「理事長通信」カテゴリーアーカイブ

2021年4月 理事長通信

合掌

4月6日(火)の朝刊各紙は競うように競泳“池江璃花子選手の復活劇”を報じました。遡ること3年、2018年の池江選手はその年行われたアジア大会で日本人初の6冠を達成し、複数種目合算で18回日本記録を更新する等、女子競泳界の絶対的エースとして期待を一身に浴びる驚異的な存在でした。しかし、年が明けた2019年2月に急性リンパ性白血病と診断されて長期療養を余儀なくされました。約10ヶ月間の入院生活を経て12月に退院。時折報道されるリハビリに取り組む筋肉の落ちた姿も痛々しく、多くの国民の涙を誘うと共に一刻も早い回復を祈ったものでした。しかし、競技への復帰を目指す不屈の闘志と不断の努力は抗がん剤治療中の感染症や臓器の機能障害などの合併症との闘いを経て退院からわずか1年半も経たないうちに日本選手権での四冠というトップレベルのスイマーに戻す奇跡を起こし、水泳競技に興味がない国民を含めて多くの方々が諸手を挙げて拍手し、涙したに違いありません。出場4種目すべてを制した復活劇はまさに「奇跡の復活劇」となりました。“努力は必ず報われると思いました”のコメントにどれだけ多くの人が感動と勇気をもらったことでしょう。コロナ禍で閉塞感が漂う社会に久々に明るい話題が届きました。

さて、新年度に入ってグループ各組織ではもはや定番となったリモートによる全国会議が開催され、今年度の事業方針や行事計画の説明、意見交換が不自由ながらも行われています。本山・本部からは定期的に様々な動画配信もあって、コロナ禍によって社会の形が一変してしまいました。感染拡大状況はウイルスの変異種への移行で新たな局面を迎え、ワクチン接種がようやく始まったとはいえ大都市圏を中心に依然として予断が許せない状況が続いています。一方、県連内においては滝会長をはじめ部外顧問の方々へのご挨拶を含めて今年度のスケジュール説明を進めております。コロナ禍で部外役員の方々をご紹介する機会がなかなか持てませんが、県大会も開催しないので今しばらく先になります。お待ちいただきたいと思っております。

4月4日(日)に配布させていただいた定期総会議案書の報告・提案内容に対する事前質問ですが、受付締切り日までに寄せられた質問内容はありませんでした。まずは会員各位のご理解に感謝申し上げるところです。私自身、途中2年間の空白はありましたが2001年から県連運営に携わらせていただいておりまして、事前質問が出されなかったのは今回が初めてではなかったかと記憶しています。様々な行事開催を含めて常に100点満点を目指して取り組みますが、なかなかそうはいかなくて、丁寧な説明を心掛けていても言葉足らずで十分に伝わらないことも多々ありました。総会当日の限られた時間を最大限使ってもなかなか理解を得られることは難しいのですが、会員各位のご協力にあらためて感謝いたします。今後の感染状況によっては定期総会をはじめ計画している行事開催も中止せざるを得ない状況も考えられます。事前質問がなく、委任状の提出が例年に比べて相当数多く提出されていることで昨年に引き続いて『書面決議』も検討しなければなりません。感染がある程度落ち着くことを予想して開催を計画している「少年少女錬成大会」の開催についても同様です。状況に応じた柔軟な対応が求められていると認識しております。県教区、県UNITY運営委員会行事についても同じです。早めの判断を心掛けていきます。

2021年度も引き続き感染拡大防止対策を講じながら窮屈な環境下での活動となることをご理解ください。会員各位のご理解ご協力をお願いします。

 

2021.4.15

愛知県少林寺拳法連盟 理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2021年3月 理事長通信

合掌

この地方の桜が満開となっています。「花」といえば桜を指すほど日本人は桜が大好きです。満開の時の華やかさとは対照的な散り際の潔さが日本人の心情をつき動かすようですが、満開の桜に対する昨日の春の嵐の影響が少なかったこと、しばらくは各所でゆっくりと楽しむことができることをただただ願うばかりです。

不確かな記憶ですがこの季節、以前“春の選抜”と言われだしたころは春に行われる全国高校野球の代名詞だったような気がします。今では高校生による多くのスポーツ競技種目がこの時期に「選抜大会」の名のもとに行われていて、我が少林寺拳法も例外ではなく「第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会」と銘打って先週末に香川県善通寺市で開催されました。昨年はコロナ禍での影響を考慮して3月の選抜大会をはじめ8月のインターハイ、10月の全国大会までもが中止になりました。3年生にとっては忘れられない一年間となりましたが、今年は全国高体連少林寺拳法専門部の先生方のご尽力とご労苦によって無事に開催されました。会場への入館制限や演武者へのきめ細かな行動制限、徹底した体調管理状態の報告等々、今回の徹底した感染防止対策は今後開催が予定されている大規模大会に対しての貴重な指針・参考となっていくことでしょう。何よりも高校生拳士にとっては忘れられない、そして多くの学びがあった大会になったことでしょう。出場拳士はコロナ禍で十分な準備ができなかったかもしれませんが、愛知県代表として役割を果たしていただきました。引率された所属長の皆さんにも会場でお会いすることができました。ご苦労様でした。大会運営に際し、あらためて関係各位のご尽力に敬意を表します。

さて、新型コロナウイルス感染拡大は新たなステージに入ったようです。発生から1年以上が過ぎ、感染拡大の核とも言われる東京・大阪を中心とした関東圏や関西圏への2度目の緊急事態宣言の発令に対しても新規感染者数は減少しきらず下げ止まり状態、ワクチン接種が具体的に進む中で感染源が変異種に移行しつつある等、見えない敵との闘いはまだまだ優位に立てません。

そんな状況の中、2021年度の活動が始まります。昨年度一年間中止となっていた武専が4月から再開されます。年間6回の開催です。午前中に実技を3コマ(120分)、午後に1コマ(60分)配置して変化を持たせると共に所属長のより多くの参加を募ります。昇格考試は年間8回の開催です。3月28日付本部通達で、新中学生の少年部受験科目適用期間(6月末まで)の延長(10月末まで)と単独動作による技術審査と事前レポートによる学科審査代替措置の実施も感染状況を加味する中での実施を認めることが示されました。他にも受験延期時の允可日の扱いについても指示があり、各所属長へは『お知らせ』画面に掲載されるということなので確認をお願いします。会場は例年通り愛知県武道館ですが、大道場の改修工事が始まるために一年間使用できなくなります。なぎなた道場と剣道場を中心に昇格考試と武専のやりくりしていかざるを得ません。

2021年度も引き続き感染拡大防止対策を講じながら窮屈な環境下での活動となることをご理解ください。会員各位のご理解ご協力をお願いします。

 

2021.3.29

愛知県少林寺拳法連盟 理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2021年2月 理事長通信

合掌

今月2日(火)、11都府県に発令されていた緊急事態宣言について、栃木県のみ予定通り今月7日に解除、残る10都府県については3月7日まで1ヶ月間延長するとの発表がなされました。新規感染者数に減少化傾向がみられるものの医療提供体制の逼迫が依然として深刻な状況にあるとしての判断です。宣言延長に伴い改定された基本的対処方針には、対象地域での不要不急の外出や移動の自粛要請について新たに「日中も含めた」と追記されました。感染状況の沈静化しだいによっては緊急事態宣言解除の前倒しもあるとのことです。

これを受けて、早速今後の県内行事について開催是非のご意見や色々な問い合わせをいただいています。まず、グループの指針である「警戒レベル3」の状況下でも感染防止対策をしっかりと講じ、“3密”を回避する環境が整っておれば活動可という理解の上で行事開催の可否を検討しています。そのうえで、先日一斉送信でお伝えしたように2月21日の昇格考試、同28日の考試員・審判員講習会は実施する方向で準備を進めております。昇格考試については昨年もコロナ禍の中で経験してきているので緊張感をもって感染防止対策に徹底して取り組むことに変わりはありませんが、考試員・審判員講習会については所要時間短縮とプログラム変更によって2月28日は午前・午後で2回、他に予備日(4/4、5/30の各午前中)を追加することで計4回に分けて“3密”を避ける環境を少しでも整え感染防止をはかりたいと考えています。この時期の講習会開催に対しては懸念を示されるご意見もありますが、考試員・審判員として判定するための資質向上はもちろん、各所属で指導するために情報を共有し見解を統一する場としても貴重な機会です。ご理解いただきたいと思います。

次に、県大会に代わる全国大会選考会の開催経緯についてです。昨年一年間、ほとんどすべての競技団体が大会を中止した影響で昨年末からの各施設の日程調整は非常に難航しました。加えて、愛知県武道館大道場の改修工事も重なり例月の使用もままならない状況となりました。最終的にスカイホール豊田のサブホールと武道館を二日間(土・日)確保することができたので県大会の開催を検討しましたが、出場者の集散スペースが思うように取れないことやメインホールを使用する他団体との動線を整理できないこともあって、やむなく全国大会選考会(7/25)に切り替えることを決断しました。その代わり、別用途で確保できていた春日井市総合体育館にて小中学生を対象にした「少年・少女錬成大会」(11/28)を開催することとしました。因みに、全国大会(10/10 日本武道館)は開催日が2日間から1日に規模縮小されたために種目と出場拳士数の見直し中です。

昇格考試とUNITY武専については愛知県武道館(剣道場・なぎなた道場のみ)を何とか8回確保することができましたが、大道場を使用できないため昇格考試との兼ね合いで武専のプログラムをやりくりしながらの一年間になります。会場移動やスペースを譲り合っての実施にご理解ください。

2011年2月から始めた「理事長通信」も今回で11年目に入りました。時代背景を記憶にとどめるための一面も持たせながらその時々に自分は何をどう考えていたのか、何を伝えたかったのかを含めて会員の皆様とのコミュニケーションツールの一つとして毎月A41枚の原稿を自分に課して何とか続けてくることができました。(ベースにあったのは道院設立当初からの拳士・保護者宛の「道院通信」でしたが、こちらは32年が過ぎました。)

 

私たちの活動になくてはならないものはお互いの信頼関係だと思っています。組織運営にとっては特に心しておかなければならないと思っています。そのための毎月A4用紙1枚で何を伝えるかに拘った取り組みであったかもしれません。この間多くの方からご意見や感想、耳の痛いアドバイスもいただくことができました。直接面と向かって伝えることができなかったことや足りなかったこと、伝え間違ったことをフォローする機会も少なからずありました。説明を尽くすこと、柔軟に対応していくことをこれからも心掛けていきたいと思います。こういう機会をいただけたことにあらためて感謝いたします。

 

再拝

2021年2月7日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2021年1月 理事長通信

合掌

コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で2021年がスタートしましたが、昨夜(13日)、先行する首都圏の1都3県に続いて関西圏(大阪・京都・兵庫)・中京圏(愛知・岐阜)に福岡・栃木を加えた2府5県に対して緊急事態宣言が発令されました。一週間で合計11都府県に拡大されたことになりますが、大きな痛みを伴う措置に対して世論は厳しい反応を示しています。振り返れば1年前、国内初の感染者が報告されてからの我国のコロナ対策は現状を見る限りはとても的確だったとは言い難く、しかも実際に伝説の“アベノマスク”だけでなく後手を踏む場面の連続だったように思えてなりません。世界的に見ても地域的に東アジアは欧米に比べて比較的被害が小さかったはずなのに、感染源とされる中国の感染者数をはるかに超えてこの地域では断トツの感染国になってしまっています。現時点でコロナウイルスをほぼ完璧に抑え込んでいるとされるニュージーランドや台湾と何が異なっていたのでしょうか?

年明け早々から倍々ゲームのように衝撃的な新規感染者数が連日報告されていますが、自分たちの中の危機意識の基準値が麻痺しかけていることに気がつき、愕然とさせられることがあります。慣れることと背中合わせに感染拡大が口を開けているという恐怖感は常に持ち続けていなければならないと思っています。いずれにしても今の状況は医療機関の崩壊が決定的ともいえ、引き続き各自が「感染しない させない」ことを肝に銘じて行動自粛することしかないのでしょう。昨年の10月度から地方で開催されてきた特別昇格考試も今月・来月開催予定が延期となりました。

 

コロナ禍は私たちにあらためて色々なことを振り返らせ、気づかせ、在り方を問いかけているように思います。大きな視点で言えば遅々として進まない地球温暖化や自然破壊への対応、核軍縮や貧富の格差、様々な分断、政治の在り方、危機管理とは、有事に際しての決断等々、数え上げればきりがありません。何よりも、『人』としての価値観や優先順位の在り方をどこに置くのかが特に問われているように思います。開祖が言われた『人、人、人、全ては人の質にあり』に帰結するように思います。有事に際しての対応は“原則”や“基本”に立ち返ることで取るべき道筋が明らかになっていくのではないでしょうか。コロナ禍という国難とも言うべき災禍に対しては事実を正確に受け止め、分析し、優先順位に基づき対策を判断し決断・断行する。何よりも決断に至る根拠について説明責任をきちんと果たすことで信頼関係を維持する。それが一体感を持った対策となり大きな成果・効果をもたらすように思います。

拳士数の減少、指導者層の高齢化はここ数年間以上にわたって組織の課題となっています。組織機構改革の一環で活動内容の露出度が減り、ここ10年間は特にその傾向が顕著になっています。しかし、私たちが目指す“人としてあるべき姿を求める”取り組みは時代を超えて引き継がれていく価値があることを私たち自身がコロナ禍の中で再認識できるのではないでしょうか。具体的な活動が制限される今だからこそできることもあるはずです。『点』を『面』に変える取組みに一体感を持たせることの必要性を県内所属長の皆さんには訴え続けてきました。この時代の広報手段としても手軽で取組みやすいと思います。一体感を持たせたポータルサイトへの加入を検討してみてください。

 

昨年末から2021年度の施設使用について施設管理窓口と各団体間での交渉が行われています。昨年はほとんど全ての競技団体が各種大会の開催を見送ったことから今年は行事開催の申請がオーバーフロー状態で、特に大きな会場については調整が難航しています。併せて、愛知県武道館の大道場が改修工事によって5月以降ほぼ今年一年間使用できないために、例年定期的に開催してきた行事も当たり前に確保できない状況になっています。現時点では、各種全国大会が開催される方向ですから選考会も予定しなければならず、日程に合わせた会場確保が非常に難しい状況になっています。感染状況によっては苦労して確保しても中止せざるを得ないことも起こるわけですから、見えない敵との闘いは何とも始末に負えません。

こういう状況であるからこそコミュニケーションの充実が求められますが一堂に会しての機会が限られていることも現実です。難しい判断を迫られることも出てくると思いますが結論だけではなくそこに至った考え方や裏付け等、可能な限り説明責任を果たした県連運営に努めていかなければと考えています。異論もどしどし寄せていただきたいと思っています。目的を共有することでいろんなアプローチを見出していこうと思っています。引き続き、ご協力をお願いします。

再拝

2021年1月14日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2020年11月 理事長通信

合掌

10月23日は二十四節気の一つ『霜降(そうこう)』、七十二候は『霜始降(しもはじめてふる)』と表され、字の表す通り霜が降りる頃ということです。今までより寒さが加わり、露が凍って霜に変わり始める季節を迎えたということですが、昔は朝に外を見たときに庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから、雨や雪のように空から降ってくると思われていました。そのため霜は降ると言われるそうです。この時期や春の時期に霜が降りると農作物に大きな被害が出るため、寒気の動向に注意が必要な季節となってきました。近年、季節を問わず台風をはじめ自然災害による被害が世界中で甚大化する傾向にありますが、二十四節気七十二候に表される季節感はいつまでも大切にできる環境であってほしいと願うばかりです。11月7日は立冬です。酷暑の夏からいきなり冬に移り変わるようです。

 

さて、10月18日に7月・9月に続いて今年度3回目の昇格考試を開催しました。コロナ禍の中で、3月以降の「集団による活動自粛」によって昇格考試が延期となり、宙ぶらりんになっていた受験希望者、特に新中学生の拳士や進学・就職といった節目を経た拳士の皆さん方が準備してきた努力の成果をできるだけ早いタイミングで発揮できる場を提供したいという思いからの昇格考試再開でした。今回の昇格考試で受験意思のあった拳士についてはとりあえず全てフォローすることができました。来月11月には年度当初の予定にはなかった昇格考試を追加開催します。審査方法についても飛沫感染防止措置を講じたうえで従来のやり方に近づけていきます。これに伴い各所属での修練方法も必然的にそれに対応した内容にしていただくことになります。手探りではありますが、段階を経て徐々に対応を戻していかなければならないと考えております。決して場当たり的に開催しているなどと軽々に結論付けていただきたくはない取り組みです。

 

コロナ禍の対応についてはインフルエンザによる死亡者数や交通事故の死亡者数、年間自殺者数と横並びに比較して「恐れすぎ」と是非を述べる等の厳しい意見も寄せられています。活動自粛や様々な感染予防対策がさしたる考えもなく無作為に行われているとの批判もありましたし、感染拡大防止に向けて「正しい方策」が示せない以上、各所属に判断を任せるべきとの提言もありました。しかし、専門家が下した判断や国が定めた対応策を覆すだけの専門的な知識や根拠をどれだけ私たちが持ち合わせているのでしょうか? いまだに世界で感染が拡大されている現状をどう捉えれば良いのでしょうか。未知のウイルスとの闘いです。慎重に対応を進めていくことは間違っているとは全く思っていません。

コロナ禍は私たちにいろんなことを投げかけています。活動を振り返り、在り方を再考する機会と捉えることが必要だと考えています。“ソーシャルディスタンスを取った修練”や“単演のみの昇格考試”も意味を持たさなければなりません。私たちの活動は、大会参加や資格取得が決して全てではないのですから。昇格考試についても昇級審査は各所属に委ねられていますし、昇段は会場を他団体と共用することや感染防止策の徹底等、感染リスクを抑えるための様々な要素が多岐にわたっているため、組織に一元的な対応が求められるということです。場当たり的に、無責任に開催しているなどとは判断しないでいただきたいと思っています。ただ、いろんな意見や投げかけは組織運営としても大変重要です。Web会議が一般的になってきていますし、今以上に急速に活用が広がっていくでしょう。こういう状況であるからこそコミュニケーションの充実が求められますから異論はどしどし寄せていただきたいと思っています。

 

所属長会議で部外役員の体制についてご報告させていただきました。故・小山 勇 前会長の後任に加えて県連顧問の方々に内諾を得ることができました。ご指導、ご指示をいただきながら普及活動により一層取組んでいきたいと思います。

引き続き、ご協力をお願いします。

 

 【ご協力くださる方々】

   会長  滝  茂夫 様(タキヒヨー㈱ 取締役会長)※新任

   顧問  内田  優 様(東海テレビ放送㈱ 代表取締役会長)※新任

   顧問  大石 幼一 様(中部日本放送㈱ 代表取締役会長)※新任

   顧問  大島 宇一郎 様(㈱中日新聞社 社長)※新任

   顧問  山中 康司 様(㈱デンソー 取締役副社長)※継続

 

再拝

2020年10月25日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2020年10月 理事長通信

合掌

~“動機善なりや 私心なかりしか”~

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏がKDDIの母体となったDDI(第二電電)を設立して巨大なNTTを相手に電気通信事業への新規参入を決断した時に自問自答されたという有名な言葉です。特に大きな決断を迫られた時には必ず何かに頼りたくなります。これまで積み重ねてきた経験であったり誰かの助言であったりと様々な要素を繋ぎ合わせて参考にする場合がほとんどでしょうが、全く直感的に決断する場合もあるように思います。それこそ神頼みもあるかもしれませんが。

この格言からは、まずは普遍的に動機が“善”であり、そこに“私心”がないことを判断基準とすることで、結果いかんにかかわらずその決断が正しい判断に基づくものであったと納得できるようになるのだと思います。安倍長期政権の功罪がきちんと総括されないまま高支持率を背景に菅新政権が発足しましたが、『説明責任』や『政治不信』がそのまま置き去りにされているような閉塞感がなかなか払拭されません。国の運営を任されている国民の代表たる国会議員であるからには自分たちにとって“私心”とは言わないまでも良いところ取りをするのではなく、“動機善なりや 私心なかりしか”と常に自問自答しながら自らの職責を果たしていただきたいものです。差別、分断、格差、改竄、私物化、意趣返し等々、およそ政の世界ではタブーとされる単語だと思いますが、ここ数年間にわたって辟易するほど各種メディアで目にした文字です。加えて先の政権、そして現政権の為政者たちの発言からは性善説も倫理観すらも薄れているように感じられ、この国の形が急速に変えられていっているような恐ろしさを感じてしまいます。

 

さて、コロナ禍の中で正解や出口の見えない闘いを強いられることに疲れ、徐々に感染防止対策に緩みが生じていく状況の先に何が待っているのだろう? そんな漠然とした不安も抱えながらの毎日ではないでしょうか。7月、9月に続いて今月18日には予定通り昇格考試を開催します。受験者数は約70名。3月以降の未受験者も含めての受験希望者数です。前回、前々回同様に愛知県武道館の大道場を含めた会場3ヶ所に分散して“密”を避けながら行います。グループ指針では10月から通常内容での昇格考試を実施可能とする方向性が示されていますが、県連の判断で通常審査への変更は1ヶ月遅らせてあります。3月以降開催していなかった所属長会議も“密”を避けるためになぎなた道場にて12時から久しぶりに開催します。遅ればせながらコロナ禍の中でのコミュニケーション不足解消に少しでも努めていきたいと考えています。

 

去る6月10日、20年以上にわたってお付き合いいただいてきた小山 勇・中日新聞社顧問がご逝去されました。副会長時代を含めると27年間(県連会長として23年間)にわたってご支援を賜りました。突然空席となった県連会長職を含めた部外役員体制については、県連として7月以降取組んできましたが、このたびご縁があって後任者が決まりました。新体制等、詳細につきましては所属長会議にてご説明させていただきます。

11月15日(日)に高校連盟主催の県新人大会が予定通り開催されることになりました。12月には学生連盟主催の大会も開催される方向で検討されているとの情報もあります。感染の再拡大も懸念される中、国の経済活動と同じく少しずつ社会活動が動き出しています。油断せずに感染防止対策を講じるという地道な自己防衛策の継続が求められます。

 

 

 

再拝

2020年10月10日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2020年9月 理事長通信

合掌

愛知県独自の緊急事態宣言(8/6~8/24まで19日間の自粛要請)が予定通り8月24日に解除されたことを受け、各所属の活動も一斉に再開されたことと思います。中には、自粛継続の拳士もおられるかもしれませんが、大方は久々の稽古でしっかり汗をかかれたことでしょう。しかし、依然として“3密”を避けるために相対演練抜きで単演中心のメニュー、飛沫感染を防ぐために気合は出さず、手指消毒に手洗い・うがいと相変わらず窮屈な稽古を強いられています。相手と接触せずに距離を保ったままで行う稽古は、面授面受で手を取り合って行うあるべき姿とは全くかけ離れており、特に少年部の拳士たちにとってはなかなかイメージしにくく難しい取り組みになっていることと思っています。

7月5日(日)、3月以降中止していた昇格考試(昇段)を久しぶりに愛知県武道館(単独使用)で開催しました。3月~6月の受験申込者に対して再度受験の意思確認を行い、80名を上限として会場を3ヶ所に分けて実施しました。相対で技を掛け合うことなく単独で守者・攻者両方の動きを示させてその習熟度・理解度を判定するという審査方法だったため、「何となくこんな形」で臨んだ受験者にとっては技が正確に理解できていないとなかなか対応できていないという光景も見られました。習熟度にかなり個人差があったように見られました。受験者本人が現状の到達点を確認する要素が強い取り組みではありますが、繰り返し課題をクリアできるように各所属でのご指導をお願いしたいと思います。9月6日(日)、コロナ禍での二回目の昇格考試(昇段)を開催しました。7月に続いて他団体の施設使用もなく、エントランスで人込みが生じることなく“3密”を避けて安心して行うことができました。受験者は67名、前回と同様に大道場のほかになぎなた道場と剣道場の3ヶ所を使っての審査でした。ちょうど9月1日付で感染拡大防止に関するガイドラインがグループから更新されたタイミングでもあったので、考試員をはじめ当日出席された所属長と今後の対応について意見交換を行うことができました。約7割の所属長から「10月からは通常のスタイルに戻してほしい」との意見が出されましたが、受験準備する拳士の負担を考慮して現状維持の要望も少なからず出されました。審査方法が頻繁に変更されることがないようとの要望もいただきました。

今回更新されたグループのガイドラインでは「10月以降は通常の審査内容による昇格考試とする」と示されていますが、8月2日付の県連通信20-02で「9月・10月の昇格考試は事前レポートと接触を伴わない実技で審査する」との通知を出していた経緯もあるので、10月度の昇格考試については今月同様のスタイルで実施することとします。事務局からの一斉通信でもお知らせします。

 

さて、11月に行われるアメリカ大統領選挙の行方が非難の応酬によって日ごとに高まっていく中で安倍首相が突然(8月28日)辞意を表明しました。持病の再発という健康上の理由のようですが、“モリ(森友)・カケ(加計)・サクラ(桜を見る会)”の疑惑三点セットに見られる国政の私物化、前代未聞の公文書の隠蔽や改竄といった社会の倫理観を大きく揺るがした問題が突然の後継者選びによってかき消されていくように思えてなりません。

 

「“人、人、人、すべては人の質にあり”他の犠牲において自己の幸福を得ようとする心を捨て去り、相互の信頼と愛情を深め、理解し合い助け合い、手を握り合って理想の楽土を確立すべく個々の人間が己の人格を高める努力をする。全てのことが人によって行われるとするならその立場に立つ人の質を変える以外に世の中を良くする方法はない」少林寺拳法創始当初から一貫している考え方に尽きます。

今、世界は差別と分断の嵐にさらされています。コロナ禍においても“マスク警察”“自粛警察”なるものが出現して自分の行動や考え方に反する他者を力で一方的に否定することがある意味正義として行われています。そんな中で、拠りどころとなる自己を確立することの大切さと難しさをいまさらながら痛感します。

 

再拝

2020年9月7日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2020年8月 理事長通信

合掌

愛知県独自の緊急事態宣言が今月6日に発出されることに伴い、県内所属に対しては前日の5日に「(6~24日まで)集会による活動休止」の連絡をさせていただきました。本山・本部からの『新型コロナウイルス感染リスク評価に基づく道院・支部、連合体の段階的活動基準』に基づく判断でしたが、前回(4月7日)の緊急事態宣言発出時とポイントとされる内容が異なっていたことから休止の判断に疑問を投げかけられる意見も寄せられました。今回の緊急事態宣言は、不要不急の行動自粛とお盆の帰省自粛(県をまたぐ行動自粛)を促すことが中心に据えられたため、夏休み期間とほぼ重なることもあって学校の休校や公共施設の休館等の制限がかけられませんでした。そのため、一気に活動を休止するのではなく段階的な対応もあったのではとのご意見だったと受け止めています。今回のガイドライン適用に際しては事前に本部にも確認し、地方自治体による緊急事態宣言の発出とはいえその適用に一定の幅を持たせてもいいのではないかとの意見もぶつけました。しかし、「今後に向けて検討を進めてはいるが今の時点ではガイドラインの適用をお願いしたい」との回答があり、今回の一斉送信の内容になったということです。感染発生以来、徐々に新型コロナウイルスの特性が解明されつつあるとはいえ、見えない敵との闘いです。何を基準に行動判断するかと言えば、都度示される中央組織の判断に従うことがまずは求められるのではないでしょうか。8月6日現在の、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は愛知県が14.12で、沖縄の31.66は別格として東京(17.36)、福岡(16.83)、大阪(14.76)に次いで高い数字となっています。6月15日時点で本山・本部が出していた感染者数の基準値が0.5人だったことを思えばとんでもない数値となっています。感染リスクを少しでも減らすための基準です。活動中止は残念でなりませんが、感染拡大防止のために今少し我慢を強いられる日々が続きます。本山・本部とも緊密な連携のもとで対応していきます。ご理解・ご協力をお願いします。

さて、先の見えないコロナ禍の中、75回目の終戦記念日を迎えます。広島・長崎の被爆者の平均年齢は83歳を超えたということです。75年という歳月の重みに加えてコロナ禍が追い打ちをかけ、今後の被爆体験の継承活動が危ぶまれています。世界で唯一の被爆国として絶対に“風化させてはならない”暑い夏が続きます。

再拝

2020年8月7日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)




2020年7月 理事長通信

合掌

7月19日(日)、愛知県武道館にて5か月ぶりに昇格考試(昇段)を行います。再開の条件となる道院・支部・連合体の“集会による活動再開”が認められて以降無事に1ヶ月半が経過し、地域内においても顕著な感染拡大状況がみられないこともあって、感染防止のための最大限の予防策を講じたうえでの開催となります。3~6月に受験申し込みのあった100名超の拳士のうち、約50名の拳士が受験します。開催にあたっては「体調確認票」の提出等、受験者はもちろん考試員他関係者各位も十分な体調確認や感染防止の安全対策のもとでご協力をお願いします。審査方法も学科については事前レポートによる代替審査、技術については全て単独(守者)動作での審査となる等、接触を避けるために特別な方法で行うことになっています。当日の審査開始前に研修時間を設けて受験者も考試員も審査方法について理解していただけるように配慮しますので、安心して臨んでいただきたいと思います。また、9月以降の審査方法については今のところ従来方法に戻すことになっていますが、感染状況が全国一律ではないため各都道府県に判断が委ねられるのではないかと推測しています。各所属における修練方法にも差があると思います。実情に合わせて準備を進めていただきたいと思います。いずれにしても、今後も感染リスクが“ゼロ”にはならないことから各自で感染予防対策を講じていただきながらの再開であることを十分にご理解ください。

 

さて、新型コロナウイルスの感染拡大がとどまる様子が見えません。西欧やアジアでは多くの国が一定程度抑え込んでいるものの、世界的に見れば感染は拡大の一途をたどっています。(7月14日現在)213の国と地域で感染者数が1,300万人を超え、死者は57万人を超えています。感染者数は、国別ではアメリカとブラジルが突出しており、当然のことですが国の命運はトップの判断に大きく委ねられているということを改めてこの両国の指導者から学ぶ思いです。新型コロナウイルスによるパンデミックは国によっては天災から人災に移行しつつあるようにも思えてきます。ポーランドのドゥダ大統領が再選され、強権路線の継続が懸念される記事がありました。司法やメディア統制が一層進むとされています。香港に対する中国の国家安全維持法の導入、ロシアの改憲投票では78%の賛成でプーチン大統領は2036年まで続投が可能となる等、前述の両国も含めて世界はどこに向かっているのかが心底案じられるところです。自国ファースト、自分ファーストが何を生み出すのかを一人一人が真剣に思いめぐらさなければならないのではないでしょうか。

コロナ禍は多くのことを私たちに知らしめる機会となっています。特に、我が国にとっては発症当初のマスク不足をはじめとした医療用品・用具の自給率の低さやPCR検査能力をはじめとした救急医療体制の脆弱さ、感染者情報の共有化等の情報監視・処理システムの構築能力等々、何よりも国の危機管理能力不足を痛感させられました。感染第一波をギリギリのところで凌げているのは医療従事者をはじめとした日本人の国民性に負うところがやはり大きかったのではないでしょうか。様々な分析の中から導き出されている要因の中には感染防止に大きな役割を果たしたとされる“マスク着用”をはじめ、国や地域による生活習慣の違いが感染予防の成否に大きな役割を果たしていることも間違いないようです。

猛威を振るう自然災害とウイルス。人知の及ばないものへの対応は世界共通の大きな課題です。自国ファースト、自分ファーストで抑え込めるような代物ではないことを心して次に備える手立てを見出さなければ人類の将来が見えてきません。

危機に瀕した時、せめて私たちの心の中には開祖の言われた『人間関係の豊かさに価値を感じられる』生き方をしっかりと根付かせていたいものです。

再拝

2020年7月15日

愛知県連盟理事長 多月 文博

(愛知県UNITY運営委員会委員長)

 

 

※少林寺拳法“グループ愛知”ポータルサイト構築計画に伴い以下のサイトが立上っています。

 (愛知県連盟サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kenrenにて紹介)

  ■11支部サイト掲載(スポーツ少年団・大学・実業団)

(愛知県教区サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kyoukuにて紹介)

   ■59道院サイト掲載




2020年6月② 理事長通信

合掌
去る6月10日(水)午後0時5分、中日新聞社常任顧問(元代表取締役副社長)の小山 勇様が逝去されました。満85歳でした。愛知県少林寺拳法連盟会長として丸20年、副会長時代を含めると25年の長きにわたって多大なご支援を賜りました。二度にわたって全国大会の大会長を務めてくださり、特に2004年のナゴヤドームでの開催においては会場確保にご尽力くださいました。加えて(一財)少林寺拳法連盟顧問にも就いてくださる等、私たちの活動に深く関わってくださいました。2010年には中部日本放送㈱の夏目和良社長(当時、現相談役)並びに東海テレビ放送㈱の石黒大山社長(当時、現相談役)にお声がけくださり、お三方による心強い支援体制を整えてくださいました。私自身は県連事務局長(2001年)の頃からのお付き合いでしたが、「少林寺拳法の普及活動は別に本業を持っての活動だからこそ価値がある」といつも背中を押していただいたことや、大会パンフレットをはじめ、挨拶文は全てご自身で起稿されるなど、特に文章表現では厳しくご指導を受けたこと、ある時期からは「君が代わりに書けばいい」と言っていただいたことが懐かしい思い出としてよみがえってきます。ここ数年は色々と体調不良の期間もあって、そんな状態にもかかわらず昨年11月の全国大会には一時退院期間中でのご対応でした。年明け早々の『師家承継レセプション』にもご出席くださいましたが、今年の県大会中止をご報告した際の「関係各所には電話連絡ではなく大会長名で文書を出しなさい」とのご指導が最後のやりとりになってしまいました。ともすれば安易な手法をとりがちなところを“かくあるべき”とご指導を受けた場面がたくさんあり、今更ながら残念でなりません。
“長きにわたるご支援に感謝申し上げると共に心よりご冥福をお祈りいたします。”

さて、UNITY本部から6月8日付『各地区における昇格考試中止に関する運用方針について(第3報)』で条件付きながら昇格考試の実施再開が通知されました。8月末までの中止が原則ではあるものの今月から修練が再開されたことを受けて7・8月の昇格考試前倒し開催が認められました。3~6月度昇格考試受験申込者を対象として8月末までに実施する場合に限定して実施内容を一部変更する特例措置も含まれていました。県連では各地区からの意見を集約して検討しましたが、一斉送信にてお知らせしたとおりまずは昇段考試のみ7月19日(日)愛知県武道館の大道場・なぎなた道場・剣道場の三ヶ所に分けて3~6月度受験申込者を対象に実施することに決定しました。7月に前倒しする理由としては、感染リスクが今後も続く中では感染予防に対する意識が少しでも高い状況で実施することの方がリスクを低減できるのではないかという判断に加え、小中高校が再開し社会活動もある程度稼働している中でも感染が安定的に抑えられている状況にあること、受験申込者数が4ヶ月分110名程度(実際の受験者はこれより減少する見込み)で“三密回避”が対応できる状況にあること、拳士のモチベーションを維持させるためには受験準備が整い次第早める方が良いという判断、9月以降の感染予防意識の緩みや感染状況が見えないこと、受験希望者は活動自粛までにある程度の準備を重ねてきているため1ヶ月半の準備期間でも対応できるのでは・・・等から運営上の注意・工夫を重ねたうえで実施することにしました。ちなみに、7月度昇格考試受験申込者は9月6日(日)に9月度の受験申込者と共に愛知県武道館にて実施する予定です。但し、この時には受験内容の特例措置(事前レポートや距離をとってのエアー実技)は適用されません。
再開するにあたって各地区からは様々な意見が寄せられました。修練が再開されたばかりで昇格考試の準備期間としては足りないのではないか、昇格考試再開は早すぎるのではないかという意見も多くいただきました。逆に、受験者の気持ちを汲むと目標が明確になってモチベーションも上がる、せっかく受験準備してきていたので早期の開催は歓迎する、特例措置の適用も正直魅力があるといった内容等、まさに賛否両論でした。あくまでも受験者の意思と所属長の判断をもとに無理のない範囲で受験の可否を決めていただきます。主催する側としては、拳士が安心して受験に臨める場を整えることに全力を尽くしたいと考えています。引き続き、忌憚のないご意見をお聞かせください。

再拝
2020年6月17日
愛知県連盟理事長 多月 文博
(愛知県UNITY運営委員会委員長)

※少林寺拳法“グループ愛知”ポータルサイト構築計画に伴い以下のサイトが立上っています。
 (愛知県連盟サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kenrenにて紹介)
  ■11支部サイト掲載(スポーツ少年団・大学・実業団)
(愛知県教区サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kyoukuにて紹介)
   ■59道院サイト掲載