最新の記事 | 刈谷北道院 | Page 38

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Shorinji Kempo

4月7日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。昨日辺りから急に冷え込んで来て、その寒暖差に驚きながらも鍛錬に励みます。

今日は参座したメンバーの構成が白黄帯と茶帯以上が同じ人数だった為、基礎的な事の反復とちょっと高度な変化をつける事の両方がやれるなと予測。まずは逆突の寄せ足の使い方を繰り返して、その後キックミットへの当身に。腕の力だけで突くのではなく、下半身を柔らかく且つしっかり使い、またブレの無い正確なフォームで突く事の大切さを伝えました。どうしても細かい部分に注視した練習の反復は、飽きが来たり、ただ何となくやってしまったりしますが、時折訪れる「バッチリ決まった」出来の良さの時の感覚を覚えておく事が出来れば、見た目だけの判断とは違う中身の向上が出来るのではないかと思います。そんな気付きの多い易筋行にしたいところですが、なかなか難しいものです。

学科・法話では、「言葉」について。「言葉には響きがある」との一文がありますが、これも文字や単語の持つ意味の部分だけではなく、その言葉を用いている人間の出している「気」が大きく関わって来るだろうと思います。今日は、ある言葉を一人の人間に言って貰い、別の人間に「今、感じた空気を同じ言葉を発しながら顕してみて」とやってみました。皆、初めは「何のこっちゃ?」という顔をしていましたが、何人かで何度か繰り返しているうちに、それぞれの人で出している空気が違う事には気付きます。「練習に真剣に取り組んでいる人間は、真剣な『気』を出しているし、目の前の人間がどんな『気』を出してどんな事を考えているか、段々見えて来る様になるよ」と伝えました。技術に真剣に取り組みながら、目の前の相手と「気」を合わせていく。そんな「調和」の行が存在する空間にしたいものですが、こちらもなかなかに難しいものです。

今日は刈谷市では「大相撲刈谷場所」が開催されていたそうで、鎮魂行終了後にそれを観覧していた5月に少年八級受験予定のK君が参座。で、自由練習では法形演練でもやってみた、二人一組での相対演練で組ごとにやる内容を変え、暫く練習した後に皆の前で発表というのをやってみました。これは本当は先週やってみたかった練習方法で、それも本来はやる内容も二人で相談して決めて、意識して行う「注意点」も自分達で見付け合う、正に「自由練習」として行ってみたかったものです。今日は私がそれぞれの組のやる事を決め、意識するポイントも都度伝えて回るという形でやってみたのですが、なかなか良い感じで進んでいた気がします。K君が来る前は偶数の人数だったのですが、K君が参座して一人余ることになったので、その人は一人でやれる事の反復となりましたが、白帯は振子突しか出来なくても、茶帯黒帯は単演や受身も出来たりするので、バリエーションも結構付けられました。5分ほど二人で練習したら、皆の前で発表・列を一つずらして、別の組合わせで5分練習して発表と、1時間弱の時間で3回ほど繰り返したのですが、私も落ち着いて全ての組にアドバイスをして回れましたので、「これは良い練習方法だなぁ」と手応えありでした。

今週火曜の修練前、私が市民館駐車場に停めた車から備品をホールのガラス戸から室内へ運んでいた時の事。繰り返し行き来しているその足元に、黒いボロ布の様なゴミが落ちているのに気が付きました。「ゴミか?・・う~ん。・・・・めんどくさいなぁ」とそのまま放っておこうかと思ったのですが、いつも門信徒達に「施設を使えている事にしっかり感謝して、使う前より綺麗にして帰ろうね」と言っている事が頭をよぎり、「やっぱり拾うか」と手にしてみたところ、「刈谷北」と書かれた刈谷北道院の肩章でした。「先週土曜日の後片付けの時に、誰かが落としたのかな?」と思ったのですが、半分剥がれかかっているかなり年季の入った感じの肩章でして。という事は新入門ではない、茶帯の子等~土曜日に来てなかったRちゃんR君姉弟ではなく、MちゃんI君姉弟かと思ったのですが、MちゃんI君は火曜日に持って来ていました。ふと、この2か月ほどNさん一家が4人揃って参座した時は、必ず誰か一人が肩章を忘れていたなと思い起こし、Rちゃんに聞いてみたところ、「うん、最近ずっと一つ足りないよ」との事で、結果としてはNさん一家の落とし物だった様です。しかし2ヶ月も前に落とした物が、濡れもせず破れもせずにガラス戸の前に落ちているものかなと不思議な気もしますが、自分には関係の無いゴミだと放っておかずに、しっかり拾おうとした事で見付けられたのだよなあと、普段の修行の成果が顕れたのかなと、嬉しい想いがしました。おそらくは落とした肩章が偶然網戸のレールにでもはまり込み、偶然火曜日にレールから外に落ちただけなのでしょうが。

そんなこんなもあり、自由練習の内容の充実さやその後の作務も皆がテキパキ動き5分前には完了していた事もあり、「これは良い感じで揚がって来ているな」と手応えを感じていたのですが、では帰ろうかと車の鍵を出そうとしたら、その鍵が見当たりません。「あれ?作務の時にI君に渡して、その後返して貰ったっけ?」とI君に聞こうとした時には、既にNさんとの乗り合わせで姿を消した後でした。「こりゃ、マズいぞ~!」と慌ててNさんに電話を掛けても、運転中の為か反応無し。同乗しているМちゃんにメールしても返信無しで、暫くしてお母さんに電話したところ「持って来てます~!」でした。照れ笑いしながら返しに来たI君が来るまで、冷え込んで来た市民館で40分ほど待ちぼうけを食らう羽目になり、「浮かれてると痛い目にあうぞ~」と誰かに教えて貰っているかの様な出来事でした。自戒しなくちゃいけませんね。

3月31日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。2017年度もいよいよ最終日となり、若干暑く感じる程の陽気の中、鍛錬に励みます。

今日は想定していたよりも参座人数と集まりが低調で、予定していた修練内容を変更。参座してくれたメンバーで易しめな内容で楽しめに動くという点に重点を置きました。「易しめな内容」と言っても、肝となる身体操作や細かい部分、立ち方・構え方等は、いくらやっていてもなかなか向上しないもの。どんなにレベルを易しくしても、動きを分解して説明しても、理解出来る部分とそうでない部分が有る様で、拙足に結果を求めずに、粘り強く伝える努力をするだけですね。火曜日に先日少年八級に合格したR君に義和拳第一系単演を教えたところ、細かい部分の不備は有るものの、ほとんどの動きが出来る様に成り、号令も掛けられる様になりました。やはり基本の動きの習熟と共に、どの動きをやれば次はこれに繋がるといった、伝える側の工夫も必要なのでしょう。

今日は3月中体験入門をしてくれていたI君の保護者の方に、4月に入ってからの正式入門に対しての手続きの方法や、法人の区別等を説明する時間をとったので、自由練習の後半30分はNさんにお任せしたのですが、茶帯のMちゃんに白帯の指導を担わせたりと、なかなか良い回しをして下さった様に思います。5月・7月の地区昇級試験に向けて、テンションを揚げて行って欲しいメンバーも多いので、皆で協力して頑張って行きたいものです。

I君のお母さんへの説明も良い感じで行えましたし、入門時の手続きに際してあれこれ道具も用意しましたので、入門してくれてからのより良い修行の在り方に少しでもプラスに成ってくれればと思います。お母さんの話を聞くにつけ、やはり内面を向上して欲しいと願っている保護者の方が多いのだなと再認識します。今回のI君の場合もそうでしたが、I君自身はかなりやる気になってくれているそうで、そのやる気を上手く精神面の進化と技術面の向上に活かしていきたいと思います。

3月24日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。春の暖かさを感じ、心地良い眠気に悩まされながらも鍛錬に励みます。

土曜日の修練は、13時からのスタートに対し早く参座した人間から作務を行い、13時20分になったら易筋行を始める感じなのですが、早く到着すると作務を長くやらなきゃいけなくなるので、どうしても皆の到着が徐々に遅くなっていきがちです。それでも意欲の高い人間は早目に到着しますし、そんな人間が多いとホールで使用出来る掃除機の2台を越えて人が集まるので、外の駐車場のごみ拾いに人を割く事も出来ます。作務一つをとっても、意欲的に動く人間も居れば、「面倒だなあ」と手抜きをする人間も居ます。易筋行にまともに通じる、正にその人の「質」が顕れた結果でもあるでしょう。元々持って生まれた資質は、何をやってもなかなか変えられないものかも知れませんが、2~30年後にでも少しでも良い影響として残ってくれればと、取り組み方への姿勢は口うるさく言って行かないといけないなと思います。

今日の基本演練では、体験入門中のI君に教えた「内受」と「下受」の復習を兼ねた練習を。法形演練では3年生以下は正対構からの「内受突」の習熟・4年生以上は「流水蹴」と「転身蹴」の復習に充てました。最近学科・法話の時間に「静と動」や「調和」といった言葉を用いて教えを説いているのですが、その言葉を覚え、意味を覚え、何とか体現しようとする人間も居ます。肉体面と精神面共に、何かしらの刺激を与えられる様な時間になって欲しいものです。

今日は、16時から年4回の割り振りの有る泉田会館の清掃を行いたかったので、自由練習は30分だけ。前半10分は3月頭から「やってみよう」とイメージしていた練習方法・名付けて「静止」を試してみました。新しい練習方法は、目新しさからか皆が意欲的に取り組むのですが、「静止」と併せて考案した「反復」も含めて、少しでも実りのある運用をしたいものです。どんな練習方法であろうと、どんな練習環境であろうと、結局は本人の意識が高くなければ無駄の多い取り組みになってしまうでしょうが、少しでも自発的意欲を触発出来る行いにしたいと思いながら、白帯と茶帯以上に分けて行った自由練習後半20分を終え、泉田会館の清掃に移りました。清掃に関しては、何故かいつも皆が意慾的に動くのが不思議なところ。「余程、易筋行が短縮されるのが嬉しいのか~?」と訝しく思いながらも、技術だけ大切にしてるよりは良いのかなと嬉しくも思い、お茶の時間」を終えました。

3月17日(土)の修練。

本日の修練は、専有道場でのスタート。暖かな日差しと気候の中、鍛錬に励みます。

今日は遅れて参座した人間も含めて、割りと集まりが早く作務も能率良く進んだので、配付が遅くなった「あ・うん」を読む時間も長く取れました。巻末の「一期一笑」と開祖語録のページを、皆で交代しながら読んだんですが、所々に普段の行いに反映出来る為の法話を挟みながら進めて行くと、それぞれに深く響いていた気がします。特に同期入門したR君・R君が先に少年八級に合格したK君・K君の二人には、あらゆる部分で「次は君達だよ」と加えながら伝えて行くと、徐々にながら顔つきが変わって来ています。これが技術面に繋がっていくと良いのですが。

こちらも皆に渡し忘れていた、先月の所属長会議で配られた非常食を今日は持参出来たので、その事を話題に出した流れで、先週伝えようと思っていた東日本の震災の話を。そして開祖語録にあった「機関車になる」という部分も含めて、何事にも一生懸命取り組む事の大切さを伝えました。それを聞く時の顔つきも人によって違いが有りますし、それを行動に移せるかどうかにも違いが有ります。今すぐに良い結果として顕れなくても、いつか何かに繋がってくれればと思います。

場を変えて、易筋行を。体験中のI君も易筋行から参加です。

今日は5月に少年八級を受けて欲しいK君・K君は正対構からの「内受突」と「上受突」の習熟を・7月に少年六級を受けて欲しいKちゃん・Mちゃんは、六級科目までの法形の総ざらいをしようとイメージしていまして、その為には体験中のI君に内受をやって貰わなければいけない事になります。専有道場から移動する前に、茶帯のI君に「市民館に着いたら、I君が号令を掛けて準備運動と基本を始めておいて」と伝え、実際にやって貰いながらホールでの祭壇のセット等をしていましたら、内受や上受もやってくれていました。その後に補足として内受の練習をし、級ごとに分かれて内受突の動きを開足中段構からやったところ、ぎこちなさや細かい点の不備は有るものの、I君も全体的な流れを掴んで来ました。そして先輩2年生3人と正対構からの「内受突」を間合いを開けて行ったところ、そこそこやれていましたし、またK君とK君も「試験のつもりで気合い出して!」と言うと、気合いのレベルが上がって来たり、技術的なポイントもかなり向上して来たりと、良い感じでテンションが揚がって来ています。

易筋行の最後の30分は、柔法を始める前段階の練習を。攻撃して来る相手から運歩で間合いを切り、腕を引き、受けを付ける練習を。まずは1人で動きの練習をして、相手を変えながら相対で行いました。随所に説明を交えながら、動いてはまたポイントの説明と繰り返し行いましたが、やはり集中力の有る人間は説明をしっかり聞き、適確な動きをやろうと頑張りますが、説明を聞くべき時に、余所見をして他事をしている人間は雑な動きを繰り返しますし、自分が間違えた動きをしている事に気付けずにいます。それでも新しく始めた練習は、皆が楽しそうに動いています。進歩の時間とタイミングに人によって違いが有るのは仕方ないかと、少しでも実りのある練習方法を工夫しようと想いを新たにしました。

 

3月10日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。当初の道院修練の予定を変更して、冷たい風が吹くものの暖かな陽射しに恵まれながら鍛錬に励みます。

今日はNさん・Kさんが所用で欠席されるとの事で、大人は私一人となる事が判っていたので、修練メニューも体験入門中のI君に合わせたものとして、先に入門している人間が手本を示す時間を多く取る事にしました。隣りの学区から来るI君は、車で来る為遅れない様に家を出るのか、土曜日は大抵一番乗り。所望していた道衣も無事に届き、それを着てI君も控えめではあるものの嬉しそうに身体を動かしてくれます。I君は小柄ながら、現在小3の為か小2の先輩拳士よりも言葉での説明に対する理解度が高い様で、まだ3回目の体験ながら、既に間合いを離した状態での「転身蹴」や「流水蹴」をやっています。今日は順突・逆突・順蹴・逆蹴の説明を。まずはそれぞれの区別と身体の使い方を説明して、反復練習。先輩達にとっても、基礎的な部分の再点検は意味の有る時間でしょう。この機会に、土台の部分をしっかり練り上げて欲しいものです。

法形演練の時間にも、基本の延長で突き蹴りや合掌礼や集合・整列の練習を。「学科・法話」の時間も含めて、「気を通す」という事を一貫したポイントとして置きました。先日の地区昇級試験で、R君・R君の少年八級受験も無事に合格で終えられ、その反省点として見付けた点でもあります。挨拶する時の意識の持ち方にも共通する部分でもありますが、その説明をしている時に、ホールの外のトイレの前に立ってその話を聞いている方が。今日は市民館の和室で、刈谷北道院と同じく泉田市民館の登録団体でもある「釣りクラブ」の皆さんが食事会をしていまして、時折トイレを使用された時に、ホールでの道衣姿の小学生を目を細めながら覗いて下さいます。こうして地域の方々と同じ空間で修行に励める点が、公的施設を使用出来る良い点でもあり、門信徒達にも地域でのより良い関わり方が有ってこそ、自分の人生を良く転がしていく事が出来るのだと普段から説いています。法形演練での動きの説明中に、顔馴染みの「釣りクラブ」の役員さんが「ちょっとシャッターを押して」と仰ったので、「ああ、会の終わりに記念撮影するんだな」と思い、説明を中座して小走りで和室の方へ。一人の方が撮影係をされる=自分は写れない様子でしたが、役員さんが「いいよいいよ、人を頼んで来たから」と言い、道衣姿の私が入って行くと、「あれ~!先生!悪いねえ、練習中に!」!と驚かれて恐縮仕切り。「良いですよ、良いですよ」と撮影係を快諾すると、皆さんが笑顔で写真に納まって下さいました。

その後ホールに戻って「流水蹴」の復習を続けていると、「釣りクラブ」の皆さんが帰られていく中、役員さんが「先生、先程は有難う御座いました」と、今日の食事会で出されたのであろうお寿司のパックを渡して下さいました。そのお寿司を冷蔵庫に保管し、鎮魂行を終えて「自由練習」に。半分の30分は泉田会館の清掃に使おうと予定していたんですが、茶帯の科目の習熟の時間が少ないなと思い、茶帯のI君Mちゃんは「逆小手」・「送小手」・「小手巻返」の復習を。白帯組はMちゃんに号令役をやらせて、「流水蹴」と「転身蹴」の復習を行いました。その仕上げの「成果発表」を行い「お茶の時間」にする時に、皆に「さっき地域の皆さんにお寿司を頂いたけど、皆食べたい?」と聞くと、意外に全員が「食べた~い!」と大興奮!お寿司のネタも、良く見ると上寿司っぽい良いネタばかりで、全員参加のじゃんけんによる激しい争奪戦を交えて、それぞれが希望するお寿司を美味しく頂きながら「お茶の時間」と致しました。

3月3日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。暖かな気候の到来を喜びながら、鍛錬に励みます。

先週体験参加してくれたI君が、今日も参加してくれました。先週の初参加を終えた翌日、武専を終えて帰宅した直後にお母さんから御電話を頂き、「本人がやる気になってまして」と嬉しい御話が。その際に「入門した時の月々の御布施と言うんですか?お幾らぐらいでしょうか?」との確認を頂きました。世間的には「月謝」の認識が強い信徒香資の事を御存知とは、事前に何か調べられたのかなと驚きましたが、ふと引率されたお父さんに昔の刈谷北通信と共に、3年程前に本山から配布された入門案内の為のリーフレットを御渡ししていた事を思い出し、「そうか~。多分あれに書いてあったんだな」と納得しました。あれやこれやと施策を打たれていても、活用出来ていないのは自分の取り組み方に問題が有るのであって、見直すべき点もまだまだ多く有りそうです。

今日はI君のお父さんと妹のKちゃんだけでなく、お母さんも一緒に来て下さいました。日曜日の電話の際に「3月からでも入門出来ますが、今年度の年会費が必要になりますので、3月はお金等は無しでそのまま動ける格好で参加して頂いて良いですよ」と御伝えしておいたのですが、今日「道衣を先に買えませんか?」との御話が。どうやらI君がもう道衣を欲しがっているそうで、「やっぱり道衣だけでも早く着たくなっちゃう子が多いんですね~」と話していたら、隣りで聞いていたI君がニンマリしていました(笑)。先週よりも表情も柔らかく、積極的に動けるようになっています。新4年生ながら新3年生よりも小柄なくらいの体格ですが、真面目でひたむきな取り組み方やアドバイスを受けた後の動きの修正の的確さ等、正式に入門が実現した暁には期待大な人材の登場となりそうです。

今週月曜日にKさんからメールを頂き、現在の職場である豊橋の特殊支援学校での講師の仕事をもう1年続けられる事になったそうです。この1年、この学校で務めた上で来年度は特殊支援学校での教員採用を目指す事を決められたそうで、新たな分野の勉強・準備も必要になるそうです。加えて地元の祭りの集まりにKさん以外の若手が存在せず、今年はKさんが中心になって引っ張って行かねばならなくなるそうで、秋口くらいまでは土日の時間も使えなくなりそうとの事でした。「休眠した方が良いですか?」と相談を受けましたので、年度更新だけはして頂き刈谷北道院に籍は残しておいて、時間の取れた時に参座して頂く事にしました。採用試験も大事ですし、地元の行事も大事です。そちらをしっかりこなした上での修行ですので、しっかり務めて頂きたいと思います。

自由練習の時間は、私は明日に試験を控えたR君とK君と体験のI君と、道衣サイズの確認とR君とのマンツーマン練習と合掌礼と出入りの際の挨拶の練習を。NさんKさんI君Kちゃんで、「内受突」・「上受突」・「流水蹴」の練習を行いました。R君が試験を受ける事になり、同時期に入門した人間にどんな刺激に成るかとみていますが、K君は「えっ?明日試験なの?誰が?」と全く覚えていませんでした(泣)。それでも道衣サイズの確認の後、R君とのマンツーマン練習を座って見ていて貰い、「今何をやったか、K君も判るよな?自分が試験を受ける時は、もっと上手く出来る様に成れよ!」と伝えると、多少目の色が変わった気がします。

3人と合掌礼の確認を終えた後に、全員を集めて出入りの際の挨拶の意識を説明しました。どんな気持ちを持って挨拶するべきなのかと、その時にも八方目を意識出来る様にと伝えると、「自分も出来る様に成ろう」と言う表情をする人間も何人かいました。残り10分で、全員で「流水蹴」の練習を。今日初めてやる白帯達でも、普段行っているウォーミングアップの応用として説明したら、割りと上手く理解出来た様で、単独で蹴り方の練習を数回行い、いきなり相対に移ってもそこそこ再現してました。R君の姉のKちゃんもなかなか集中力が上がって来ませんが、R君の八級受験を刺激にして、どんどんテンションを揚げて行って欲しいものです。

2月24日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。まだ寒さが続くものの、日に日に春の到来が感じられる昼の暖かさの中、鍛錬に励みます。

一昨日木曜日の修練前に、登録の無い携帯番号から御電話を頂き、「見学をしたい」との申し入れが。先週日曜日に開催された、近隣子供会での6年生を送る「お楽しみ会」で告知プリントの配付を御願いしていて、それを御覧になったお母さんからでした。早速の反響に喜びながら、「いつでもどうぞ」と御伝えすると、「じゃあ、今度の土曜日に」との事で、「良かったら、動き易い服装で一緒にやって下さい」と御伝えしておいたので、今日は来てくれるであろう小3男子の体験参加をシミュレーションしながら、市民館に出向きました。修練開始前に、お父さんに連れられ妹さんと共に男の子I君が到着。スポーツは出来そうな雰囲気ながら、緊張の為か一言も言葉を発しない大人しさ。お父さんと言葉を交わしながら、「運動は出来そうですね~」、「妹ちゃんの方が気が強そうなくらいかな~」と声を掛けたりすると、本人は全く声を出さず、お父さんが「そうなんですよ~」と苦笑い。改めて、この時代に子供に武道を習わせたがる親御さんのニーズを垣間見た気がします。

暫く会場の設置等をしていたのですが、いつもは到着しているであろう時間に、小学生低学年が誰一人現れません。「何かあったのかな?」と思っている間に、今日は「多分来る」と言っていたI君と同じ小学校の小2男子であるR君を連れずにNさんが到着。その次がMちゃんI君姉弟が到着と、低学年が全くいない状況で作務が進み、「こ~れはマズいぞ~!どうする~?」と焦っていたのですが、易筋行の時間が来たので「先に始めちゃいましょう。一緒にやろうか!」と声を掛けたものの、無言で首を横に振ります。お父さんが「せっかく来たんだからやろうよ」と声を掛けても、ひたすら首を振るので、14時半くらいまでしか居られないとの事でしたので、「じゃあ先に始めてるから、ちょっと見てやれそうだったらやろうね」と声を掛け、体験してくれるであろう事を想定して、ウォーミングアップはせずに逆突・逆蹴からスタート。暫くしてKちゃんR君姉弟が到着して、ようやく道衣を着た低学年男子が元気に気合いを出しているところを見せられたので、休憩に入りました。予想通り、休憩中にI君やR君が鬼ごっこを始めようとしたので、「せっかく来てくれてるんだから、I君も誘えよ」と指示。I君から「一緒にやろう」と誘われても、I君は首を振りましたが、3歳妹のKちゃんがやりたがりお父さんにも一緒にやって貰う事で、ようやくI君が靴下を脱ぎ始めました。10分程鬼ごっこで身体を動かして貰い、「はい、止め~。練習始めま~す。I君、やる?」と聞くと頷いてくれたので、お父さんとKちゃんにも一緒にやって貰いながら体験会を進めました。

内容は、体験会定番の逆突・逆蹴の空突きとキックミットへの当身の繰り返しですが、I君は気合いは全く出せないもののひたむきに取り組んでくれます。それに全体的な説明の中ではあまり理解出来ない様ですが、個別で「ここを、もうちょっとこうしよう」とアドバイスすると、サッとやれてしまう「センスの良さ」を見せてくれます。またお父さんとKちゃんも一緒にやって下さり、Kちゃんも楽しそうに取り組んでくれた事も嬉しいところです。休憩中に、お母さんの通院で遅れていたMちゃんK君が到着。雰囲気もますます盛り上がり、またMちゃんが大声で愚痴をこぼす姿を見て、時折I君の表情にも笑みがこぼれる様になって来ました。

逆突・逆蹴を繰り返した後に、間合いを離した転身蹴をやったところ、ぎこちない動きながらI君は理解して動きます。14時半になったので休憩を入れ「もう時間ですかね?」と伺ったら、「まだやりたいそうなので」との事でしたので、そのまま全員で学科・法話に。礼が終わった後に、おもむろに隣りにいたR君に「あなた、何て名前だっけ?学校は?クラスは?」と聞きR君が答え、それを全員に繰り返した後にふとI君に聞いたら、I君も始めて声を発し、自分の名前と学校・学年・クラスで自己紹介してくれました。皆で読本を回し読みしましたが、I君も小さい声ながら読むのは上手です。また学科・法話中の質問に対するMちゃんのダラダラしたリアクションに、笑顔を見せる事も増え始め、その後の法形演練での順蹴の練習と鎮魂行も一緒に取り組んでくれました。

鎮魂行後に伺っても、お父さんは時間を気にしながらも「まだやる?」と聞かれてI君は頷いてくれたので、自由練習では私はR君・茶帯のMちゃんI君と試験前のマンツーマン練習と「三角抜」を。I君と残りの白帯組は、Nさんに任せて逆突・逆蹴・順蹴の相対での復習を行いました。私の方は割りと能率良く確認を進められましたし、Nさんの頑張りでI君も眠そうにしながらもしっかり取り組んでくれました。時間の都合で「お茶の時間」には御一緒せず、自由練習終了後に3人は帰られましたが、お菓子を勧めても首を横に振っていたI君に皆がどんどん持って来ます。I君も無言ながら笑顔を見せ、「今日はよく頑張ってくれたね。また来てよ」と言うと頷いてくれましたし、「さようなら」と挨拶すると笑顔で手を振って帰って行きました。「お茶の時間」に、I君がスタート時に全くやろうとしなかった事を話すと遅れて来たメンバーは驚いていましたが、「やりたくても、恥ずかしさや緊張でやれない人もいる。でも、頑張ってる人に声を掛けて貰えると動ける事もあるから、皆もしっかり頑張りつつ、他人を助けてあげられる人になってね」と話すと、皆お菓子に夢中になりながらも、表情に違いを見せてくれました。技術の向上とは別の観点で、手応えのある一日となりました。

 

 

2月17日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。午前中から強風が吹き始め、刺す様な寒気に慄きながらも鍛錬に励みます。

今日は、欠席や易筋行からの参座・部活動で遅れる等の連絡を頂いており、私の次に到着したのはいつもはお子さん達の午前中の都合により大抵遅めのNさん。まるで一般のみの易筋行の様なスタートで作務を終え、鎮魂行を終えても次の来訪者が居なかった為、リアルにそのまま易筋行を始めようとした矢先にMちゃんK君姉弟が到着。その後間も無くしてI君が到着したので、木曜日に皆に渡して記念撮影も終えた先日の「芸能音楽発表会」のお楽しみ抽選会の景品を渡し記念撮影。因みにMちゃんI君姉弟が木曜日に休んだのは、Mちゃんがインフルエンザに罹かってしまったからでして(泣)。発表会までは茶帯で唯一健康体を保ち、役目を果たした終了後にダウンするとは、Mちゃんの責任感?には感謝・感謝です。毎年の抽選会では、何故かMちゃんI君の家から4等や5等が当選するのですが、今年は何とお母さんも含む3人全員が4等5等をGet!それだけではなく私の4等を含めて、それ以外にも7人程当てました。発表会当日にも出演を渋ったK君の家は、K君が2等を当て、御両親も5等を当てる高確率!やはり挑戦してこそ幸運を活かせるという事でしょうか(笑)。

せっかくの道院修練という事なので、「あ・うん」の開祖の言葉のページを皆で読み、目の前の課題にチャレンジする事の大切さを説き、ダーマや「ダーマの分霊」についても説明をしました。大勢集まった時の方が雰囲気は盛り上がるのですが、少人数で目の前の人に対して言葉を伝えられる修練の方が個人的には好みなのが、厄介ですね。学科・法話に入る前に易筋行モードになっていたので、短時間ながら全員で振身と重心移動だけで突きをかわす体捌の練習を。少人数なので、なかなか効率良くポイントを伝えられたなあと手応えを得て専有道場を後にしました。

場を変えて、易筋行を。残り1時間半の時間の序盤30分は基本の突き蹴り。真ん中30分は、3月頭に地区昇級試験で少年八級受験予定のR君と私がマンツーマンで科目の点検をし、それ以外の人はNさんを中心に専有道場で行った体捌の練習に充てました。3月の試験ではR君とNさんの次男のR君の2人が受験します。入門当初は「同じ時期に入門した仲間は、出来るだけ同じ時期に受験させたいですね」と保護者の皆さんにはお話ししていたのですが、参座のペースや本人の意欲・集中力にはやはり差が有り、何よりも少林寺拳法に対しての真剣さの伝わって来るR君を初めに受験させるべきだなと判断し、今回の受験となりました。今の茶帯達にも常々「他所の先生が、わざわざ忙しい中審査をして下さるのに、真剣にやろうという気も持てないやつが受験をしたら、こんな失礼な事は無い。だからそんな人間は絶対に受験させない!」と言い続けて来ましたが、新しいメンバーにもそれは続けようと思います。今回小2男子が先に帯の色を変える事で、小4女子達が少しは目の色を変えてくれるか。それとも、これまでと変わらず真剣さと集中力を欠いた状態でただ道衣を着て動いているだけのままなのか。一つのターニングポイントになりそうですね。

易筋行ラストの30分は、空乱までの到達を目指しての突き・蹴り・受け・運歩の復習を。最初は一人一人が自分のペースで攻撃を繰り出す「シャドーボクシング」。次は間合いを空けて向き合い、目の前に立った人間の高さに合わせてのシャドーを。次は間合いを空けた目の前の相手の攻撃は防御し、効果のある攻撃を繰り出す動き。最後は当たる間合いで、スピード・パワーを50%に抑えての空乱と進めて行きました。「自由な動き」と言われて余裕で動いていた人間も、目の前に人が立っただけで相手に影響されて動きが制限されてしまうもの。そもそもの基本の身体操作や意識の持ち方が、まだまだ乱捕りをやれる段階ではない白帯達ですが、それでもやれる動きを精一杯やる人間も居れば、ただ立ちすくんでしまう人間も居ます。如何に本人の自発性を触発しながら、質の高い易筋行を実現していくか。「あ・うん」の開祖の言葉にもあった様に、後先考えて何もしないのではなく、どうするべきか・どうあるべきかを常に考えた上で、しっかり身体を動かしていきたいものです。

2月11日(日)、「泉田町芸能発表会」での演武発表。

本日は、毎年1月末に修練場所でもある泉田市民館で開催される「泉田町芸能音楽発表会」の日。刈谷北道院全員で演武発表を行いました。

演武は白帯6人での「団体演練」・茶帯4人での「団体演武」・NさんKさんでの組演武の3組を披露。スタート時や合間に、少林寺拳法の創始のいきさつや技術的特徴の説明を織り交ぜ、普段少林寺拳法や金剛禅と縁の無い方々の前で、これまでの修練の成果を発表しました。

白帯団体演練の号令役でもある小2男子のK君は、精神的ストレスがリアルに体調に影響してしまうタイプらしく、この3回参座する予定だった修練を、腹痛・発熱・足首の痛みを理由に休みました。今朝方、K君のお母さんにメールで様子を確認したら御電話を頂き、「見た感じ、昨日より調子も良くてピンピンしてるのに、聞くと『痛くて演武出来ない』と言うんです。道院長から電話が掛かって来た事にして、ちょっと話して貰えませんか」との事で。このK君のお母さんとは、昨年6月の体験会参加当初から、金剛禅の教えの有意義さや、我が子が普段どんな様子で、どんな変化をして欲しいか等、割りとコミュニケーションを取れていましたので、昨日K君が休んだ時点で「もうプレッシャーが掛かってるのかも知れませんね」との御話もしていました。電話に出たK君に「取り敢えず道衣を着て、時間より少し早くおいで。僕は魔法の治療法を習得してるから、K君の腰を少し触れば、足首の痛みが見事に消える。もし痛みが残ってたら、Mちゃんに号令役を代わって貰えば良いから、とにかく来るんだよ」と伝えると、K君のお母さんから「『行く』と言ってます」と。結果としては、集合時間にはピンピン走り回ってR君と追いかけっこをしているK君の姿が。動きを確認したらそれなりに出来ていたので、そのまま号令役もやって貰いました。

演武発表前に観覧席の皆さんに拍手の練習もして頂き、雰囲気も作った上で演武発表。白帯も緊張しながら張りのある気合いで、元気に盛り上げてくれます。茶帯団体演武は、この2ヶ月で4人全員が揃ったのは1回だけという状態でしたが何とか動いてくれましたし、直前に説明したポジション取りの注意点もそこそこ反映させていました。NさんKさんの組演武では、舞台に敷かれている赤いマットが剥がれて来てしまう白熱ぶり。こちらも合わせて練習出来たのが3回くらいで、Nさんのシンガポール出張疲れの残る中で、見事にこなしてくれました。

最後に出し物として、星野源の「恋」とRADIOFISHの「PERFECT HUMAN」の最後の部分の歌詞を変えてメドレーで。伴奏無しで手拍子だけで小中学生達に歌って貰いましたが、会場からも大きな手拍子を頂き、かなりの盛り上がりをみせました。当初予定していた出し物は全てこなし、会場の盛り上がりも予想以上。あとは取り組んだ本人達に、成長の手応えや次への意欲が湧いていれば文句無しなんですが、保護者の皆様にもそれなりに喜んで頂けた様で、充実した感を持って解散する事が出来ました。

2月10日(土)の修練。

本日は泉田会館での修練。若干寒さが和らいだかなと思いながらも、雨が予想される曇り空の中、気温が上がらず暖房に頼りつつ鍛錬に励みます。

今日は当初、専有道場での道院修練を経て泉田会館で易筋行を行う予定だったんですが、Nさんがシンガポール出張から今日の午前中に帰国され、泉田会館での易筋行から参座される為に、移動の際の車が足りない~他の保護者の方に協力を御願いしていたんですが、雨により少年野球が休みになって、R君R君兄弟も専有道場から参座出来る様になって、結果車2台でも足りない~という事が、木曜日の修練時に予想されたので、急遽来週土曜日と道院修練を入れ替えました。結果としては雨が降らずにR君兄弟が休み、またKさんがお母さんから「早く帰って来て買い物を手伝え」と言われたそうで、豊橋から車で参座されたので移動の足は足りていたのですが、修練の在り方も柔軟に且つ的確に変化させて行けば良いかと新たな発見が有りました。

今日の基本演練では、明日の「芸能音楽発表会」での白帯の団体演練を皆で通し、その内容を相対でやる時間も取りました。一人で動いているだけでは雑になってしまう部分も、相対になって行えば丁寧にやらければいけない事も解ります。そこに気付ける様な修練でありたいものです。

学科・法話の前くらいに、出張明けのNさんが到着。明らかに疲労が感じられる佇まいながらも、頑張って参座して下さった姿に、この数回読本の「拳禅一如」や「気合い・気勢」のページを読み、「自分の弱い心」と闘える気持ちの強さを説いていたのですが、その事が皆で実感出来た様です。今日は泉田市民館は「芸能音楽発表会」の会場設営が行われ、昨年までは無かった希望者を対象とした前日リハーサルが15時から行われていました。鎮魂行後の自由練習で最終調整を行った後に、隣りの泉田市民館に移動して立ち位置の確認等、簡単なリハーサルを。それでも白帯達は若干緊張感に気圧されている様子。明日の本番がどうなるか、自分の弱い心と闘える一つのきっかけに成れば良いなと思いながら、「お茶の時間」と致しました。