていない聞いていない」人はやはり居るもので、身体の向きが違う人や、そもそも走るルートが違う人もいます。直接的には少林寺拳法とは関係無い事で、その人の性質を掴み、その後の修練メニューに繋げる事が出来れば、「飽きの来ない修練」に有効な気がしますし、今日は理解出来る聞き方をしていない人に、「座って観てて」と輪から離す事で、意識の発揚を促す事も試してみました。結果的には、その後の千鳥足や差込足の練習へのH君・Wちゃんの理解度の向上には繋がっていた気がします。

自由練習後半では、緑帯組は科目を進め、黄帯から体験組はキックミットや運歩の復習を兼ねた内容を。小6のI君・S君が防具を持参して来ない事が多く、「今日、何故防具が無いの?」、「今のあなたに何が足りないの?」、「答えが見つかるまで、座って考えて」と、1人づつ5分程低いトーンと無表情・無反応で「質問」しました。

緊急事態宣言下で施設を使用している為&防寒対策も兼ねて、私自身も秋まで全くしていなかったマスクを着用して修練に臨んでいますが、布1枚挟むだけで、技術的には相手と気を合わせたり、「力の吸収」をイメージする事が難しくなると感じますが、逆に「負の感情」を相手に伝えずに済む効果も有る様に思います。相手を叱っている時も、必要以上に相手を追い詰めなくて済みますし、それを周りの人に振り撒かずに済みます。

I君・S君に詰問している最中も、一人防具を持参して来たH君がこちらをちらちら気にしていましたが、後輩達に足幅や突く角度・ミットの持ち方をアドバイスしていましたし、体験組も「わあ~、叱られてるぞ」と気にしながらも委縮せず、私に技術的な質問して来て、私も普段のトーンでアドバイスし、その後再度I君・S君に低いトーンで向き合う、と言う事を繰り返していました。その後2人に備品の防具を貸し、「内受蹴」の説明をし練習に入りましたが、I君・S君もいつもより迅速に防具を着け、H君と一緒に集中して練習し、且つ委縮せずはしゃいでいて、こちらが「もう少し緊張感を持てよ」と思う程。「緩急」を上手く使って、意欲的且つ効果的な修練の取り組みを引き出していきたいものです。

2月20日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。一昨日までの寒さから一転、「春の陽気」を感じさせる日差しの中、鍛錬に励みます。

今日も体験入門中のメンバーが多数参座してくれましたので、人数的になかなか良い雰囲気でスタート出来ます。が、「先輩」となる道衣組の取り組み方が先輩らしくあるかと言えば、今一つの状態の様で。「まあ、同じ小学生だから」と思う部分も有れば、「そこはもう少し」と思う面も有りますね。そこはこの2月・3月の期間に強化していきたいところです。

体験組は、徐々に修練内容を増やしている状況で、今週は開足中段構からの突き蹴りを始めました。割りと、「初めてやる事」を臆して嫌がるメンバーが多い様ですが、励ましの声を掛ける事で動く事を続けてくれますし、良い意味で「隣りの人」と張り合い、励みにしてくれるので、進み具合いは悪くありません。後は、私自身がもっと工夫して、ポイントを上手く伝えられる様にするだけですね。

学科・法話の時間には、先月末に実施した昇級試験の合格証書授与を。少年七級に合格したY君と少年五級に合格したH君に、「当日の感想」・「今後の抱負」・「仲間へ御礼やアドバイス」を述べて貰いましたが、この2人は回を重ねる度に良いコメントをしてくれるところに、嬉しい成長を感じます。

また学科・法話終了後に、今日の「成果発表会」用に、私と緑帯3人で舞台の天板を1列増やしたのですが、手伝いに来てくれたY君の「あ~!」という叫び声が。反対側に回ると、1人で広げた天板の下敷きになっているY君の姿がありました。すぐに持ち上げ救い出すと、幸い頭を床で打ったくらいで怪我も無く済みましたが、サッと壁際に走り、膝を抱えて座り込み、久々の「泣きの姿勢」を見せました。が、以前のアピール感満載の大泣きをせずに我慢をしている姿に、また一つ成長の証を見た気がします。

16時15分を過ぎる頃から、1ヶ月延期した「成果発表会」の観覧をしに、保護者の皆さんが集まり始めます。今回は1月末予定の「泉田町芸能音楽発表会」が中止になり、その前日に開催予定だったものを、緊急事態宣言発令後間も無くだった為、1ヶ月延期したのですが、丁度と言いますか「体験入門者募集期間」に入り、体験参加してくれている小学生達の保護者の皆さんにも、少林寺拳法を紹介出来る良い機会となった気がします。座布団を2メートル間隔で敷き、分散した状態で観覧して頂きましたが、先週体験に来てくれた年中のS君とお父さんも含めて、大勢の方に観に来て頂き、実に有り難い事ですし、動画撮影や本格的なカメラで写真撮影をされている姿を見るにつけ、緊急事態宣言下ながら「良い会を開催出来たな」との想いを強くしました。

地域を始め、多くの方の支えと関わりがあってこその道院運営であり、関わり甲斐の有る良い変化・成長を門信徒達に手にして貰わねばとの想いを新たにする、貴重な場となりました。

2月13日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。2月にしては穏やかな気候の中、鍛錬に励みます。

今日は久々に、行事の無い道院修練。参座した人から作務に入り、瞑目の時間を長めに取る鎮魂行、会報を活用した学科・法話と進みます。今回は、鎮魂行の後に「後輩の前での意識と振る舞い」ついて話したのですが、「あ・うん」の開祖語録のページを回し読みしての法話がそのまま当てはまり、皆には伝わり易かった様に思えます。

今日も緊急事態宣言が継続中と言う事もあり、一般の参座が無かったのですが、専有道場でスタートした際の場所の移動の足が足りません。先月協力を御願いした11月入門のA君のお父さんに、今回も御願いしたのですが、今日はA君が腹痛で欠席。木曜日の時点で「お腹が痛い」と言ってましたが、理由を聞くと「全裸で寝てた」との事で(笑)。体温の高い小学生が暖房の効いた部屋で寝ていると、着物を脱いでしまう事もあるかなと微笑ましくもありますが、A君のお父さんはわざわざ送迎の為だけに、14時半に専有道場まで来て下さいました。感謝・感謝です。

場を変えて、易筋行を。体験入門者の受け入れ期間の為、大府市から小4男子のH君と刈谷市築地町在住の小3女子Wちゃん、そして昨日電話での見学の申し入れを頂いた今川町在住の年中のS君が、お父さんに連れられて来てくれました。

基本、刈谷北道院では未就学児の受け入れはしておらず、過去においても、希望者も昨年の「夏休み武道体験会」で年長の女の子が見学に来てくれたぐらい。「まあ、30分くらい見学して貰って、来年度の6月からの「少林寺拳法 体験会」のお誘いをしようかな」と考えてたのですが、お父さんに見学者名簿に記入して頂いている時間に、S君に「鬼ごっこしようか」と声を掛けると、靴下を脱いで小学生達に交じって走り回り、いざ易筋行を始めようとすると、S君も普通に整列していました。準備運動や体験者の身体慣らしの為の左右の逆突・逆蹴の繰り返しも、大した説明をしていなくても、大きな気合でなかなか良い感覚で動きをまねています。

結果的に、15時から17時までの易筋行の時間をほぼ同じ内容で一緒に過ごし、「年中って、こんなに体力が有るか?」と驚きましたし、言葉への理解力の高さは小1のA君よりも高いレベル。お父さんに聞くと、気が付くと本を読んでいるそうで、またある関西芸人さんのYouTubeチャンネルを観て、一緒にゲーム実況をするのが好きだそうで、言葉の理解力の高さも納得です。他の人にしているアドバイスもしっかり聞いて、自分の動きに反映させている様を観て、「これは幼稚園児でも、一緒にやりたいレベルだなぁ」とも思いましたが、やはり焦らず、「小学生になって本人にやる気が有れば」の縁を待つ事にしましょう。

体験中のH君・Wちゃんも、意欲的な取り組みを続けてくれています。H君は精神的なムラは有るものの、ダンスを習っていると言う事もあるのか、身体を動かす事に対するセンスは高いものが有り、また好奇心が旺盛なので、新しい事を伝えても、どんどん吸収していきます。またWちゃんは、真剣さや意識の集中度の高さは、目を見張るものが有ります。身体的感覚はあまり鋭い方ではない様ですが、説明や手本から目を離す事が無く、休憩中に一人で突きの動きを反復している姿に、「これはすごい新人が現れたな!」と驚かされます。また「成りたい自分」への意識・意欲が明確になっているのか、マスクの下の気合もどんどん大きくなっていますし、新しく伝えた事にも臆せず取り組んでくれます。道衣組が来週の「成果発表会」の習熟に取り組んでいる間に、今日伝えたばかりの開足中段構からの突き蹴りや、キックミットの持ち方、少し言葉で説明しただけの前足底での蹴りに、二人で協力して取り組んでいる姿に、「良い雰囲気に成って来たねぇ」と手応えを感じ、作務を行い修練を切り上げました。

2月6日(土)の修練。

本日も、泉田お市民館での修練。2月にしてはお穏やかな気候の中、鍛錬に励みます。

今月から、2月・3月の「体験入門者募集」の期間が始まります。先週先駆けて来てくれた3名のうち、築地町在住の小2R君と大府市在住の小4H君が、新たに築地町在住の小3女子のWちゃんが参加してくれました。また毎月第1土曜日の「少林寺拳法体験会」として、S君・Sちゃん兄妹が顔を出してくれましたので、10名を越える参座者となり、久々の大人数です。

今日初参加のWちゃんも、大人しく照れ屋な面もありながら、素直さと観察眼の良さを持っている様で、技術的なポイントを説明する前から、前に並んでいる人の動きをまねて、少しずつレベルを挙げて行く程。また鬼ごっこ等を交えて場の雰囲気に慣れて行くに連れて、じゃんけんをしている時に出す声がどんどん大きくなっていきます。

学科・法話の時間では、「拳士の心得」から「脚下照顧」と「合掌礼」を。今日は「どうも話の展開が上手くいってないな」と感じたのですが、土曜日の良さは修練時間の長さ。小学生達の集中力がボヤける時間も多く成りますが、それを許容した上で、修練メニューを組み立て、途中で再構築する事も出来ますし、「上手くいかなかった」法話の補填の時間を取る事も出来ます。今日は自由練習の時間に、再度「脚下照顧」と「合掌礼」について話し、その心得を具体的な行動に移す時の話を捕捉しました。体験者や新入門者が多い時は、修練メニューにバリエーションが付けられず、「飽き」が来る事が多いのですが、緊張と緩和を工夫しつつ、楽しんで貰いながら、各自の意識と集中力を高めて、技術レベルも挙げられる様に、組み立てていかないといけませんね。

今日は私自身は、道衣組より体験入門の3名を中心に相手をしましたが、その間自分達でどれだけ集中し協力して修練に励むか。横目でチラチラ見ながらですが、数々課題も有ります。ただどこかしらに進歩の跡が見付けられますので、そこに灯を感じつつ、より精度を高めて行ける様にしたいところです。

先週来てくれたメンバーも含めて、修練や作務にも手を抜かずに取り組んでくれるメンバーが多いのが有り難い事です。今日来てくれたWちゃんも、「楽しかった」と言ってくれていましたので、今後も参加してくれる様でしたら、是非皆で協力して有意義な時間・空間を創り出していきたいものです。

1月30日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。泉田町選出の刈谷市議会議員さんの報告会が市民館で開催される為、場所をお譲りして隣りの会館で鍛錬に励みます。

地区の役員さん達からも、日頃から支援を頂いている事もあり、地区の行事が有る時等は場所をお譲りする事も多いのですが、泉田会館が使用出来る様になって以来、修練会場の確保が随分やりやすくなりました。また2月・3月の体験入門者募集期間に向けて、近隣5地区と4子供会で募集プリントの回覧をして頂けました。実に有り難い事です。

今回は、泉田町に隣接する築地町からの御問い合わせを多く頂いており、今日も2月に先駆けて築地町から小2・小3の男の子の体験者が有りました。また連絡は頂いてなかったのですが、公式サイトをご覧になった大府市在住の方が、小4の男の子と見学にみえたので、「皆、一緒に身体を動かそうか」と、体験会のスタートです。

最初はやはり「見学だけ~」と尻込みしていましたが、「ちょっと掃除を手伝ってくれる?」と御願いすると、全員真面目にやってくれます。その流れで「ダッシュしようか!」声を掛け、5分程走るメニューをやり、「じゃあちょっと休憩入れるから、その後一緒にやっても良い人は、一緒にやろうか」と言うと、3人ともそのまますんなり合流です。

体験会の定番メニューの逆突・逆蹴の反復を行いますが、体験者の3人は熱心に取り組んでくれます。途中、集中力が掛けたり、目の合わせ方等で特徴を感じる子もいて、「ああ、この辺りの面を強化したいのかな」と思わせる部分もありましたが、鬼ごっこ等も時折入れて、円滑にコミュニケーションも取れ、そこそこ楽しんで貰えた様に思います。

学科・法話や鎮魂行も含めて、15時半までのスケジュールを丸々体験してくれた今日の3人。今後、どの様な関わりが出来るかは定かではありませんが、小難しい話も含めてあまり嫌がらず、「やる気のある」子が多かった事が私にとっても楽しい時間としてくれました。

自由練習前に3家族の皆さんを見送り、今日の夜に行う昇級試験前の確認の時間を、それ以外のメンバーで先輩・後輩の組み合わせで、基礎の確認をしました。その間私は、時折アドバイスを挟むだけで、ほぼ「見てるだけ」状態。先輩たちの奮闘ぶりがなかなかに頼もしいものです。このメンバーが4月以降にどんな顔触れになるか、新たな「後輩」が誕生してくれるかは定かではありませんが、その時その時のメンバーで、「より良い空間を創る」事こそが「理想境建設」の第1歩だと言う事をしっかり認識しておきたいと思います。

1月23日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。朝から降り続く雨の中、鍛錬に励みます。

今日も参座した人から、ホールの掃除機掛けを始めます。人の集まりが遅ければ遅い程、私が掛ける範囲が広くなるのですが、逆にその時間こそが、「自分も修行者である」との自覚を強くする貴重な時間です。またこの数回しっかり時間を取っている、白帯の面々に伝える為でもあるウォーミングアップの時間も、しっかりやればやる程、私自身の身体も温まり、上に着ていたパーカーを汗ばんで脱いでしまいます。まずは、自分自身がしっかり鍛えてこその「伝道」でしょうか。

新入門者がいると、必然的に修練メニューは平易で基礎的な内容が増えるのですが、先に入門している人間にとっても、基礎の確認を出来るその時間は、貴重なものでしょう。色帯組には、その際により深い感覚を伝えようとしますが、それを意識して身体を動かす人間もいれば、ただ「やった事のある」動きをダラダラ繰り返すだけの人もいます。その辺りも「人それぞれ」で結果は本人のものであるものの、やはり「受け取って欲しい」と熱を込めてこその「指導」でしょう。

11月入門の小3男子のA君は、あまり集中力の有るタイプではなく、また普段から身体を真っ直ぐ立てていない様で、身体を動かしている時に、自分の身体が傾いている事を、自分で気付けない様です。しかし考えてみれば、「武道」でもやっていなければ、小学生が「姿勢を正す」事も無いかも知れませんし、何かスポーツでもやっていないと、自分の肉体の在り方に関心を抱く事も無いかも知れません。少林寺拳法を始めた事をきっかけに、「自分を見詰める」習慣が付いてくれれば良いなと思います。

緊急事態宣言が継続する中、「距離を開けた」練習内容が主体となる為もあり、各自の身体操作を確認する良い機会です。ただ個々の動きを丁寧に細かく感じ取れる人もいれば、目の前に相手がいて、全体像が見えた方が動きを覚えやすい人もいます。今日は距離を開けて相対を行う時間を多めに取りましたが、白帯のA君・A君には、振身の方向や受けや突き蹴りの高さ・角度を認識しやすい様でした。また動きに慣れた分、意識がボヤケやすい色帯組には、細かい点を伝える良い機会に成りました。

今日は、昨年9月に准拳士初段に合格したI君が久々に顔を出してくれました。昨年3月に受験する予定で、運用法用に防具を渡していたのですが、結局非接触の試験となり、私も防具を返却して貰う事を忘れていて、昨年秋に小学生達と防具を着けた乱捕りをやろうとして、ようやく気付きました。その防具をお菓子を持参して届けてくれましたが、また是非道衣を着て遊びに来て貰いたいものです。

自由練習残り30分で、来週土曜日に予定している昇級試験の仕上げを行おうとしていたら、小1白帯のA君のお父さんお母さんがホールに入ってみえました。「あれ?今日は早上がりだったか?」と思っていたら、来月20日に延期した「成果発表会」が予定通りの今日開催されると思われていたそうで。急遽、「予行演習」をやる事にしました。色帯組の団体演武を抜いて、「大体こんな事をやります」的な内容をお見せしましたが、白帯の二人には初めての人前での披露は、それなりの緊張感が有って良い経験と成った様ですし、お父さんお母さんの前での成果披露が嬉しいのか、自然と顔がニヤケるA君が微笑ましくもありました。

あと1ヶ月後に行われる「本番」に、どんな状態で臨むか。それはこれからのその人の取り組み方次第と伝えましたが、それがどう伝わりそれをどう行動に顕すか。本人次第の結果ですが、少しでも良い支えをしたいと思います。

1月16日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。寒さも厳しくなりつつある中、鍛錬に励みます。

愛知県も緊急事態宣言の対象地域となり、刈谷市の公的施設の利用時間も制限が設けられる事となりました。公民館長さんからは、「間隔を開けて行う内容を主体とする」事によって利用の許可を頂けましたが、実に有り難い事です。この様な状況下で、修行に励む空間を維持出来る事は、当たり前の事ではないでしょう。その事を肝に銘じて、しっかり精進に励みたいものです。

「間隔を開けた修練メニュー」と言うと、内容に広がりがつけられないと思いがちですが、身体操作のレベルを挙げようと思うなら、まずは個人個人の一人での動きのレベルを挙げないといけない訳ですから、相対演練に入る前にやっておかなければいけない事は、山ほど有ります。あらゆる動きを練り上げた上での相対演練となる様に、今の時期にしっかり高めておきたいところです。

学科・法話では、「拳士の心得」の内の合掌礼と言葉についてを回し読みし、「道場で出来る様になった事は、普段の生活でも行う様に」と伝えました。目的意識を明確にする事は、修行に励む第一歩と言えるでしょう。「ただ、何となく」道場に足を運び、何となく身体を動かし、何となく頑張った気分に浸る。それをどれだけ繰り返していても、望む様な進歩は難しいでしょう。「何の為に、行っているのか」、「自分をどう変えたいのか」をしっかり意識させながら、身体を動かしていきたいものです。

来週に予定していた、中止になってしまった「泉田町芸能音楽発表会」の補填の催しである「成果発表会」。緊急事態宣言下である事も踏まえて、来月に順延する事に致しました。来月に状況が好転していると言う保証も無いのですが、中止という選択はせずに、次の機会に向けてしっかり準備・段取りをして、力を蓄えた上で「本番」に臨む。人生における心構えや物事への向き合い方に共通する在り方でしょうし、「諦めない強さ」を求めて修行に励む存在には、欠かせない意識でしょう。修行に励む環境が有る事が当たり前の事ではないと感謝した上で、自分の出来る精一杯を常に自分に求める。そんな精神性も身に付けられる様な空間を目指して、更に精進に励みたいと思います。

1月9日(土)の修練。

2021年の修練も、本日からスタート。専有道場での新春法会の為に、皆が集まります。

世ではコロナウイルスの感染拡大が叫ばれており、本日の新春法会も僧階補任者が私以外は全員欠席する状況でした。が、社会人の多くは移動・活動への制限が掛かっている事を考えれば、止むを得ないところでしょう。その分、行事進行の司会役や写真撮影係、そして年頭に各自が発表する生活と少林寺拳法の両面での「1年の目標」の記録を、小6のI君・S君に御願いし、他の小学生達にも「自分が役割りを担う時は、どうするべきかを考えて列席する様に」と伝えて、開式します。

年明けからの厳しい寒さをしのぐ為、エアコンを暖房にして点火しましたが、アンペアが低い為、時々ヒューズが飛びます。教典唱和の際中にも一度電気が消えましたが、驚く小学生達を尻目にそのまま唱和を続け、動じない精神の強さの醸成を目指します。ロウソクの灯りと外からの日差しの中での鎮魂行も、なかなか雰囲気があって良いものです。

様々な「アクシデント」はありつつも、その都度のリカバリーと緑帯組の取り組みにより、厳かながら緩やかさもある空気もあり、なかなか良い進み方でした。Nさん・W先生・Hさんの「1年の目標」も私から皆に伝え、お互いの刺激に成ったと思います。

場を変えて、易筋行を。今回の移動・送迎は、前日から打診して快諾を頂いた、11月入門のA君のお父さんに手伝って頂きました。2時間弱の間に、家から離れた場所への2往復をこなして下さり、感謝・感謝です。

1月24日(日)に予定されていた、「泉田町芸能音楽発表会」の中止が正式に決まり、今年度は地域行事での演武披露が一度も出来ないままとなりました。止むを得ない状況ではありますが、社会のあらゆる面でのこれまでの「積み重ね」が、全て中断されてしまっている現実に、世の人々の徒労感は如何ばかりかと思います。

せっかく演武練習も始めたので、前日の23日(土)の修練時に成果発表の時間を設ける予定で、演武練習を進めます。また月末には単独でのH君とY君の昇級試験も予定していますが、その練習を想定する中で、成果発表でNさんと行う予定で流れた「技法紹介」のパートを、緑帯組に担って頂く事を思い付きました。週1回しか参座しないA君や、自分の身体の動きを自分で把握する事が苦手なA君の残り2回での習熟を含めて、皆でカバーし合いながら進めていくだけですね。自分一人で、道院運営をしている訳では無い事をしっかりと認識出来る、新年のスタートとなりました。

12月26日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。本格化して来た空気の冷たさの中、鍛錬に励みます。

今日が、2020年の修練納め。例年であれば、修練終了後に「一品持ち寄り忘年会」を開催するのですが、コロナウイルスの感染拡大を鑑み、取り止めと致しました。年明けの「泉田町芸能音楽発表会」の中止も含めて、今年はコロナウイルスの影響で、あらゆる活動や積み重ねが「振り出し」に戻ってしまった感もあります。ただ逆に観れば、また新たな一歩を踏み出しやすい状況とも言えます。「諦めない・挫けない」=不撓不屈の精神を持つ人間を育てる修行の在り方としては、「この程度」の事で歩みを止めずに、新たな積み重ねをして行きたいものです。

余談ですが、今日泉田市民館のホールに入った際、カーテンレールにぶら下げられた、ビニールシートが目に入りました。泉田市民館の所属団体である敬老会には、カラオケのグループもあるのですが、4月・5月の市民館の利用出来ない期間が明けた後も、何かと活動が制限されていた様です。高齢者が多数集まるグループで、大きい声を出し飛沫が飛びまくるカラオケは、「目の敵」にされやすい昨今ですが、可動式のビニールを設置する事で、歌う人は舞台に上り、ビニールシートの前で思う存分熱唱し、それ以外の方は、離れた場所でマスクをして順番待ちをしていれば、感染を防止した上で、自分達にとっては必要な時間・空間を満喫出来る訳です。公的な「縛り」に苦しみながらも、工夫をして「自分は何の為に、何を求めてこの行動をしているのか」の本質をブレさせず、変化・進歩をして行く。この「高齢者」達の姿勢に、多くの学ぶべき点を見た想いがします。

今日はホワイトボードに図を描いて、新入門のA君・A君に順突と逆突の角度の違いを説明しました。図解とボードに備え付けられているマグネットやバーを使って、それぞれの突きの角度や振身した位置の違いを説明しますが、頭では理解出来ても、実際に動くとついつい「今の自分のやりやすい動き」をしてしまうもの。なかなか頭の中のイメージと、実際の動きを一致させる事も難しいですが、少しずつながら変化・進歩を見せる部分もありますので、粘り強く伝えて行きたいですし、本人達にも「常に、求め続ける様に」と説いていきたいものです。

今日は先輩・後輩の組み合わせではなく、緑帯は緑帯同士での組み合わせで。I君・H君には、振身や突きの角度を確認した後は、これまで習った剛法の法形を、全て「正対構」で復習させてみました。左右の体捌き・足捌きの確認には、正対構での相対はかなり効果的です。特に「下受順蹴」は、逆手での下受を開足中段構から練習していないので、二人とも全く動きを理解・イメージ出来ていません。私がそれぞれと組み、もう一人に後ろから見させて、体捌き・足裁きと身体の向きを説明していくと、二人とも出来る様になりましたし、これまでやって来た「下受蹴」と「下受順蹴」が、身体の動きとしてもその動きを説明する文章としても全く違う事をしている事が、はっきり意識出来た様です。

鎮魂行後の自由練習では、「泉田町芸能音楽発表会」で披露する予定だった団体演武の練習を。発表会で披露する事はありませんが、せっかく練習も始めた事ですし、人前で発表する経験を今年は全くやれていなかった事もありますので、年明けの土曜日の修練時に、保護者の皆さんにも来て頂いて、練習の成果を発表する機会を作りたいと思います。白帯二人には、初めての発表の経験でもありますので、まずはしっかり精一杯準備すると共に、「失敗」した部分は、次に繋がる経験として活かせる様に、上手く導きたいところです。

また緑帯二人は、先週と木曜日に団体演武の動きを総ざらい出来た事もあり、なかなか良い水準と雰囲気で、練習を進めていました。最近、「発声練習」として、挨拶の声出しの時間を頻繁に作っている為か、普段気合や号令で声を張る事の少ないI君も、H君のノリに引っ張られながらも、自分でもしっかり声を出しながら、二人の動きのタイミングを合わせる事を意識していました。それに連れて、二人の動きも向上して行きましたし、その間のコミュニケーションも、更に円滑に取れる様になっていました。全ての物事が、一朝一夕に仕上がるものではないでしょう。少しずつでも進歩・成長して行ける様に、良い支えをして行かなければとの想いを強くして、今年の修練を締めくくりました。

 

 

12月19日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。本格化して来た冬の寒さの中、鍛錬に励みます。

今日は遅れて参座される方が多かったのですが、早めに到着した2人が新入門のA君・A君コンビ。二人とも、作務への取り組み方が随分良くなって来ました。今日の修練では、A君達に順突と逆突の振身の違いを理解して貰おうと、練習メニューを考案。段位が上に成れば成る程、その動きの意味や法形にどう活きて来るかを理解しやすいでしょうが、そもそも自分がどんな動きをしているかを把握出来ない段階では、なかなか動きの違いも伝わりません。ただ、習い始めでそれを理解して、区別して動ける人も少ないでしょうから、粘り強く伝えて行きたいものです。

学科・法話の時間では、習い覚えた技術や知識を、どの状況でどう使うかを意識して修練に励む事を説き、読本の回し読みに入ります。昇級試験に関するページを読み、新入門の2人にもそれぞれが最初に受ける級の事を説明しましたが、その他の人も含めて、目的意識を明確にして修行に励みたいですね。

学科・法話後も、引き続いて振り身の練習からの順突と逆突を。キックミットを使用して、角度の違いを意識します。突く側の角度が変わると、ミットで受ける側の向きも、意識が必要になります。この辺りの感覚的な違いも、上手く伝えて行ければと思います。

鎮魂行後の自由練習では、前半は年明けの「泉田町芸能音楽発表会」での団体演武の内容を中心に。後半は、1月に単独開催で昇級試験を予定しているH君とY君の科目の内容に繋がる練習を、相手をローテーションしながら進めます。どちらもW先生が緑帯組の雰囲気を盛り上げて下さいましたが、逆に新入門2人の集中力の散漫ぶりもなかなかのもの。ただ、低学年なんてそんなものでしょう。向上している部分や、意識出来るようになった部分も見受けられるので、徐々にでも進歩して貰える様に、上手くサポートしたいものです。

作務を終え、皆が挨拶をして帰った後に、夜から地区の評議員会を開催される地区長さんに御会いしましたが、年明けの「芸能音楽発表会」を中止される事を伺いました。「この時節柄、仕方無いか」と思いつつ、「せっかく練習を始めたのだから、保護者の方に成果を見て頂く時間でも作るか」と、新たな段取りと工夫の必要さも増して来ました。どんな状況になっても、精進に励むかどうかは自分次第。弛まざる歩みを、進めたいものです。