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学科
Shorinji Kempo

達磨だより7月号発行(NO170)

 今年も早いものであっという間に7月になりました。新型コロナウイル感染、そして熊本豪雨の甚大な被害など予測してないことが発生しています。備えあれば憂いなし、普段からの備えが大切であると同時に困ったときには助け合う、支えあいの心が大切です。福祉に貢献できるような拳士、道院でありたいと考えます。

入門式を執り行いました

 2月から体験中の園児1名と、6月から体験中の社会人1名の入門式を昨日執り行いました。二人とも少し緊張気味でしたが、入門者代表の誓いの言葉や自己紹介がしっかりできました。一所懸命修練に励み、自分に負けない逞しさと人に対する優しさをもってもらいたいと思います。最後に気迫ある演武を披露し式を終えました。保護者の方の参列有り難うございました。

道衣のたたみ方を学ぼう

 道衣を羽織っているだけで汗がにじみ出る。「暑い人は上着を脱いで」と言ったら脱ぎ始めた。しかし道衣のたたみ方がよくない。早速、道衣のたたみ方を全員で学ぶことにした。お手本を見ながら道衣をたたんでいく。うまくできない子には手を取りながら高学年が教える。繰り返し繰り返しやることで少しづつ上達していく。家庭でも自分の洗濯物は自分でたたんでほしいと思う。

「ウイルスかんせんが早くおさまるように!」

 七夕の短冊に自分の思っている願いごとや思いを書いてもらいました。「つよくなりたいです」「コロナがはやくおさまりますように」「かぞくといつまでもいっしょにいられるように」などいろいろな願い事が書いてあります。純粋な子供たちの願いがよくわかりました。竹を提供していただきました友人やお手伝いいただきました方々に感謝いたします。暫くの間道場に飾ってありますのでご自由にご覧下さい。

開祖忌法要を執り行いました。

 開祖の命日5月12日に近い修練日ということで、5月31日(日)夕方より開祖忌法要を執り行いました。新型コロナウイルの関係で学生・一般部だけでの開催となりました。宗道臣・初代師家(開祖)を偲び、その偉業を称えて感謝するとともに、この道に精進することを改めて心に誓う日です。数か月ぶりに顔を合わせる仲間も多く有意義な儀式となりました。

3か月ぶりに修練スタート

 道衣をバッグから取り出し羽織る。帯を締め祭壇に合掌礼。久しぶりの修練に身が引き締まる。作務を行い仲間を待つ。足音が聞こえ笑顔で合掌礼を交わす。5月27日(水)から学生・一般部の修練を開始した。なんとなく心地よさを感じ1時間の修練を終える。その後車座になり笑顔で話が弾む。学生部の参加もあり良いスタートが切れた。

 

自宅で学ぶテキストを配布します。

 道院の修練お休みを活用して読本とテキストを使い自宅で学ぶことにします。「拳士としての心得」や「なぜ少林寺拳法を始めたか」など一人ひとりのレベルに応じたテキストを準備しますので、保護者の方のご協力をお願いいたします。また読本の指定されたところを数回読むところもありますので、読み終えましたらチェックをご一緒にお願いいたします。なおテキストの郵送はトレーニングメニュー用紙と同時に送ります。

拳士としての心得を学ぶ

 入門して最初に学ぶことは「脚下照顧」「合掌礼」「作務」などの拳士としての心得である。読本で説明し脚下照顧ができているか靴入れを確認する。できていなければその場で靴を揃える。そしてやったことをテキストに書いていく。何度も何度も繰り返す。体得できるまで繰り返す。合掌礼も繰り返し指導する。身につくには時間がかかるが、諦めずに根気よく繰り返す。そして確実に子ども達は成長していく。

「はぁーい」ぼく知ってるよ!

 道院での学科も実技同様に大切なものだ。子ども達に質問すると一斉に手が上がる。「ぼく知ってるよ」「はぁーい、はぁーい」子ども達は手を挙げることが楽しいようだ。教えるよりも子ども達におしえてもらいながら子ども達に教えていく。「今日の学科とっても楽しかったよ」と言ってくれることが指導者にとっても喜びである。

新年の餅つきを楽しむ

 ぺったんぺったん、餅つきが始まった。準備は一般拳士が行いもち米が蒸せるのを待ちます。子ども達は並んでいる間、掛け声や声援を送るなど楽しく行いました。その後子ども達が手で丸めたお餅をみんなで食べました。保護者のご協力有り難うございました。

  

子ども達が一生懸命作ってくれました。