素直な心は宝物だ

 修練開始30分以上も前から道院にやってきた少年拳士。「祭壇の清掃、やってもらえるかな」「いいですよ」快く返事が返ってきた。さっそく清掃開始だ。専用の刷毛を取り出しやりだした。まだ白帯の拳士だ。祭壇の隅々までしっかりと清掃やってくれた。「先生終わりました」彼はニコニコしながら報告をしてくれた。入門後まだ数カ月しか経過していない。自信のない弱気な少年が変わってきた。とてもきれいになった。劉くんありがとう。

 

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